MIFA A1充電できなくなったので修理
MIFA A1 Bluetoothスピーカーが充電できなくなったので修理してみることに
3年くらい前に購入したと思う
当時、筆者の要件をすべて満たしてくれる商品であったと記憶している
要件
スマホの音声をBluetoothを介して再生できるスピーカー
防塵
防水
Micro SDカードの音声の再生(スマホなしで、単独で音声を再生できる)
PCにUSBで繋ぐと、Micro SDカードの中身を見れる、書き込める
この機能、紹介されてなさそうだけど、地味に便利
AUX入力対応(外部音声入力)
PCのスピーカーとしても使える
2台でステレオ化(TWS機能)
技適マーク付き
不満
実際に使ってみると、TWS機能だけ不満であった
TWS時、2台の接続が安定しない上、再生すると、音が鳴ったまま電源をオフにできなくなることがあり困ることが多々あった
Micro SDカードを抜いて、差して、強引にモードを変えることで対処した
バッテリ駆動のソフトウェアスイッチしかないデバイスが暴走すると、電源が切れなくなって本当に困る
逆に、これ以外は、期待通りだった
TWSを使わなければ、使い勝手がよかったので、ほぼ毎日使っていた
1年くらい使って、充電できなくなった
1年保証と思いきや、18ヶ月保証っぽい(泣)
おそらく、保証を受けられた
2年くらい放置していたが、今回、修理することにした
2台買ったうちの、もう1台は故障していないので、ハズレを引いてしまったようだ
とはいえ、電池はかなりヘタっているが
注意「分解、修理は危険を伴います、保証も受けられなくなります、本記事によって発生した不利益に対して、筆者は一切、責任を取りません」
水回りの過酷な環境に耐え抜いたMIFA A1
miFaと書かれた面の隙間にマイナスドライバーなどを入れて、テコの原理で力を加えれば、簡単に開くが、ケースを変形させてしまうと防水機能が低くなる(筆者は変形させてしまった)
スピーカーと基板とバッテリを取り出す、バッテリが膨らんでいる、これでは充電できそうもない、発火が怖い
明らかにバッテリの問題で、筆者の使い方の問題ではなさそう、保証が受かられただろうと思うと、悔やまれる(とはいえ、中を開けて、バッテリが膨らんでます!なんて、連絡することはできないが)
ケースとバッテリは粘着性の物質で固定されていたので、剥がすのが怖い(バッテリに力がかかりすぎないように慎重に)
一応、搭載されていたチップを調べた(最近、癖になっている)
ATS2825 Bluetooth Module
メインチップ、これ1つでほぼすべての機能を網羅
Quad IO Serial NOR Flash
上記用のフラッシュメモリ、効果音の音声ファイルなどが入っているのかな?
ft2850 Class-AB/D/G Audio Power Amplifier
アンプ
UN8HX Single 4.2V 500mA small size Lithium charge management IC
バッテリの管理
電池ソケットの大きさは「34mm x 49mm」くらいだが、ソケットの爪を折るなどすれば、それより大きなバッテリが入るかもしれない
折らなくても、少し余裕があるので、強引に入れることもできるかも
今回は、34mm x 49mm以下を選んだが、これよりサイズが大きい大容量のバッテリでも値段は、変わらないので、大きな容量を選べばよかったかもと、ここでも少し後悔
バッテリを交換して無事、動作するようになったのだが、どうやら、2024年現在、新バージョンが出ているようだ
端子がType-Cに変更
Bluetooth 5.0に変更
TWS機能が更新(過去の製品と互換性がない😭)
¥2,000台前半で購入できる
交換用のバッテリ代(1000円くらい)、修理の手間、防水機能を失う、アップグレードバージョン、ということを考えると、
新しく買った方がよさそうだ
とはいえ、修理して、使えるようにする嬉しさを感じたので、よしとする
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