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無痛分娩で出産して本当に良かったと思える事【特に男性に見てほしい】

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どうも長谷川です。
2020年7月13日に妻が出産しました。
(コロナの影響で立ち会えなかったですが)
今回、出産するにあたり【無痛分娩】を選択したのですが選択して本当に良かったと思いました。
日本では、まだ浸透しておらずさらに反対意見も多いので今回記事にしようと思いました。

危険性や安全性などは、Webにたくさん情報がありますし厚生省のページなどを見て頂ければわかると思いますので、あえて今回は当事者のパートナーとして【何がよかったのか】というポイントをまとめていきたいと思います。

世界的な無痛分娩の普及率

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厚生省のページから抜粋しましたが何と日本では、5%。。。
海外では徐々に一般化しているようですね。

反対意見

調べてみると反対しているほとんどが男性のようです。
痛みが無いと愛情が沸かないなどの意見が多いようです。
意味わかりませんよね。
産んだ経験も無い上に、どの口が意見しているのかと発言を本気で疑います。
当時、私も複数の方に相談しましたが反対されたのは100%男性でした。
理由は決まって「痛みを我慢するから愛が強まる」という意見でした。その痛みを経験した事あるんでしょうか。。謎です。

また、地域別には都心部より地方の方が反対意見が多く特に親世代からの反対が多いようです。
理由は、【無痛=甘え】という理論が多いようですね。

思うに歯医者に行った際、麻酔というテクノロジーがあるにも関わらず【甘え】を理由に麻酔しなようなものでは、ないのでしょうか。
仕事でもそうですが効率的になる事を【さぼる・楽をする】という理由から毛嫌いする人達と同じような発想に近いような気がしました。

妻が無痛分娩を選択

私の妻は、痛みや血と言うモノが強烈に苦手です。私が料理している際思いっきり包丁で指を切った際その血を見て失神しかけるレベルです。
従って出産には大いに不安を抱えており早い段階から【無痛分娩】を選択しました。妻の希望でもあり、私も技術で痛みや恐怖を感じない方法があるのであればそれを選択したいと思いました。
男は、、、結局やれる事がどうしても限られてしまいますので彼女の意思を100%以上に尊重する事だけは何があっても最優先しようと思いました。

妊娠中

妊娠初期は、高齢出産という事もあり毎回の定期検査は楽しみより不安が大きかった事を記憶しております。
中期を経過してからは、胎児に異常が無い事がある程度わかり非常に安心しました。
また中期から後期にかけ徐々に出産を意識し始めたころも【無痛分娩】を選択した事で出産時の痛みなどに対するプレッシャーや恐怖というものはほぼ無く私の目から見ても相当、安心しきった健やかな妊婦生活を送っていました。
妻も【無痛分娩】だから出産に対する恐怖は全くない。けれど普通分娩だったら痛みを想像するだけで恐怖しかない。と良く言ってました。

出産時

驚いたのは出産直後でした。本人曰く本陣痛がなかなか来ず麻酔を使うタイミングが遅れたが麻酔後は相当リラックスできた状態となり出産もスムーズに進み出産後もかなり元気な姿でした。

子宮口がMAXに開いた後に力む際に痛覚のみが遮断され感覚は残っている為
【いきみの波動】が鮮明に伝わるり、むしろ赤ちゃんとの共同作業をストレートに感じられて大変感動したそうです。
また、ダメージで消耗しきるという事もほぼ無く生んだ直後も元気だった為、産まれた我が子を出産直後から全力で愛情を注ぐことが出来たので本当によかったと言ってました。
過去、注射で失神した事もある為。。。無痛分娩でなければ意識が飛んでいたかもしれませんし相当なダメージが残ったんだろうと思います。

最後に

このnoteは、妻が妊娠生活中とても健やかだった姿を見て出産後に必ず書こうと決めていました。
というのも、相談した相手の半数くらいに(100%男性&地方の人たち)反対されていた為、産む女性の気持ちを考え最適な選択を精神論抜きで自由に選択できるようになったらいいな!と思ったからです。

また痛みが無ければ愛情が無いという謎理論ですが
妻は子供を大変愛しておりますし子供の動き一つに涙を流して感動しているほどです。
従って痛みが無ければ愛情が沸かないという事はあり得ないと思いましたし
無痛=甘えという事でもないと私は思いました。

私は産んだ当事者ではありませんので説得性に欠けるかもしれませんが現在、検討されている方々の参考になればと思います。

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