国民年金は基本的にかけるべきだ

 ええ、ファイナンシャルプランニング技能検定2級の渡部昌平です。
 巷には国民年金は破綻するかもしれないからかけなくていいみたいな議論もありますが、破綻すると全国的に騒動になりますから、まず間違いなく政府が保護すると思っています。しかも掛け金の半分は税金(厚生年金なら企業拠出)ですから、仮に利子がつかなくても自分が掛けた金額の倍額は受け取ることができます。そう考えると、掛けるに越したことはありません。

 「掛けるな」とネットで呼びかけている人を見ると、僕などは「国の回し者か」と思うくらいです。10年未満の掛け捨て者が出れば出るほど国が儲かるんですよね。10年以上(ひと昔前は25年以上)かけると、かけた人のほうが有利です。お金がない人ほどかけるべき。掛け金の2倍が確定している金融商品などめったにないです。

 ファイナンシャルプランニングの勉強をすれば、長期・分割・積立が推奨されます。できるだけ無駄遣いせず、少しずつでも複利で積み立てる。国民年金とかiDeCoとか積み立てNISAとか、継続が重要です。でもiDeCoとか継続積立できないとメリットがないので、長期的に考える必要ありますよね。絶対に離職しない給与の高い人ならいいですけど。

※FPや金融に詳しい先輩がた、記述に間違いあればいつでもご指摘お願いします。


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