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#焼き付け法 による#漆塗り をした#ZIPPO (膳継/ZENKEI 作) をGETしました(*ᴗˬᴗ)⁾



#漆  は、一定以上の温度・湿度により、酵素の働きで「乾き(硬化する)」します。(最適なのは温度20~25度、湿度70~80%といわれます)
温度が70度以上になると、漆の中の酵素が働かなくなり、乾かなくなってしまいます。
しかし、さらに高い温度で乾くという特性が漆にはあるこの『焼き付け法』を使い、120~170度の高温で、短期間に一気に硬化させることができます。
この焼き付け法は高温処理するので、木材ではなく、金属や素焼きの陶磁器に塗って使う事が出来ます。


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この要領で、漆をZIPPOの表面に160度の熱で、1時間の焼き付けを3~5回行い出来たものと聞きました。手触りが金属っぽくなく、漆器になるので温かみがあり面白いですね。

漆塗りの工程は塗っては乾かしだけでも、とんでもない回数と時間をかけて行なうものです。

日本では縄文時代には漆塗りの技術があったとされ、かつて欧米諸国では、漆器のことをJAPANと呼んでいたとも読み聞きました。
漆を使い壊れた物をなおして使う【金継ぎ】は今、世界中で注目されています。

SDGズや環境保護を訴えるなら、こう言った本来日本の持つリアルリサイクルである漆芸などの#伝統工芸 を見直し、知ってもらい、伝えていく事が、欧米諸国が言う通りの#環境対策 にただ乗るのでは無く、大切なことかと。


ZENKEI (https://instagram.com/zenkei2021?igshid=YmMyMTA2M2Y=)

最近一緒に出店しています。また、機会があれば実物の漆芸の美しさを見てみてください◉

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