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沖縄の生活史、田中美江の生活史。

以下、5月18日にFacebookにあげた文章。

今日の沖縄タイムス朝刊に、私が聞き取った、田中美江さんの生活史が載りました。
明日は、後半の語り(戦後)が載る予定
「沖縄の生活史」
という企画に参加させて頂いて、おばぁの生活史を投稿しました。
100人が100人の語りを聞く企画で、そのうちの1人。これから沖縄タイムスに、生活史が掲載されていきます。書籍化も予定されています。


戦争体験者の戦争体験の前後が知りたくて、戦争体験者ではなくて、田中美江という1人の女性を知りたくて、続けてきたことが7年目にして、形になった。一万字に収めるのは大変だったけど、こうやって、素敵な企画に参加できて、形になることが本当に幸せ、本当に、有難い。

おばぁと出会って7年だけど、その前から、もう物心ついた頃から、戦争に興味あったから笑
長いなぁ〜

26年という人生の中で沢山の時間、向き合ってきた「戦争とは」「人間とは」「生きるとは」「沖縄とは」私なりの答えの一部になる気がする。
自分のために、自分の問いの答えを知りたくてやってきたからね。笑

私が問い続けているものは、(岸先生の言葉を借りると)海のように広く深く、理解するのは不可能だけど、たまたま、潜ったところで見る珊瑚や魚は、海の全てではないけど、間違いなく海の一部であるように、きっと、一部になるんだろうな。

おばぁに前「あんたがいてくれて生きてて良かったさ」って言われた時嬉しくてもう死んでも良いって思ったけど、今日は改めて、生きてて良かった、生きねばなぁ、ってなってる。本当に関わって下さった方、全ての方に感謝してる。
会ってお話ししたい人が沢山頭をよぎる。

特に、おばぁ、おばぁの家族、受け入れて下さって本当にありがとうございます。
ただの変態よな、7年もおばぁにつきまとって笑笑
変態を受け入れて下さって有難い。笑


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今日、平和の塔にいって、報告と座間味の戦争のこと勝手に書いてごめんなさい。を伝えて、手を合わせてきた。気持ち程度になったけど、お掃除も。
昔ある教授に「戦争で生き残った人の声は聞けるけど、亡くなった人の声は聞けないよね。それについてどう思ってる?」って聞かれたことがあって、決してその声を無視して、戦争を語ってはいけないんだと、思った。声は聞けないけど、意識し続ける。
どうか、安らかに、お眠り下さい。

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内容は、新聞を購入して読んで頂くか、沖縄タイムス電子版、登録すれば今なら1ヶ月無料らしいから、それ登録して読んでください〜!

おばぁの生活史の文章なら、ファイル送ることも可能だけど、書籍化もする予定だから、それまで楽しみにして頂けると嬉しいです。


ということで、noteに書くの忘れてたから、
報告。
本が出たら、ぜひ!!

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