気候変動問題

 こんにちは!

 今年の冬はなんだか暖かい日が多くて戸惑いますね。2月に20℃近い気温になったことって、あんまり記憶にありません。寒いよりかは暖かい方が幾分か嬉しい。嬉しいんですが、なんだか年々、四季の差が縮まっている気がしていて、なんとなく寂しい感覚と、「地球、大丈夫かな?」という一抹の不安が頭をよぎります。

 気候変動問題って、僕が子どものころからずーっと言われ続けています。ずーっと言われ続けているのに、全然対応が進んでいないように見えるのは、気のせいでしょうか。きっと裏ではいろいろなことが少しずつ動いているんだと思います。だけど、そろそろラディカルに物事が進間ないと、いよいよヤバいフェーズに入ってきているのも、たぶん事実。僕が子どものことと比べると、技術革新によって景色は様変わりしました。にもかかわらず、問題の根本的な解決に至るには程遠い現状を目にすると、人類にとって大きな困難であるのだなと、改めて感じます。

  気候変動問題の何が大変かというと、これが地球規模で対処する必要があるからだと思うんですよね。人類史上においても、地球に住む全地域が取り組む必要のある問題というのは、これまでになかったのではないでしょうか。僕は今、歴史に興味を持って少しずつ学んでいるんですが、その過程で気づいたことがあります。
 それは、人間同士が合意を得るためには、コストはがめちゃくちゃかかるということです。少数の組織ならば強烈なリーダーシップを発揮する人物がいれば、恐らくなんとかなるでしょう。しかし、組織が大きくなればなるほど、末端にまでコンセンサスが得られづらくなります。この気候変動問題というのは、それが地球全土、全人類に及ぶわけですから、合意形成を図るためにかかるコストは、人類史上最大といえるでしょう。

 このように、差し迫った問題であってもなお、人類が一つの方向を向いて解決に取り組んでいくことは難しいんですね。きっと目に見えて大きな損害を受けるフェーズに突入しなければ、みんなが手を取るということにはならないんだと思います。手遅れにならないように、少しでも良いから、一人一人がこの問題について考えていけると良いですね。

 それではまた!

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