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『メンタルコーチが教える潜在能力を100%発揮する方法』をSQ4R読書術で読んでみた

何か月ぶりかのnoteです。皆々様お元気ですか?私はそこそこ元気です。確定申告を作っている最中に

「おいっ!弥生に反映されておらんぞ!」

「そこ!弾幕薄いよ!なにやってんの!」

的な感じのことをぶつくさぶつくさ言いながら頑張っております。

今回は

メンタルコーチ鈴木颯人氏の著書『メンタルコーチが教える潜在能力を100%発揮する方法』


をツイ友?が言っていた『SQ4R読書術』を使って読んで、実際にその方法を実践しながら読書感想文(大体読書感想文にならんけどw)を書いていこうという企画でお届けしたいと思います。

SQ4R読書術ってなに?

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そもそもSQ4R読書術ってなんなん?ということから簡単にご説明しましょう。結果から言うと、SQ4R読書術で本を読むことで

自分が重視したいことがフォーカスされた読書ができる

ということです。

このSQ4Rは『スペシャルクエスト4リベンジストーリー』の略ではありません。なんやそのゲーム。復讐劇かて。

SQ4Rとは

S=Survey(調査)
Q=Question(質問)
R1=Read(読む)
R2=Respond(回答)
R3=Record(記録)
R4=Review(復習)

の頭文字をとったものです。

このサイトが一番わかりやすく解説していますので、もっと詳しく知りたい方はどうぞどうぞ。

で、どうやるかっていうところなんですが、さっきのアルファベットの頭文字表に沿ってみていきましょう。

S=Survey(調査)…まずは目次を調べます。
Q=Question(質問)…気になる目次をいくつか(さっきのサイトだと10個くらいだそうですがここは自由です)ピックアップして、その目次に対する質問をいくつか設定しておきます。
R1=Read(読む)…読みます。
R2=Respond(回答)…Qでピックアップした質問の答えを掴みます。
R3=Record(記録)…その内容をノートに記録します。
R4=Review(復習)…またSからスタートして新しいQを作ります。

読書ループですね。でもこれをやると、本に対する理解力が深まって、より良い読書タイムを過ごせるみたいですよ。

実践!

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イケメンだな~。という写真への感想は置いといて、まあここまでがっつりとノート広げなくても良いとは思います。メモパッドに質問を書いていって、答えをサラサラと書いていくような感じですかね。

では『メンタルコーチが教える潜在能力を100%発揮する方法』の目次を見ていくつかの質問をチェックしていきたいと思います。

S=Survey(調査)とQ=Question

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一応職業として物書きなので、大見出し2つと小見出し2つから質問を考えてみます。

大見出し…自分らしく目標達成できる「ゴール設定」のコツ
質問…自分らしい目標達成ってなんぞや?

大見出し…秘めた潜在能力を見つけ出す「セルフリサーチ」
質問…セルフリサーチって自己診断的なもの?占いや企業がやるものと何が違う?

小見出し…「人のせい」にするのをやめると潜在能力が開花する
質問…ミスとかを自分のせいにするとストレスにならん?そこまで心は大きくないけんね!(もはや質問ではなく屁理屈w)

小見出し…「心の声」が聞こえたら目標を変えるタイミング
質問…目標ってそんなに簡単に変えていいモノなん?

という具合です。なんとなくふんわりで良いんです。だって初心者だもの。意識高めに10個も質問しませんって。僕のポリシー

まずはとりあえずビ…じゃなくてやってみる!

ですよ。

R1=Read(読む)とR2=Respond(回答)

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では読んでみましょう。


……
………
…………
……………

読み終わった~!三点リーダ症候群が話題になってましたけど、使いまくってます。ごめんなさいね意識高い系のあなた。使うわ!

で、回答です。さっきの質問を振り返ってみましょう。

①大見出し…自分らしく目標達成できる「ゴール設定」のコツ
質問…自分らしい目標達成ってなんぞや?

