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トルコ風ハンバーグ(キョフテ)

 いえ、普通にハンバーグと言ってもいいんですよ。挽肉に炒めた玉ねぎを入れて焼いたものですから(今回はエリンギも入れてますが)。せいぜい香辛料が違うだけ。クミンとかコリアンダーとかターメリックとか使っているだけ。それをトマトソースで食べようとしているだけ。

 トマトソースとかヨーグルトソースで食べようとしてるだけなんです。いや、名前が恰好いいじゃないですか、キョフテ(トルコ風ハンバーグ)。キョフテ屍(しかばね)拾うものなし、キョフテ屍拾うものなし。今考えるとスパイ大作戦の影響を受けているのか、大人気だった時代劇「大江戸捜査網」ですね。昔からリーダーとか赤の人よりも青の人以下準主役というかNo.2以下の脇役が好きなんですよ(そう井坂十蔵。ワタシは主人公には魅力を感じないのです)。何ででしょうね。日本人は判官びいきと言いますが、がんばれベアーズとかそれいけビッキーズとか、あるいは特攻野郎Aチームとか大好きなんですよ。個性的な脇役が好きなのです(モンキーとかコングとか。大佐も好きだし荒唐無稽なストーリーも好きですが)。自分の生き方にも影響しているかも。

 

 写真はトルコ風ハンバーグの中身とほぼ同じもの(ただし肉比率はかなり少な目)を小麦粉の皮に包んだものです(ウクライナ揚げ餃子(ヴァレニキ)のイメージで作ってみました)。ヨーグルトとマヨネーズのなんちゃってヨーグルトソースつき。皮は薄力粉100gと水60cc+塩少々で作ってますが、「ダマにならない小麦粉」を使ったせいか、生地がちょっとベタベタで皮を伸ばすたびに打ち粉が必要でした。でも油多めで揚げ焼きすると、いい感じで素朴でパリパリの皮になりましたよ。


 

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