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あえて言おう、DM30こそ選ばれたポメラであると!


スタバの小さなテーブルでも何の問題もない!

ポメラといえばdm200やdm250の高級機を使うのが物書きの常道だと言う。たしかに、キーボードのレスポンスはパソコン並みだ。と、いうか実際にパソコンと同じ仕様なのだ。(OSはLinuxだ)

しかし、あえて言おうッ!

DM30こそが選ばれたるポメラニアンが持つに相応しいポメラであると。


画面は「電子インク」である!

DM30の画面は液晶ではない。デジタルな「インク」なのだ。

ポメラはこれまで多くのラインナップを出してきた。それこそガンダムのように。
モビルスーツという括りのなかにおいてザクもグフも、そして皆が愛したあのズダですら1タイプのみが製造された。ところがガンダムという名称のモビルスーツは様々な種類が作られた。RX-78からはじまり、ZだのZZだの、UCにνと……もはや「ガンダムってなんですか?」状態だろう。
ポメラもまた、同じなのだ。
大きく分けて小柄なパソコンに似ているいわゆる「草鞋」タイプと折りたためて小さく収納出来るファーストの流れを汲むものだ。このファーストの系譜にある最新機にして最終機(?)がDM30である。

画面は「電子インク」だ。だから残像が画面に残る。これを嫌う無粋な者がいるが、ポメラの目指した「アナログ的デジタルガジェット」を体現した仕様である。
紙のノートに3Bや4Bなどの濃い鉛筆で殴り書きし、それを消しゴムで消す。再び書き込み、そしてまた消す。やがてノートは鉛筆の黒鉛で黒々としてくる。

これが良いッ!

文房具とはこうあるべきだ。
ところがデジタル機器ではこれを再現するなど不可能だ……と、思われていた。
それをDM30はやらかしたのだッ!
やらかした……いや、やりとげたのだッ!

まるでアナログのノートのように、先に書いて消した文字がうっすら残ったままになっている。素晴らしい。わたしが求めていたものがココにある!

さらにDM30はキーボードが完璧だ。
dm200ののっぺりしたキーとは違い、滑り止めのシボ加工がされている。なんという贅沢な設計だろうか。しかもキーの反発力が心地よく跳ねるように文字を打てる。あまりに反発力が強すぎて時折「打ったはずなのに入力されてねぇ」的事故が発生するが、なに大した問題じゃない。30年前の8ビットパソコン時代には良くあった仕様だ。ノスタルジーを感じられるだろ?


ちゃんとアウトラインにも対応している

最新機種だ。アウトラインも辞書もあるんだよ!

小説を書くために必要な機能は全て揃っている。
dm200/250だけがポメラじゃない。ぼくは200も保有しているが、外へ連れ出すにはDM30だ。

……ルックスが良いからね。


バックライトが無いから暗い場所で書けない?
おいおい、暗ければ「灯りをつける」のは常識だろ?


ぼくは今後もDM30とともに文章を書きまくるのである。


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