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Cちゃんとの出会いと、瞑想への導き

ある日、Cちゃんという人と出会った。

あれは2012年の最初のころ。

彼女は私が主催したとあるお話会の途中でふらっとあらわれました。

セレブっぽい風貌で、明らかにそこにいる人たちと違ったオーラを放っていた。

声をかけて話をしてみたらプロのアーティストということだった。

しばらく仲良くなったあと、彼女から数年前に南米でアヤワスカを体験してきたという話をきいた。

アヤワスカとはアマゾンに自生している蔓性の植物で、その葉っぱをお茶にしたものをシャーマンの導きによって飲むと、幻覚を見るという。いわゆるサイケデリック体験だ。

私のその数年前、元シャーマンのパブロアマリンゴの本を読んだり、日本人でアヤワスカを紹介した本を出版していた人とかにあったりもした。その人は「もう2度とあんな恐ろしい世界にはかかわりたくない」といっていた。




アヤワスカ体験で素晴らしい導きを見る人もいるが、大半の人は悪夢を見たり、錯乱状態になったり、吐いたり下したり、あたりは地獄絵図みたいになるとも聞いたことがある。

2008年には日本でもこのお茶を飲んだ人が個室ビデオで自殺しようとして火をつけて多くの人が亡くなるという恐ろしい事件があった。当時は日本ではまだ禁止されていなかったが、その後、禁止された。

Cちゃんも体験したときに生まれてからの記憶がいっぺんに戻ってきて錯乱して精神に破綻をきたしそうになったという。

その場にいた前世の弟子に助けられ、なんとか命からがら日本に帰ってきたという。

これからはアヤワスカのように激しい体験はやめて、ゆっくり瞑想をしていこうと、その後は瞑想をしつつ、少しづつ前世を思い出していったそう。

パブロアマリンゴの本を読んだら、植物の精霊とかかわるシャーマンの世界は呪いで殺し合うような恐ろしい世界で、彼も結局、精霊に殺されそうになって足を洗って、その後は画家としてアヤワスカで見た体験を元にした絵をかいていました。

(もしよかったら公式ホームページをご覧ください。大阪の民族博物館には実際に絵が一枚展示されています)

私も自分の前世を知りたい、前世というものがあるのならば、と思っていたけど、アヤワスカのような怖いものは嫌なので、瞑想をはじめようとおもった。

瞑想といってもいろいろとあって、さてどれにしようか、と考えていた。Cちゃんがやってるのは何日も合宿にいかないといけないのでちょっと無理そうだった。

いろいろと比較検討して、結局は合宿とかでなくて通信教育で学べるスタイルの瞑想をはじた。

しかし、前世はすぐに知りたい、という思いが強く、ヒプノセラピー(退行催眠)というのをやっている人がいるときき、連絡してみた。

結構料金がするので、どうなんだろうと思って、きいてみたら、もうヒプノセラピーはやめましたといっておられてびっくり。

「ああ残念。」と、おもったら「もし遊びでよかったらやりますよ」と。

ということで、ヒプノセラピーを無料で受けさせてもらえることになった。