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【私のマルチ失敗談】④親から猛反対

おはようございます。
こんにちは。こんばんは。

みると申します。

いつもお読み下さり、ありがとうございます😌

プロフィールにもあるように私は、
・元某MLM(ネットワークビジネス/マルチ商法)会員
(有名なA社、N社ではありません)
・登録期間約5年、登録メンバー0←
・残ったのは製品在庫と借金だけ

でした。
辞めてからも、いろいろ苦しむ場面もあります。

このことから、
ネットワークビジネス(マルチ商法)に関わって
かつての私のように苦しんでいるのに
なかなか辞められなかったり
大切な人がそうなって悩んだりしている方々に

私の失敗談から少しでもヒントを
提供できたらと、noteを書いています。

簡単な自己紹介と経歴
👉自己紹介&note開設理由|みる|note

前回までのnote記事
👉【私のマルチ失敗談】まとめページ|みる@私みたいになるな!|note

ビジネスに本格的に取り組むと決め行動していた私ですが、
やはり上手くいかず。
そんな私の前に更に分厚い壁が立ちはだかることになります。
(今となっては、立ちはだかってくれたのに無視していてごめんねあなた方の言うとおりでした~て感じですけど…)

親からの猛反対

●前回までの登場人物や場所、あらすじ

  • みる…私。このnoteの著者。いじられキャラ・ドジな自分が嫌い。
    自己肯定感低い。変わりたい願望あり。

  • エミカ(仮名)…みるが大学時代に知り合い憧れを持っていた友人。明るく元気で自信家。Y社ビジネスの紹介者。

  • Y社…私が過去に登録し、ディストリビューターを務めていたネットワークビジネス(マルチ商法)の会社

  • ヒデオさん、フミコさん夫妻…エミカの両親。10年以上Y社ビジネスをやっている中堅会員。

  • キヨコさん…エミカ一家のアップライン(親分的存在)
    モデルのようにすらっとしていて、柔軟な考え方ができる女性。Y社で上位会員(月収数百万)。

憧れのキヨコさんが、あまりビジネスに参加できなくなったけど、結果を出していつかいい報告をしたい!
そして、自分も強くなってすごくなって
学生時代にいじめてきた人たちや、大人たちを見返してやるんだ!

と、いう気持ちでビジネスに取り組み続けるも上手くいかず…
相変わらず私繋がりのメンバーさんは0でした。

●Y社の素性を知った親に猛反対される

Y社に入会した頃、私はまだ実家にいました。

Y社の製品は実家で化粧品は使っていましたが、
サプリメントはこっそり飲んでいました。
心配性の母が、抗不安薬を飲んでいることさえよく思っていなかったからです。

「そういう薬はクセになるから、やめた方がいい!」
と母が怒り
「ないと不安で過ごせないの!」
と私が言い返すやりとりが何度もありました。

親に本格的にY社のことについてとがめられたのは、確かビジネスに本格的に取り組みだして、定期配送を始めたことがきっかけだったと思います。

Y社では収入を貰うために月に最低約1万5000円ほど、決められた金額だけ製品を注文しなければいけないという決まりがあります。(当時のルールです)

聞いた話だと、他社のネットワークビジネスでも
それは同じで、この定期配送の最低金額が
もっと高いところもあるようです。

「ノルマはない」と説明会で
言われていたりしますが・・・

定期配送という名の
ノルマじゃん・・・と今の私は思います。

ある日家に帰ると、母が定期配送の段ボールを叩いて
「ねえ・・・何これ?」
と問いかけてきました。

定期配送は、いつもは運よく私の平日休みに届いていたのですが、
この日は私が出勤で、母親が仕事が休みの日に届いてしまったようです。

慌てた私はこう言って段ボールを自分の部屋へ持っていこうとしました。
「あ、ちょっと買い物!抗不安薬の代わりに飲むことにし…」

「あんたマルチやってんの?」

言い終わらないうちに、母が鬼の形相でまた問いかけてきました。

「・・・や、マルチじゃないって。」
まずい・・・と思いながら、私は言い返しました。

当時の私よ・・・
マルチじゃないって言ってるけど、マルチなんだよなぁ・・・

「Y社って会社名が段ボールに書いてあったから調べたんだよ!
化粧品も最近なんか変わったと思ってたら・・・
今すぐ商品全部捨てて、解約しなさい!」
「あんたは詐欺の片棒担いでるんだよ!」
母からの叱責は続きます。

