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Wordをお仕事ツールとして紹介した理由

「フリラ翻訳者入門」での使用ツールはMicrosoft Word

今晩和、毎度おなじみ藤佳あやらです。

こういう本を書きまして、7月11日の技術書典で販売中です。

「ツールってWord使ってるんですね…」と、技術書典で見本誌をご覧下さった方から、意外そうな様子で言われました。

Wordって実は結構多機能なんだよーということで、翻訳に役立つ機能を中心に拙作では紹介しています。
それを今回はnoteでもご紹介してみたいと思います。

①顧客の利用率が高い

どんなお仕事であっても、発注し、仕上がり品を受け取ってくださるお客様ありきです。

私は、中国の学生さん・WEBショップ経営者さん・クリエイターさんといった方から依頼を受けることが多いのですが、95%くらいはWordファイルでデータを受け取ります。(残りは、ベタ打ちテキスト、Excel、PowerPoint、pdfなど)
因みにKingsoft officeなどの互換ソフト利用率が高いらしく、.docで渡されることもしばしば。

少なくとも私の環境では、顧客に目線を合わせると、Wordのニーズが非常に高いようです。

②変更履歴の記録など、意外に役立つ多機能

例えば私は、日本語学習者の方が書いた文章のネイティブチェックなどの赤ペン先生業も行うのですが、Wordには「変更履歴を記録」という校正に役立つモードなどもあります。

この機能はもちろん校正にも役立つし、翻訳時にはこれを使って原文と訳文を並べたり…ということにも役立ちます。

拙作「フリーランス翻訳者入門」本文より

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※ちなみに余談ですが、google docs始め各種互換ツールでは、この校正モードで消した文字を非表示にしてプレビューできなかったりして、地味にイライラします。ちゃんと非表示にしてプレビューできるのが本家本元MS Word様くらいなので、やっぱり本家様なりの理由があるんやなぁと思います。

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③VBAやマクロが使えるので、自分に合わせて作業環境を整えやすい

これ!デカイ!

VBA とは、Office ソフト上で動作するプログラムを書くための簡易的なプログラミング言語です。
頻繁に行う動作をショートカットキーに登録したり、凡雑な繰り返し操作を自動化したり、作業効率を上げるのに役立ちます。
エクセルVBAを活用している方は多いと思うのですが、技術書典でお話した方も、WordVBAは使ったことがないというお声を多々伺いました。

例えば私が実際に活用した例については、拙作「フリーランス翻訳者入門」内でこのように紹介しました。

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まぁこのくらいならまとめて作ったあとに、中国語だけちまちま消せばいいんじゃね?と思われるとおもうんですが、トータル20万文字あったんです、これ。

手作業でやってると気が狂いそうになるし、絶対ヒューマンエラーを起すと判断したので、VBAを書いて自動化しました。
本の中にはサンプルコードも載せています。(が、拙作は、こんなやり方もあるよ~という本なので、流れを簡単に載せる程度に留めています)

③Onedriveと連携させると、自動保存できてありがたい

これも!非常に!デカイ!!

作業の敵とはなんでしょう?

はい、頑張って作ったデータが飛ぶことです。

Word始めとするofficeのデータは、Onedriveに保存することにより、特別何か操作をしなくても自動的にファイルがバックアップされるようになります。
そして、変更履歴も辿れます。

いや~これはありがたい~~~~
Onedrive + Wordを活用するようになってから、データ吹っ飛んだ┏┛死┗┓となることは各段に減りました。

ありがてえ、ありがてえ、、、

こんなことを載せている本、25日まで送料無料。

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一緒に技術書典に出展した仲間たち。

この人たちもnote書いていくらしいですよ。タグは #mokuhyoo_writing

編集とコンサルをやってくれた花房なゆた氏(7/19時点でnoteはいったん完結)
https://twitter.com/1060work
https://note.com/1060work/n/n54badc399b81

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一緒に初出展した友人の鯛さん
https://twitter.com/Tai_3_desu

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