ビジネスメタバースのoViceシリーズB資金調達(45億円)をご支援しました
oVice、バーチャル空間上の高層ビルが成長中
今回シリーズBとして45億円の資金調達を実行したoViceは、ビジネスメタバースをコンセプトに、バーチャル空間上にオフィスビルを建設する形で、既にトヨタ自動車やPanasonicなど2,200社以上に導入実績があるバーチャルオフィス事業を展開している魅力的なスタートアップです。
オンラインとオフラインを組み合わせる形の出社形態が広がる中、oViceのサービスを利用することで、オンラインでもバーチャル空間上のオフィスフロアで、同僚や上司と仕事の質を高めるアドホックな雑談などがしやすい利点が好評です。
(↓ oVice社資料)
(↓ oVice社HPからの抜粋)
oViceジョンさんをはじめとする社内メンバーの活躍に加え、スタートアップCFO盛島さん(既存株主OneCapital所属キャピタリスト)のコミットぶりに脱帽
oVice創業者であり代表取締役CEOのジョン・セーヒョンさんのワクワクするビジョンと前に前にというエネルギー、それを支える前向きでタレントに溢れた社内メンバーの魅力、に惹きつけられながらご支援しました。
また、シリーズB以降では前進力やメンバー個人の強みだけではなく組織力や守りも必要となる中で、盛島正人さんのスタートアップCFO(臨時)としての即興での戦闘能力の高さ(特に、外資系投資銀行のシリコンバレーオフィスで鍛えた投資家との折衝能力だけではなく、GEの内部監査部門等で鍛えた内部の計数管理等の課題の細部にも向き合える能力、社内外メンバーを動かす人柄)は、今回の資金調達の事前準備と実行、その後の地固めにおいて不可欠な存在と実感しました。
そして、そもそもOneCapitalの少数精鋭のキャピタリストのうちの1人、という盛島さんを、本件の臨時CFO業務にフルコミットさせたOneCapital浅田さんの経営判断にも脱帽です。
oViceメンバーやOneCapitalさんをはじめとする株主の皆様のご支援の陰で、微力ながら弊社も、創業者ジョンさんの頭の中にあるビジョンやイメージを数値化していくような作業や、ビジョン実現のための社内幹部の皆様の各部門の数字を統合する形での事業計画の作成・ブラッシュアップ支援、社内の計数管理における課題への対応、一部の投資家候補とのコミュニケーション等のご支援をしました。
予め決められた業務、というよりは、シリーズB以前のスタートアップにはほぼ必ずある様々な予想外の難しい状況に直面しながら、限られた期間内に膨大なことをやり切るために、足りないところを補うような支援形態です。OneCapitalさんとのご縁で機会を頂き、弊社としても新しい形にて手探りで苦戦しながらの部分もありますが、今後とも少しでもお役に立てれば幸いです。
シリーズBについて詳しくはoViceのプレスリリースご参照ください。
また、以下もご参考です。
今回、oViceはコクヨとの業務提携も発表https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000112.000058507.html
日本経済新聞の記事
https://www.nikkei.com/article/DGXZRSP639177_R30C22A8000000/
▶︎株式会社ファイナンス・プロデュース
「社会を変える事業を創るためのファイナンスをプロデュースする。」というミッションのもと、ドリームインキュベータから新規事業カーブアウト・MBO(マネジメント・バイアウト)を実行して誕生した、スタートアップ起業家専門の投資銀行事業を行う会社です。
特に、日本のスタートアップ業界のボトルネックとも言える、" スタートアップM&Aの規模化と質の向上 "を中核テーマとして、主にシリーズB以降等のグロース・ステージのスタートアップ起業家側のセルサイドFA(Financial Adviser)としてのM&A助言や、大型IPOに向けた資本政策・資金調達の助言事業を展開しております。
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