「でも、いいものなんだもん!
いろいろ教えてくれる人もいい人で…
それでやっと精神的に余裕も出てきて…」
と、私は反論しましたが

母は「はぁ…」とため息。

その後はよく覚えてませんが、ずっと言い争っていたと思います。

ですが、その後もふとした時に
「あの会社、解約したんでしょうね?」
と聞かれました。

そこからは「辞めるわけないじゃん」
「辞めなさい!」
の繰り返し・・・

私が「使ってもないのに飲んでもないのに否定しないで!いいものなんだから飲んでみてよ!」
と言うと
母は「嫌だね!詐欺に加担したくない。
そんなにいいものなら、なんで今までコソコソしてたの?
いいものだったらふつう真っ先に家族に勧めるよね?」
と返してきて
「そうやってすぐ否定的に言われるから、言いたくなかったんだよ!」
と私がまた言い返す…。

お互いにああ言えばこう言うの繰り返しでした。

ちなみに父は、怪我の後遺症がある関係で
怪しまれながらも製品を飲んでもらったことがあるのですが、後日…

「あれ、合わない。下痢した。」
と一言。

当時、エミカたちに相談したら
「好転反応だよ~」
「腸がキレイになってるから下痢することがあるんだよ~」
と言われて信じてましたが…
今となると、何でそんなこと言いきれるんだろ…
と思います。

自分の盲信具合が恐ろしいです。


●紹介者は正反対の状況だから気持ちをわかって貰えない

紹介者であるエミカに相談しましたが、
両親が共にY社ビジネスに取り組んでいる彼女には
私の気持ちがなかなかわからないようでした。

最初はわかろうとはしてくれている感じだったのですが、次第に面倒になったのか、うじうじしている私にイライラしてきたのか「もう、マイナスな話やめよ!これからは私がプラスな話するから聞いてっ!」と、自分の友達が製品を気に入ってくれた話や彼氏とのノロケ話などをされました。

エミカはご両親がやってるもんね…いいないつも幸せそうで楽しそうで。
と私は思ってしまいました。

そんなある日セミナーに行くと、他のグループでお母さんを連れてきている男性メンバーさんがいました。

後で話を聞くと、その男性メンバーさんのお母さんも最初大反対だったのですが、男性メンバーさんがフェイシャルエステの資格を取る際にモデルとして施術を受けたことでY社の化粧品に惹かれ、興味がわいてきたそうです。

私もフェイシャルエステのモデルを母に頼んだことがありましたが、
母は「自分以外の人に顔触られるの嫌いなんだよね」とバッサリ断られました

男性メンバーさんのお母さま、物分かりのいい親御さんでいいな…それに比べてうちの親は…なんてことを思ってしまっていました。

それからも、母と私の言い争いは続きました。
母には「みるがY社の話してると、目つきが変わって気持ち悪いよ。
自覚ない?マインドコントロールされてんだよ!」
とまで言われるようになり、私はムキになり
「うるさい!マインドコントロールなんかされてない!
自分で望んでやってるの!」
と、かなりきつい口調で言っていました。

大切な方がネットワークビジネス(マルチ商法)に
ハマってしまった体験を書いている方は、
かつての私ほど感情的になっていないにしても

相手は「いいものなんだよ、いい人たちなんだよ!」
と言い続けていて話にならないということを
よく目にします。

どうすればよいのか、解決方法は
考えても考えても結論が出ないままで
お伝えできないのですが、
(申し訳ありません)

その方の性格やネットワークビジネス(マルチ商法)
に取り組んでどうなりたいと考えているのかに
よるのではないかと考えています。

当時の私は母にY社に出逢って変われたと
いうことだけは認めてほしかったんだと思います。
(なかなか難しいですが)

「そうなんだ、いいものなんだね、
いい人たちに巡り会えたんだね。
でも、こういう面もあるから心配なんだよ…」
と冷静に言ってもらえば・・・いやそんなん無理か💦

逆の立場だったらどうしていたかな…
と、考えると母も感情的に怒っていたのも
仕方ないなとも思います。
本当にこれは永遠のテーマです。

そんな中、また私を取り巻く状況が変わる出来事が起こります。



ここまでお読みくださりありがとうございました。

大切な方がネットワークビジネス(マルチ商法)を
やっているのを辞めさせたい
という方はたくさんいると思いますが、
やっぱりやっているご本人が気づくのが
一番早い近道なのかなと感じます。

それがなかなか一筋縄ではいかないと
自分も経験を通して思うのですが…

でも先ほども書かせていただいた通り、
その方の性格や、ネットワークビジネス(マルチ商法) に取り組んでどうなりたいと考えているのかにヒントがあるのかなと現時点では考えています。


今回は答えが出ず、ヒントになりそうな要素があまりなく申し訳ありません。

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