GTA6とゲームの未来

 ロックスター・ゲームスの最新作『グランド・セフト・オートVI』が2025年に発売されるらしいですね。昨日、その第一弾トレイラーが公開されたようです。

 

 いやぁ、凄まじい映像美ですね。実機によるプレイ映像ではないため現時点ではなんとも言えませんが、これに近いクオリティと物量で動作するのだとしたら、仮想空間も現実にかなり近づいているように感じます。GTAシリーズといえばオープンワールドゲームの超大作ですが、ついにここまで来ましたか。

 GTA6は2025年に発売するようですが、なんと前作から12年の時が経っています。だいぶ待たせましたね。ただその甲斐あってか、美麗なグラフィックやNPCの数は前作とは比べ物にならないです。仮想空間がどんどん現実に近づきつつあることを実感させられますね。

 ところで一時期話題の中心だったメタバースってありますよね。最近は生成AIが突如として躍り出てきたため隅へ追いやられ気味ですが、メタバースも大手企業の投資が相次いでいました。フェイスブックなんて会社名ごとメタ・プラットフォームズに変えちゃいましたからね。だけど、メタバース技術も日々発展はしているわけです。ブロックチェーン技術により、仮想空間上でのデジタル資産の売買が容易になれば、ユーザーは現実空間と同じように買い物ができるようになります。

 そもそもメタバースはゲームと非常に相性がいいんですが、上記のようなやりとりがもっと手軽で誰でも出来るような形で可能になれば、ユーザーもきっと今より増えますし、仮想空間におけるコミュニティは急速に拡大しそうです。加えてそこにGTA6のような都市空間やそこで働くNPC、さらには野生生物などが実装されれば、まさに第二の生活空間が出来上がります。NPCにAIを組み込めば、従来のような決まったやり取りをするのではなく、自然な会話も可能になるでしょう。

 ゲームは一時期、落ち目のような空気感が漂っていた停滞期にありましたが、現在は逆にかなりのスピードで市場として拡大しています。今回のGTA6のトレーラーをみて、メタバースが出来上がる技術的な土台はすでにできていると感じました。2025年の発売が待ち遠しいですね。

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