これからのSNS集客の正解とは?
インスタに限らず、SNS集客は、かなり厳しい世界へと突入しています。
私が集客のためにインスタを始めた頃は、まだインスタの成長期で、みんなが素人発信者でした。今から4年ほど前ですね。
写真メインのプラットフォームということもあり、言語化が苦手な人でも、簡単に始めることができ、生活の一部を切り取って共有するだけでも、十分成り立っていました。
これまではブログやフェイスブックなどで繋がりを持っていた人たちが
写真で簡単に繋がりだした頃です。
そこからさらに、
・写真が上手い人
・デザインが上手い人
・統一感を出せる人
・世界感のあるひと
・情報開示の上手い人
・被写体として素質がある人
・魅せるのが上手い人
・文書が上手い人
・ビジネス的感覚が上手い人
・キュレーションの上手い人(まとめなど)
こんな人たちが登場しました。
これだけ見ても、本当にさまざまな素質や才能があることがわかります。
わたしはその時技術者だったので、キュレーションと情報開示がうまかったのだと思います。
まだ、この頃、インスタの利用者は情報に飢えていました。
各分野で、上記の才能がある人などの台頭が見られるようになり、フォロワーを獲得していった訳ですね。
そこから、各分野の情報を『教える』というビジネスが生まれます。
実はここで、教育ビジネスが大量に生まれたことにより、インスタは成熟期に突入していきました。
もちろん本当に役に立つ情報を教えることで、価値提供ができる場合もあります。
しかし、単なる『お金儲け』としての手段としてインスタをビジネス利用する人がその大半を占めるようになってしまいました。
こういうことが増えると、
・言われたことを真似する
・形だけ真似する
・ビジネスの形だけ真似する
という人も増えてきます。
そうすると、発信者の言葉の濃度が薄くなってくる。
濃度の違いは、上手いことを言えるかではなくて、本音なのかどうか。
実体験を伴う人の言葉と、ただ言葉そのものを発する人の違いというものは、多かれ少なかれ、受け取り手には必ず伝わるものだと私は思います。
濃度のない言葉は、かぎりなく『嘘』に近い。
この、嘘と真実が入り混じってくると、ひとはそのプラットフォームに信用を置けなくなってくるのです。
SNSを離れて、何も考えなくていい方に流れていく傾向があります。
リサーチして、バズる内容をパクっても、言葉が薄いとしょうもないということ。
さて、題名の話に戻りましょう。
これからのSNS集客の正解は・・・?
私が考えるポイントは、以下の通りです
一つ一つ説明していると、すごく長い記事になってしまうので、簡単にまとめたいと思います。
ネオ原点回帰
まず最初のネオ原点回帰。
シン・インスタグラムの方がいいですかね 笑
やってることは一番最初の頃と同じ。
だけどそこに、新しいインスタの機能を用いて、工夫を入れる。
初めの頃、インスタは、偏愛性を伝える場でした。
今では、承認欲求とビジネスの場になっています。
なので答えは簡単です。
承認欲求とビジネス要素をできるだけ排除し、偏愛性を発揮する場に戻すだけです。
自分がその仕事に関して持っているこだわりを思いっきりぶつける。
誰がみるの?誰が読むの?ということも、ちゃんと届く時期になってきていると私は感じます。
むしろ、そういう話ができないと生き残れなくなりました。
そしてシン・インスタグラムを目指すこと。
時間が経ち、インスタでのお作法が生まれました。
お作法は勝手に生まれ、私たちの中に、インスタってこんな場所という概念が出来上がっています。
『学校はこんな風なルールがあって、こんなふうに勉強する場所』みたいなことです。
なので、その概念に沿った使用方法をしないと、私たちの脳は拒否反応を起こします。
なんでこの使い方?とか、え?なんでリンクないの?めんどくせ。とか
何このデザイン笑 写真切れとるやん・・
みたいに思わせないことが、まず基本のお作法として重要な訳です。
わかりやすく配置すること
読みやすい大きさ
投稿サイズ
色、世界感の統一
といったものを当たり前に装備して、偏愛性をぶつける。
これをまずは念頭に入れておきましょう。
言葉の濃度を濃くする
そして次は、言葉の濃度を濃くするというところです。
ここは先ほども話した通り、実体験に基づく言葉を話せているかがポイントになってきます。
誰かの言葉を引用するだけではなく、自分の体験に基づいた話ができているのかどうか?実際に自分がやったこと・感じたことなどをベースに言葉を発しているのかどうか?
ここがかなり重要なポイントになってきます。
淡々と続ける
実際に運用をしていると、全く反応がなかったり、アカウントが伸びてこないことに関して、感情的になってしまい、発信を続けることができないことがあるかと思います。
一番いいのは、淡々と続けていくことだと思いますが、やりたくない時、 言いたいことがない時などは、思い切って発信を休んだ方が良いです。
そして何事もなかったかのように、また始めてみて下さい。
ネガティブな感情を持ったまま発言してしまうよりは、 淡々と続けていくために何ができるか?と言うことを考えてみてください。
媚びない・飾らない
SNS集客でうまくいかないアカウントの特徴として、
・誰かに気を遣って発信をしている人
・お客様に媚びているアカウント
・自分の本心ではないことを発信している人
などがあります。
この場合、 そもそも、何のために仕事をしているのかという根幹の部分がはっきりしていないことがほとんどです。
お金を儲ける手段としての仕事を選んでいる人が、この状態になりやすい傾向にあります。
当たり障りのない発言ばかりをしてしまう方です。
自分の仕事で誰かを助けたいという思いがあり、
その誰かというのがはっきりしている人の場合、媚びることがありません。
逆に、こういう人は自分のターゲットではないということがはっきりしている人が、SNSの集客でもうまくいくことになります。
わかりやすくする
これは伝え方の問題ですが、 発信者が増えたことによって、情報がかなり溢れてきています。
少し前までは、すごく小さな文字で、ぎゅうぎゅうに情報を詰め込んでいるアカウントなども伸びやすい傾向にありましたが、最近は1つの投稿に対してそれほどの多くの情報を入れないと言うことも重要になってきています。
・簡単に消化できる情報量にする。
・簡単に理解ができるような情報量にする
・動画や写真や図を使う
こういった工夫が必要になってきています。
リンク先もシンプルにすること。
誘導に関して、迷わせないことも引き続き重要になるでしょう。
シンプルにする&複雑にする
この2つは全く違うことのように見えますが、2つの使い分けが重要だと私は考えています。
シンプルなことばかりを発信している人と、 たまに難解なことや難しい話もできる人では、全く違う結果が出てきます。
ただ、シンプルな発信ばかりにしてしまうと、人間的に深みがないと判断されてしまいますし、実はシンプルにわかりやすい情報ばかりを求めてくる人と言うのは、本当は何も求めていないのと同じことだったりします。
シンプルさの中にも深みを出す。
タイトルでの引きなどにも影響します。
感覚できない方は、意識してやっていく必要があると思います。
結構私の場合は大事にしているポイントですが、簡単に説明できるようなものではないので、さらっと説明させてもらいました。
まとめ
ということで、SNS集客が戦国時代に突入している訳ですが 笑
今日話したことを念頭に入れつつ、
まずは何のために仕事をしているのか?
ここから見直してみることが、一番の近道になるかもしれません。
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