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とほほ

 老後や学生の指導に役立つかと思って、日本語能力検定試験の勉強をしているのですが。そうすると、よく言えば普段使う日本語に敏感になります。これ、外国人や若者に教えるときに、どう教えたらいいかな、とか。

 先日思ったのが「とほほ」。落ち込んだ時のアイコンというか、とりあえずこう言っておけば「自分は落ち込んでいるんだ」ということが伝えられる。相手向けなのか自分向けなのか分からないけど、気落ちした様子を表す日本独特の表現?だろうと。

 「天空の城ラピュタ」を見ていたら、物語の最も後半で出てきました。海賊団の老機関士が自分たちの飛行機が落ちたので「とほほ」。聞きながら思ったのですが、今の若者は使わないかも。

※ちなみにどうでもいい話ですが、近代の船乗りに3つの役割分担があり、1つは花形である航海士、あと2つは機関士と通信士だった模様(祖父が青函連絡船の通信士だったのです)。今はどうなんでしょう。宇宙戦艦ヤマトでも機関士は重要な役割がありましたが、通信士はどうだったろうと今調べてみたら、「相原義一」と書いてありました。黄色い服の人だったでしょうか。

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