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猫、小さな擦り傷と2ヶ月たたかう

うちのぽっけは3歳の元気な男の子です。
とにかくわんぱくで、遊ぶの大好き!

体格もよく、運動神経もとても優れていると思います。

一月に、たいせつなたいせつなぽっけが怪我をしてしまいました。
その際、ネットで猫の飼い主さんの経験談を読むのがとても救いになったので、わたしも書き残していこうと思います

いつものように猫じゃらしに夢中になっている最中、キャットタワーから足を踏み外し落下しました。

お留守番が長いぽっけのキャットタワーは危険防止のため、高さがかなり低いということもあり、かっこよく着地し、遊び再開!

遊び終わり、ゴロンと寝転んで休んでいるぽっけを、微笑ましく眺めていたら、左後脚に擦り傷のようなものを発見。

先ほどキャットタワーから落ちた時にぶつけたのか、その前からなのかはわかりませんでした。
すぐに動物病院へ。

10ヶ月前も同じような傷を右前脚につくり、病院で一週間分の抗生物質をもらって飲ませたら治ったという経験があったので、今回もそのような処置になると思い、私は意外と落ち着いていました。

予想通り、前回と同じように、一週間分の抗生物質を出してもらいました。
エリザベスカラーは使用しませんでした。
普段首輪もしていないし、慣れない首の異物にストレスを感じてかえってよくないかもしれないと、先生と相談して決めました。
良くも悪くも緊急事態宣言中だったので、わたしは仕事がなく、一日中家にいたので、舐めるのを阻止できるという思いもありました。
前回の怪我も、緊急事態宣言中で在宅していてうまく阻止できたのです。

ぽっけはお薬飲まされ上手で助かります。
赤ちゃんのように抱っこして、お口をこじ開け喉元に落とし、すぐに好きなおやつをあげると、吐き出そうとしないで飲み込んでくれます。
ちゃおちゅーるのような液状より、固形タイプのおやつの方が、錠剤と馴染んで良さそうでした。

しかし、傷口がかなり気になるようで、とても舐めたがります。
すごーくすごーーーく、痒そうです。
一週間では治らず、再び病院へ。

今度は抗生物質プラス、効果が一日のステロイドの注射をしてもらい、飲むタイプのステロイド二日に一回分のを三回分処方していただきました。

痒みは多少はおさまっているようでした。
薬がなくなった頃、小さなカサブタのみだったので、あとは舐めないように見張ることにしました。
正直、抗生物質やステロイドの服用期間が長くなってきていたので、内臓の負担が心配でした。
今度は快方に向かうと思われました。


三日後くらい、とても気になるらしく舐めたがりはじめました。
私が見てない時に一度がっつり舐めたのでしょう。
カサブタがはがれたのか、赤くなっていました。
治りかける。かさぶたを舐め壊すの力と舐め壊す力の綱引きのようでした。

エリザベスカラーを試しました。
布製の軽い素材のものを着けてみたが、上手に自分で脱いでしまいます。
病院でオーソドックスなプラスチック製のを借りて着けてみましたが、とても嫌がり、暴れて壁や柱に頭を打ちかけていて、危険と判断し断念しました。

再び病院に相談に行きました。
もう1ヶ月になります。
痒がりすぎです。
先生と話しているうちに、布の素材や食べ物などでアレルギーを起こしているのでは?という疑念が湧きました。

いつもと違う食べ物。
こころあたりがありました。
非常持ち出し袋に入れているキャットフードです。
普段食べさせているキャットフードは、なるべく穀物の割合が少なく、尿路下部のケアに特化したものにしていますが、小分けパックがないので、非常持ち出し用に小分けパックがあるキャットフードをたまにあげてみようと思い、あげてみていました。
嗜好性に特化しているのでしょう。
はじめて駄菓子を食べた子のように喜んで食べていました。
あまりに欲しがるので、薬を飲ませたあとのおやつの代わりにあげていました。
もしかしたら、体に合わないものが入っているのかもしれません。いつもあげているものに入っていないもの、保存料、着色料。穀物成分の割合も高い。

先生は、それかストレス性かもしれないとおっしゃっていた。
お留守番時間が長かったのに、ずっと私がいますしね…

今度は三週間くらいもつステロイドを打ってもらい、抗生物質も傷が完璧になくなるまで飲ませることにしました。
内臓の負担は心配だったのですが、定期的に受けている血液検査の結果的に大丈夫そうなのと、長引かせせず治し切ることを優先しました。
キャットフードも、合わない可能性があるものはやめて、いつものキャットフードに戻しました。

治った!!
強めのステロイドがかなり効いているようで、全然痒がらなくなりました。

小さな傷がいろんな要因で長引きました。
長いたたかいでした。
ぽっけ、つらかったね。
猫の身に起きることはすべて飼い主の責任です。
ごめんね。
もっともっと気をつけるね。
世界一あいしてるよ。

今回のことで反省点がたくさんあった分、経験を無駄にしないようにしようと固く心に誓いました。

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