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私と写真と
19歳11ヶ月の私の写真家人生の現在地を記すべく、文字と写真を羅列します。
2008年、当時5歳の私に父はお下がりのコンパクトデジタルカメラを授けてくれました。
はじまりです。
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まだ幼い弟、優しく笑う家族、今もHDDに眠るデータを見返すと、頭の片隅の破片が妙に鮮明に蘇ってきます。我ながら5歳児が撮った写真とは思えない出来栄えです(自画自賛)
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2012年、9回目の誕生日を迎えた私に、父は新品のCanonのコンパクトデジタルカメラをプレゼントしてくれました。
連写には難があったものの、画質もシャッタースピード等の性能は上がり、撮影技術の基礎を磨いてくれた癖のある機材でした。
別のコンデジや一眼レフに買い換えた今も大切に保管しています。
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電車ばかり撮るようになったのはこの頃からでした。
2018年、先に一眼レフを導入した友人に感化され、負けじと一眼レフを導入しました。中古のレンズキットで約8万円。半分は自己資本で、もう半分は親から借金して購入しました。メーカーはCanon。理由はライバル視していた友人がNikonユーザーだからという単純なものでした。
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一眼レフとはいえ初級機。暗所や過酷な気象条件下においてはかなり制約のある機材でした。しかしそれを克服する術を学ぶことができたと思います。一眼レフの楽しさも教えてもらいました。
2020年、コロナの流行で学校も休校になり、外出もできなかった時期は家でひたすらカメラを触っていました。
撮り鉄一辺倒だった被写体が再び多様化してきたのもこの頃からです。
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当時私は高校生。なぜ写真趣味を公にしなかったのか、なぜ青春真っ盛り学生生活を撮らなかったのか、かなり後悔しています。
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そして、今年2023年。私はFUJIFILMのカメラを購入しました。
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なぜFUJIなのか、なぜX-T2なのか、理由は多々ありますが、私の心を揺さぶったのは祖父の存在が影響しています。
祖父は昔から"写ルンです"のユーザーで、卒業入学など節目の機会には、必ずそれで家族の集合写真を撮っていました。寡黙ながらどこか芯のある強くて優しい祖父、その姿をどこか追いかけながら掠めながら、写真を撮りたかったのかもしれないです。
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カメラを持って15年、いろいろな人に支えられて今の自分が形作られたのだと再認識する事が多くなりました。これが成長だというのでしょうか。写真に関する良い経験はもちろん、後悔も多々あります。
今回帰省して思ったのは、もっと前から家族の写真を撮っておくべきだったということ。一番撮るべき被写体の存在をようやく認識した pic.twitter.com/L6GspFqz5Q
— んだ (@ndanda_ymg) February 16, 2023
電車追っかけて一生撮り鉄するより、大事な人を撮ったほうが幸せな気がしてきた(悟り)
— んだ (@ndanda_ymg) February 16, 2023
大学生になり、写真部に所属することによって被写体の幅は大きく広がりました。共通の趣味を持つ仲間に刺激を受けながら、新しい作品を創り出せることに生きがいを感じています。
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15年間で25863枚(2023.5.29現在)
次の15年で何万枚撮るのか、どんな写真を撮るのか、自分でもこれからが楽しみです。
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