②大見出し…秘めた潜在能力を見つけ出す「セルフリサーチ」
質問…セルフリサーチって自己診断的なもの?占いや企業がやるものと何が違う?

③小見出し…「人のせい」にするのをやめると潜在能力が開花する
質問…ミスとかを自分のせいにするとストレスにならん?そこまで心は大きくないけんね!(もはや質問ではなく屁理屈w)

④小見出し…「心の声」が聞こえたら目標を変えるタイミング
質問…目標ってそんなに簡単に変えていいモノなん?

わかりやすく①~④まで番号ふっときました。

まずは①ですね。

①大見出し…自分らしく目標達成できる「ゴール設定」のコツ→自分らしい目標達成ってなんぞや?

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『自分らしい目標設定』っていう言葉にひっかかりを覚えたんですよね。この見出しの中に共通しているキーワードがありました。

『やる気』
『モチベーションの維持』

要は目標をどんだけ立てたとしても、やる気というかモチベーションが継続できなければ自分らしい目標設定ではないんよ?ということ。

人によってモチベーションになる事象って違うと思うんです。

それこそ世界の本田圭介選手のように「達成が難しい目標こそ生きがい!」という人もいれば、楽勝で達成可能な目標を積み重ねることで大きな目標を達成することこそ合理的!という人もいるでしょう。

そういった目標設定の立て方というかアプローチというかの部分こそ

『自分らしい目標達成」

になるんでないかと、この本を読んで感じました。

②大見出し…秘めた潜在能力を見つけ出す「セルフリサーチ」→セルフリサーチって自己診断的なもの?占いや企業がやるものと何が違う?

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セルフリサーチ。簡単に言うと、自分自身に秘められている能力を自分自身で調べましょうよっていうことですね。

企業の人事とか赤いマスクの占い師さんとかがやるものと少し違くて、本当に自分で自分自身と向き合うことの大事さを説いている章なのかな?と思いました。

中にはマクドナルドでもよく使われる

・ジョハリの窓
・SWOT分析(セルフインタビュー)
・5つのなぜ

を駆使した『自分の潜在能力探し』について書かれています。詳しくは読め!ということに尽きるんですが、要約すると

『不向きなところに可能性がつまっている』

っていう部分にセルフリサーチの真髄が秘められていると感じました。要は『伸びしろは機会点にあり!』ってことですね。ケイスケ・ホンダの「伸びしろですね!」(※本人は言っていないらしい)的なところですよ。

とりあえず、自分調べをして、それから自分にどんな潜在能力が秘められているか、そしてどんな伸びしろがあるかを探ってみたらいいと思いますよ。

③小見出し…「人のせい」にするのをやめると潜在能力が開花する→ミスとかを自分のせいにするとストレスにならん?そこまで心は大きくないけんね!(もはや質問ではなく屁理屈w)

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結構色んな本で言われてる部分だと思うんですけど、個人的にこの考え方はストレスを感じるんですよね。たしかに、ミスは巡り巡って自分発信であることがほとんどでしょう。ですけど、もし周りが違う対応をしていたら?あそこで上司がポジティブにしてくれれば?っていう『たられば』を想像してより一層落ち込むといったことも普通にあると思うんです。

むしろなんでもかんでも自分原因って捉えるのは、ストレスしかたまらんやろ?って思う訳です。鈴木さんはこの見出しで次のようなことを書いてます。

直面した状況をどう判断するかは自分次第です。

太字でも装飾でもない部分に書かれている部分なんですけど、この部分こそ問題の発信を自分に置き換えるのは良いこと!って自分に落とし込めるブレイクワードだと感じたんです。

意識高い系の方々は、問題が起こる→自分だったらこうしていた→良い結果になるために自分の能力を上げていこう!っていうマインドが働きます。

逆に僕みたいな意識底辺の人は、問題が起こる→(舌打ち)→なんで俺がこんなことせんといかんとや?(怒)→この人とあんまりかかわらんようにしとこ!っていう、とてつもなく短絡的なアウトプットになってしまいます。

