【私のマルチ失敗談】⑤紹介者と比較して卑屈に…

おはようございます。
こんにちは。こんばんは。

みると申します。

いつもお読み下さり、ありがとうございます😌

プロフィールにもあるように私は、
・元某MLM(ネットワークビジネス/マルチ商法)会員
(有名なA社、N社ではありません)
・登録期間約5年、登録メンバー0←
・残ったのは製品在庫と借金だけ

でした。
辞めてからも、いろいろ苦しむ場面もあります。

このことから、
ネットワークビジネス(マルチ商法)に関わって
かつての私のように苦しんでいるのに
なかなか辞められなかったり
大切な人がそうなって悩んだりしている方々に

私の失敗談から少しでもヒントを
提供できたらと、noteを書いています。

簡単な自己紹介と経歴
👉自己紹介&note開設理由|みる|note

前回までのnote記事
👉【私のマルチ失敗談】まとめページ|みる@私みたいになるな!|note

今回紹介者のエミカと私に転機が訪れますが
失敗ポイントは、

  • 他人と自分を比べすぎて意識しすぎていた

  • 自分の損得しか考えていなかった

というところにあると思います。


紹介者と比べてしまい卑屈に

●前回までの登場人物や場所、あらすじ

  • みる…私。このnoteの著者。いじられキャラ・ドジな自分が嫌い。
    自己肯定感低い。変わりたい願望あり。

  • Y社…私が過去に登録し、ディストリビューターを務めていたネットワークビジネス(マルチ商法)の会社

  • エミカ…みるが大学時代に知り合い憧れを持っていた友人。明るく元気で自信家。Y社ビジネスの紹介者。

  • ヒデオさん、フミコさん夫妻…エミカの両親。10年以上Y社ビジネスをやっている中堅会員。

  • キヨコさん…エミカ一家のアップライン(親分的存在)
    モデルのようにすらっとしていて、柔軟な考え方ができる女性。Y社で上位会員(月収数百万)。身内の看病等で、あまりビジネス活動できなくなる。

ついに母親から
「マルチやってるの?辞めなさい」
と、とがめられ
「辞めない!いいものだしいい人なんだから
飲めば会えばわかるって!」
と信じてやまない私。
「そんなわけないだろ!」
と、いう堂々巡り。

紹介者エミカに相談するも、
彼女は両親が元々ネットワークビジネス(マルチ商法)をやっている人。

最初はわかろうとしてくれていましたが、
やはり共感しきれなかったのか、サバサバしているエミカはいつまでもうじうじしている私にだんだんイラついてきたようでした。

●紹介者が結婚・みる本人にも念願の彼氏が…!

私の紹介者のエミカは、
彼氏が途切れない女性でした。

そんなエミカが突然
「実は結婚することになったの!」
と報告してきました。

「えええええー⁉️おめでとう!!」
と私。
祝福の気持ちもありましたが、
驚きも大きかったです。

お相手は、10歳年上の男性で交際から半年も経っていなかったと記憶しています。

結婚かぁ…いいなぁ。

私も気持ちに余裕が出てきたし、
そろそろ彼氏とか欲しいなぁ~。

と率直に私は思いました。

当時私は、20代半ばにして
彼氏いない歴=年齢だったのです。

この辺りの詳細は割愛しますが、私は
ビジネス活動の合間に街コンや合コンへ行って
マッチングアプリも登録して
いわゆる"恋活"もしていました。

20代…元気だったなぁ~。(遠い目)

でも、どうしても付き合うまでいかない…
もういいや。
と思い始めたときに、SNSを通じて
大学時代に知り合った男性と再会することになり、何度か食事に出掛け交際することになりました。

●紹介者旦那もセミナー・イベントへ…一方私の彼は…

その間に、エミカは新生活の準備等々を驚くべきスピードで進めていました。

会うたびに「新居が決まった」
「新居でペットを飼うことにした」
「ペットの世話を優先したいからバイト辞めた」
「顔合わせの日が決まった」
「今度の旦那の休みに(婚姻)届を出しに行く」
など、ルンルンで報告してきました。

そんな中、エミカの旦那さんであるヒロトさん(仮名)も、Y社のセミナーやイベントにくるようになりました。

ヒロトさんは口数は少ないけど穏やかな方で、Y社のことも「彼女(エミカ)がやりたいことなら…」と容認していました。
製品もエミカに勧められて毎日飲んでいるようでした。

ただ、ヒロトさんは会社役員をしていて多忙なため、次第にセミナーやイベントには来られなくなりました。

それを見ていて私は、私も彼を連れてきたい!
Y社の環境を紹介したい!
と考えるようになりました。

実は交際前に風邪気味だという彼に、Y社のサプリメント製品をあげたことがありました。
その時彼は「ありがとうございます!」と受け取ってくれ、飲んだ後「喉痛くなくなった~♪」などと感想もくれていたので、エミカとセミナーに来ていたヒロトさんのようにY社のことも受け入れてくれるのではないかと思っていました。

しかし私は、親からY社を猛反対されていた手前、打ち明けることを怖がっていました。

交際開始から数か月経って、ある日私は勇気を出して彼にY社のビジネスをやっていることを打ち明けました。

すると彼は「あ・・・そ・・・そうなんだ・・・!」
と、やはり戸惑った様子でした。
最終的に彼は
「ん~~~…」と唸った後、
「まぁ、周りに迷惑かけない程度でいたらいいんじゃない…」とだけつぶやきました。

この時、Y社に染まり切っていた私は「認めて貰えた!良かった!」と思ってしまいました。

振り返ると、当時私は頭のねじが外れていたと思います。
ん~~~~って彼が言ってる時点で、
もうほぼほぼNOサインだとなんでわからなかったのでしょうか。

自分で自分がこわいよ~~~。

その後、セミナーやイベントに誘ってみますが、
彼の返事はもちろんNO。

「会うときは、みるちゃんと二人だけがいい」
「人見知りだから、そういうところ苦手なんだよ…」
と、いろんな理由を言われました。

ですが、セミナーでは
「みんな最初はNOで当たり前」と言われているので
私はしつこく彼を誘っていました。

ある日、Y社のトップリーダーの方が仲良くしている音楽家の方のコンサートをみんなで観に行くことになりました。

これからビジネスに誘いたい人も
連れてきていいということだったので、
これだったらいいだろう!と彼を誘ったら、
ついに根負けしたのか「わかった、行くよ」と言ってくれました。

私は会場で、エミカ、ヒデオさん、フミコさんを彼に紹介しました。

しかしイベント後、彼には
「なんか俺、あの人たちの雰囲気苦手だわ…」
と言われてしまい、結局それ以来彼はY社にますます不信感を持って、二度とセミナーやイベントに来てくれることはありませんでした。

私はこの日の帰宅途中、「私は何で上手くいかないのー!」
という気持ちで泣いていました。

彼のせいにしたり、
ヒロトさん(エミカの旦那さん)はセミナーやイベントに
何回も来てくれているじゃん!と
またエミカと自分の状況を比べ始めました。

ですが今思うと、アウェイな場所に人見知りな彼を連れて行くのに
楽しんでもらうために、気持ちを汲む力と
準備が足りなかったなと思いますし、
「エミカはエミカ、私は私。他人は他人、自分は自分」
と割り切って考られれば良かったのになとも思います。


ここまで読んでくれてありがとうございました。

何か少しでもヒントをご提供できていたら、嬉しいです🙇🏻‍♀️


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?