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腱板断裂手術日記13


  リハビリの帰り、車イスを押してもらっている男性の患者さんとすれ違った。
中々大きな体格で、優しそうな人。会社での立場も高そうな、、、
見ると、82歳の佐野さんと同じ傷。

思わず、声をかけてしまった。

"膝軟骨ですかぁ?"と私
"そうなんです。"
"人工関節"
"はい。"
"片足だけ?"
"ほんとは、両足って言われてるんですけど、両足1度にやると不便じゃ無いですか〜"
"ここは、結構両足、1度にやる人多いじゃないですか。片足ずつですか?"
"両足やると、動けないでしょう?大変じゃないてすか"
"なるほど〜。"と私
 "片足使えると便利ですから"
"ですよね〜。でも、してない足に負担かけて、痛くないですか?"
"そうなんですよ。痛いんですよ。"
 "で、反対の足、やるんですか?手術。2回も手術するなんて、そっちの方が凄いですよ。"
"もう、やらないです。"
"へ?"
"もう、無理です。こんな大変なことやりません"

裏国語辞典ではたしか

男と書いて、女々しいと読むそうな。

男らしく、女らしくという言葉はもう死語かとは思うけれど、そういう言葉があるのは、そうでは無いから生まれた言葉だと思うし、私が入院していた間に見たのは、女の人で片足ずつやりますなんて人はいなかった。女はやっぱり、度胸があると思う。
時間的、金銭的な物もあるかもしれないが、
思わず、しょうがないわね。ふふっ
でも、男らしくて可愛い。


昨日、散歩で思った

草取り

今日は、ふくろを持って気合いを入れて散歩に出た。
いつものルート
1周12分を3回と草取りで1時間を予定して
草取り、気持ちいい
するっするっと抜ける感じが気持ちいい。
昨日もそうだったが、支度をしている時はカンカン照りでも、私が外に出ると、雲が出てきて風が吹き、涼しい。
風も気持ちいい、草取りも気持ちいい。
15分程したら
ピカッ!
と光って、ポツッと水が落ちてきた。
仕方ないので、1周だけお散歩して帰ってきた

その分、リハビリとストレッチをがんばって。
腕を伸ばして前から上に上げる。
腕を伸ばして横から上に上げる。
結構上がるようになってきた。
ほぼ、90°
ここからなんだよね。
ここまでは、割と誰でも上がるんだけど、ここからはちょっと自分の努力が必要になる。

この病院は、この地域で1番大きな病院だ。
毎日、救急車が来る。
手術もヘタをするとベッドの空き待ちだったり。

なので、この病棟を引っ越す事になった。
明日、引っ越し。

次は、手術後の治療と言うよりは、リハビリを主にやる私みたいな人や、次の病院が見つからない高齢者など、何科とか関係ない病棟だった。
どんな、病棟かな。
優しい看護師さんだと良いなあ。

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