鈴木さんはこう続けます。

自分が当事者として結果を出すとだという意識を持って対応すると、視界が大きく広がります。

ああもう大好きな言葉「意識」ですよ。問題が起こって怒りの感情を出すのは人間として当たり前の反応です。それを「意識」の力によって怒りのパワーを違う部分、つまり問題の起こった原因やプロセスに強制的に向けることで怒りに支配されているときに比べて視野を劇的に広げることが可能になるんです。

ありません?さんざん当たり散らしてから1週間後くらいに「ああ、なんであのとき怒って周りが見えてなかったんやろ」っていうこと。怒りのベクトルを問題解決のベクトルにちょこっと向けることで、視野が広がり、違った視点から問題解決の糸口が見えてくることってありますよね。

そういうことです。

④小見出し…「心の声」が聞こえたら目標を変えるタイミング→目標ってそんなに簡単に変えていいモノなん?

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いいんです!(楽天〇ードマン的に)変えちゃっていいんです!

僕は結構前からSNSで「PDCAは古い!これからはOODAの時代だ!」っていうことを口酸っぱく言ってきました。なんなら自分の父親が偉そうにPDCAを語ってきたときに説教したくらいですw

※OODAに関しては調べてください。

もちろんPDCAにもメリットや使う理由もあるでしょう。しかし、急激な変化が当たり前になった今の時代、PDCAでは「時すでに遅し」っていう場面が結構あると思うんです。

鈴木さんはこの見出しの冒頭でこんなことを言ってます。

目標を立てたのに「達成できないかもしれない」「なんとなくキツイな」と感じ始めたときは要注意。心が悲鳴をあげている証拠です。

キャー!ですよ。ムンクばりの叫びですよ。せっかくがんばって目標を設定していたのに、そのプロセスの中でネガティブな心理状況になったら、すでに心は叫んでるんです。心の中心で「NO!!」と叫んでいるなんとかですよ。

目標達成には「モチベーション」が大事だよね。っていうことを最初の見出し冒頭でも述べました。モチベーションを低下させるのは「心の悲鳴」にほかなりません。そこでOODAを使って現在の状況を判断しながら目標を設定しなおすんです。

1.目標達成できない=モチベーションが低下している
2.モチベーションが低下している=達成可能な目標設定に変える

要は、心が悲鳴をあげるほどキッツイ目標ならば、モチベーションが下がる前に目標変えちゃえ!=目標達成できる!ってことです。もちろん、期限が切られているような目標、というかすでに目標というよりノルマに関してはモチベーションの有無にかかわらず、マストでやんなきゃいけないこと。WANTな目標ならば、心が悲鳴をあげる前に目標を変えちゃった方が生産性高いよ!?ってことなんですね。

『メンタルコーチが教える潜在能力を100%発揮する方法』をSQ4R読書術で読んでみて感じたこと

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とりあえずやってみる!が信条の僕ですが、今回の読書術&本は今までの読書に比べて実りが多い時間になった気がします。もう一回読みたい!ってなりますもんね。今度は違う質問をして、より深掘りして読めるんです。

ライターとして自分が持つ潜在能力はどんどん引っ張りだしたい。それには色んなアプローチを試すことが大事だと思います。今回本をご紹介いただいた村上杏菜先生からは以前にも鈴木さんの本をご紹介頂きました。

仕事はもちろん人生での指針、自分自身(読書の仕方を含めて)を見つめ直すきっかけになったと思います。

最後に、この本をこれから読みたい!と考えているあなたへ。

SQ4R読書術でこの本を3回くらい読んでみてください。本の良さはもちろんですけど、あなた自身の良さも感じるはずです。

と、いかにもライターっぽい感じで締めましたw
ちゃんちゃん♪

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