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田舎暮らし10回目の初秋

20代からずっとフリーランス・ライターの私。帰郷して丸9年目のこの春、還暦目前にして新しい事業を始めるという暴挙に出てしまい…。

東京から一緒に帰って来た愛犬・王子も12歳6カ月のシニア犬になり、人と犬の老々介護もそう遠くない日に始まるであろうタイミングなのに。

事業に必要な空間、設備、機器、道具を準備するのに大枚をはたき、老後の備えは何処へやら。そうして、ようやく開業したら、コロナ騒動で即休業。

オリンピックイヤーで景気がいいはずだったのになぁ。順風満帆を期待したわけではないけれど、想像をはるかに上回る世の中の急激な変化に右往左往。

環境適応力とか、順応力というのは、年齢に関係あるかしら。王子は最近、頑固かつ自己主張が強くなって来たので、私も自分を曲げられなくなっていくかも。

それ以前に、意欲とか、気力というものが、ちっともわいてこないのも年のせい? それとも、コロナ鬱? ただの夏バテ?

ねぶたも花火もなかった今年の夏。秋との境がうやむやで、長引きそうな残暑に王子とともに喘ぎながら、ぼんやりと日々を過ごしています。

さっき届いた津軽の桃(本州北端の青森の収穫は今とこれから)でベリーニでも作ろうかな。あ、リーズナブルなスパークリングワインは飲んでしまった…。





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