見出し画像

ドラえもんは、夢を奪う

ドラえもんが「良い子のアニメ」になっていることに私は違和感を感じる。

安直に便利な道具で問題を解決する。
姑息な間に合わせのやり方を教えて、何が「夢を与える」だろうか。
未来から来た、なんでも便利な道具を持っているという絶対的な力を持った存在は、夢ではなくて「他力本願」というべきであろう。

作者としては、もともとは、夢とか大きなことを言うよりも、何気ない日常の中の子供の不満や鬱積を、マンガで晴らしてあげよう、というものだったと想像する。

ある種の大人たちは、なんでも「売らんかな」の精神で、インチキばかりしている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?