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コロナをきっかけに人生が少し前に進む

私は夏の終わりが好き。
気温も涼しくなりはじめ、夏のパーッと楽しい気分も落ち着くころ。
空が高くなり、夕暮れが近くなり、どんな時間を過ごしていても心が喜ぶのが分かる。

そんな夏の終わりを感じられる幸せな日々のはずが、今年はちっとも楽しくない。
コロナ後遺症、真っ最中だからである。
コロナ発症からひと月が経ったけれど、夜の発熱、倦怠感、疲労感、そして不眠。
すべての症状は重くないけれど毎日続くと気が滅入る。
そして、これから年末にかけて忙しくなると思うと余計にツラく感じてしまう。
所長に私の体の状態を話しても、「気にしすぎないほうが良い」とまるで相手にされない。

昨年から気を遣う仕事が重なって、強力助っ人を付けてほしいと暗に訴えるが聞き入れられるはずもなく。私がもっと強く言えばよいのかもしれないが、顔色をうかがって強くも出れない私の性格をわかっているので、所長もぬらりくらりとしている。

そろそろ潮時かな・・・

もともと地元に帰りたいと思っていたし、35歳になると地方の求人が一気に減るというナゾ現象もあるので、ここいらで退職して十分に休養をしてから田舎で再スタートを切ろう!

コロナ後遺症の中、一筋の光が差し込むような希望を感じた。

早速、所長に退職の旨をメールで伝えた。
本来は直接伝えるのがスジなのであろうが、転職先も決まっていない中で退職を伝えても十中八九言いくるめられて退職できない私なので、メールで一方的に「もう辞めるのだ!これは決定事項なのだ!!!」と伝えるほうがうまくいくと思ったのである。

そして、その翌日に所長に直接会って、案の定、言いくるめられでいる(笑)

しかし、これまでの「言いくるめ人生」よりも前進できたことは、「とりあえずの休職」を勝ち取れたことではないか。

体調が良くないので休養が必要だから退職!と主張をし続けたところ、落としどころとして「とりあえずの休職」となりました。

人生が前進しているのを感じました(笑)

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むーちーも体調が悪いときは無理に遊ぼうとはしません。
自分の体は代えがきかないものですからね。

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