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きみ、アルバイトをする暇があるなら小説を書きたまえ!

僕が小説を書き始めたのはいつの頃だったのか正確には記憶していない。
けれど小学生の三年か四年のときに『猫物語』や『なまけ虫』といったタイトルのマンガを描いていた。これらは僕のオリジナルで世に出てはいない。
リスたちがカーレースを行う『リスリコレース』なる珍妙なマンガを描いていたらクラスメイトがそれを真似してパロディマンガを創作した。
これが僕の描いたものより上手くて……悔しくて……だから僕はマンガを捨てて小説を書き始めた。

中学生の頃に四百字詰め原稿用紙に鉛筆で書いた小説『宇宙生物ごろにゃん』の出来に密かに満足していた僕は、それをベットの下に隠して夜な夜な読み返してはほくそ笑んでいた。
その小説が母にバレた。
「あんた、面白いもの書くんだねぇ」
顔から火が出るとはこういうことかと実感した。


令和6年(西暦2024年/皇紀2681年)水無月
6月5日(水)

これから毎日、創作日記を書こうと思う。
明日から始めますので宜しく(^^)/

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