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3Dプリンタ造形物にM2ネジを切る

  • 以前、FDM形式の3Dプリンター、フィラメント:TPUでネジを作った、M6とW1/4よりも小さなネジは厳しそうと感じた、M3のソケット側ならできなくもなさそうだが、今回はM2のネジを切りたいと思った

  • ねじ切り加工用のタップを持っていないので、M2ネジを熱して、簡易的にネジを切ってみた

  • ネジをラジオペンチで持って、ヒートガンで熱した後、穴に入れて、ドライバーで回す作業は、結構、手間と感じていたので、スペシャル工具を作成した



それがこれ!
ネジを針金で巻いて固定したモノ



  • 形、長さの調整が自由自在、

  • 掴んだままドライバーでネジを回転することができる

    • (ラジオペンチではやりづらい)

  • おまけに、安価なので熱によるダメージを気にしなくてよい


ネジをヒートガンで熱して(温度はわかっていないが、プリントするときは200度ぐらいなので、それに近い温度がよさそう)、このように設置して、ドライバーでネジを回して、ネジが切ってみた結果、だいぶうまくいった


ネジがきれていそうな感じ
ネジをひっぱても抜けない


以下のヒートガンなら、最大の650℃に設定して、風の出口の近くにネジを置けば、7、8秒でネジを切れる(TPUを溶かすことができる)温度になりそう


2024年現在、ほぼ同等の(日本PSE認証を取得、50〜650℃ 、無段階温度調整、弱風と強風の2種の風力)で、更に安いヒートガンが登場しているようだ


  • スペシャル工具を作る前の作業では、何度もやり直すはまになり、結構、億劫になっていた

    • ラジオペンチを左手に持ち、

    • ラジオペンチでネジをつかんで、

    • 右手にヒートガンを持って熱して、

    • 右手にドライバーを持ちかえて、

    • ネジを造形物の穴に入れて、

    • ネジを回す

    • すぐに冷めてしまうので、早く処理する必要がある

    • あまり焦ると、ネジに触れてしまい、やけどのリスクもあった

  • 今回のスペシャル工具の作成により、気楽にできるようになった


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