白龍を迎えに行く旅

1月5日 初詣

小国神社に参拝した時に本殿の前に、黒い龍の像(置き物というには大きい立派な像)があった。
神様と狛犬にエネルギーを送ると喜ばれるよ。とある人に言われ、ついでに、黒い龍にもエネルギーを送ろうとしたのだが、スピ的な能力が無いので、送れている自信がなかった。
"ねえ。龍ちゃん、エネルギー送れているか解らないから協力してくれる？"
目を瞑って手を合わせていると、白い小さな龍が、黒い龍の像の口の中に入って行くのが見えた。
"龍ちゃんよろしくね。"
お正月だった事もあり、参拝者が本当に多くて、黒い龍の周りに人だかりが出来ていて、触ったり、写真を撮ったり大騒ぎだった。
家に帰って龍ちゃんを呼んでも、気配が無い。
置いてきちゃったか。

それから半年

そろそろ返してもらおう
迎えに行った。
本殿で
"神様、今年の正月に龍の置き物に私の龍を 入れて帰っちゃったので、返してもらいにきました。連れてかえりますね"
そよそよと気持ちの良い風がふいた。

さてと、あれ？

"えっ？  ええ〜っ？"

龍の像が無い
神職さんに聞いてみた。
"正月から節分までありましたけど、個人の方のご厚意で置かせていただいてたので、お返ししました。"

"、、、、、。"

どうしよう
私の龍ちゃん。

本殿に行く。
"黒い龍さんがいないんです。私の龍ちゃん返してくださいっ。"
ぶぉー っと風が来た。
そして風に包まれた。
しばらく風に包まれ
"解りました。返してくれるんですね"

う〜ん。
どうしようか。
手がかりを探す。
周りを見渡す。
よし！
おみくじをひこう

 願い事    思いのままになります。
              人の世話をすることです。
 待ち人    おくれますが必ず来るでしょう。
 方向       いずれもよいでしょう。

よし！
白龍に会える！
方向、いずれも良い！ってどこ？

取り敢えず神社を出た。

出た所の案内板に 大洞院こちら   と あった。

1番最初に目にした物に行ってみる。

どこに探しに行ったら良いのか解らないときは、神様と本能に任せる。

大洞院    
昔は修験僧の修行の場であった。とある。
気になる単語が 並んでる。
引っ張られる。

手水舎が 龍！
キャー！   龍よ龍！

小国神社には何処にも龍が無かったのですっごく嬉しい。
本堂に 行ってみる。
あ！
龍の彫り物が!!

すっごく優しい顔した龍神様。
ステキ

一通り回ってみる。

でも、ここには私の龍ちゃんいない。
この土地は、空っぽ。
私の龍はいない。

 どうしようかな。
駐車場を出る。

天宮神社        

天宮神社こちら

一番最初に目にした物

よし、ここに行こう。

駐車場から中に入っていく。

手水舎、、、、あ〜!!  龍さん!!
                    お水いっぱいの龍さん!!
         お水かけてあげようねぇ
         幸せそうな龍さん、いいねえ

狛犬さんにご挨拶して
本殿でご挨拶させていただいて
"今日は、私の龍を探しに来ました。
ご存知ありませんか？"
気持ちの良い風がふいたが、もう帰る時間が迫っていた。
帰ろうと思っているのに、体が勝手に奥宮に向かって歩いている。体が行ってしまう。

奥宮、どんなだろう。
木々に囲まれているのに、どこからともなくとても気持ちの良い風につつまれる。

スゴい

 池畔社、ここは前に YouTubeで観た憧れの池。
  憧れの神社だった。
  いつか行ってみたいと思っていた。
  でも、何処なのか解らなかった、あの、神社。

お導きとしか言いようがない。

神様ありがとうございます。

挨拶した。
、、、、すると、白い龍がまぶたの裏に現れた。
          ぬう〜っと。いつもの様に右から左へ

OOちゃん❣️
ここにいたのー？
会えたー！

ああ、神様ありがとうございます。

半年ぶりにあった私の龍ちゃんはとても大きな白龍になっていた。

今度は一緒に帰って来ましたよ。ねっ