SANJO PUBLISHING / まちの本屋さん

新潟県三条市の中央商店街にある本屋・喫茶・バー。“まちを編集する”をモットーに営業して…

SANJO PUBLISHING / まちの本屋さん

新潟県三条市の中央商店街にある本屋・喫茶・バー。“まちを編集する”をモットーに営業しています。 OPEN▶︎ 本屋>10:00〜19:00 喫茶、バー>12:00〜22:00 編集室兼リソグラフ工房>事前予約 CLOSE▶︎ (火・水曜日定休)

ストア

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    【出店者向け】ZINEフェア 『ぺちゃくちゃなZINE DAY』

    ※出店者向けの出店申込(参加料お支払い)のためのページです。 7月27日(土)と28日(日)に開催するZINEフェア 『ぺちゃくちゃなZINE DAY 2 号』にエントリーしてくださり、誠にありがとうございます。出店申込に合わせて、BASEでの参加料支払いをお求めの方にご案内となります。 出展料:作品1種類につき、出展料1,000円。冊数や枚数に関しては何枚でも構いません。 ※ZINEフェアは継続的に開催いたします。そのため、当館での委託販売またはご返送をお選びいただきます。気軽におっしゃってくださいませ。 ---------- ◆イベント概要 ZINEフェア 『ぺちゃくちゃなZINE DAY 3』 主催:SANJO PUBLISHING 会期:2024年7月27日(土)~7月28日(日) 時間:10時〜18時 会場:SANJO PUBLISHING (〒955-0071 新潟県三条市本町2丁目13−1) ----------
    1,000円
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    【初回特典付き】NEUTRAL COLORS 5

    リソグラフで刷られたこの雑誌は、インクが手についたり、濃淡に個体差があったり、一冊として同じものはない。それだけに大量生産では実現できない、個体としての「本」を感じることができるのではないか。 かつて、トラベルカルチャー誌の『NEUTRAL』『TRANSIT』『ATLANTIS』を世に送り出してきた加藤直徳(かとう なおのり)が主宰するインディペンデントな出版社〈NEUTRAL COLORS〉がリリースする新雑誌『NEUTRAL COLORS /ニュー・カラー』の第5号。 特集は「言語」。 言語は個がもっとも顕れるものだと考えます。 グローバル化が進んでもスキップできない。 土地の固有性や、個別の文化とか、個であることを重視する NEUTRAL COLORS としては探究したいテーマです。 この特集では言語の伝わらなさを認め、 どうやったら伝えることができるのかを雑誌全体で考えていきます。 いくつの年齢になっても新しい言葉を学ぼうとすること。 点字や手話やジェスチャーで伝えるもの。 言語とは「伝えようとするもの」すべてです。 雑誌をつくりながらいつも思い知らされます。 大切なことを伝えたいのに、うまく言語化できないこと。 海外で、口ごもったり黙ってしまったり、言語の壁が立ちふさがること。 NEUTRAL COLORS にとって言語とは「伝わらないもの」です。 だから、雑誌全体で伝えてみます。 ──(加藤直徳)
    2,970円
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マガジン

  • 編集室&制作

    三条市や周辺地域を中心に、企画・編集・制作などを請け負うクリエイティブ事業を行います。また、8月上旬に本をつくられる「つくり場」を開設予定。

  • まちの本屋

    古書と新書を扱う小さな本屋さんです。ものづくりに関わる本、ものづくりがしたくなる本、ものづくりのアイデアにつながる本をセレクトします。 ※2023年7月から「ひと棚本屋オーナー制度」応募スタート!

  • ひと棚本屋オーナーの掲示板

    ひと棚本屋オーナーとは、『SANJO PUBLISHING』の本棚を貸し出すサービスです。誰もが小さな本屋さんのオーナーになることができます。それぞれのオーナーが、個性豊かな本棚を演出することで、私たちだけでは得られない熱量と多様性を生み出せると思っています。私たちはオーナーの間を取り持ち、さまざまな協働を通じて、“まちの本屋さん”を盛り上げていきます。

ショップロゴ

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https://sanjobooks.theshop.jp
新潟県三条市の中央商店街にある新刊や古書を扱う本屋「SANJO PUBLISHING」のオンラインショップです。ものづくりのまち三条にある本屋として、ものづくりしたくなるような本やものづくりのアイデアが湧くような本を中心に、デザイン・アートなど様々な本を並べています。 火曜日と水曜日が定休日のため、月曜夕方以降の注文分の発送は木曜日以降の対応となりますのでご了承ください。 〒955-0071 新潟県三条市本町2丁目13-1 11:00~19:00 火曜日,水曜日定休 書籍商 一般社団法人 Next Commons Lab 新潟県公安委員会許可第461170001305号
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【出店者向け】ZINEフェア 『ぺちゃくちゃなZINE DAY』

※出店者向けの出店申込(参加料お支払い)のためのページです。 7月27日(土)と28日(日)に開催するZINEフェア 『ぺちゃくちゃなZINE DAY 2 号』にエントリーしてくださり、誠にありがとうございます。出店申込に合わせて、BASEでの参加料支払いをお求めの方にご案内となります。 出展料:作品1種類につき、出展料1,000円。冊数や枚数に関しては何枚でも構いません。 ※ZINEフェアは継続的に開催いたします。そのため、当館での委託販売またはご返送をお選びいただきます。気軽におっしゃってくださいませ。 ---------- ◆イベント概要 ZINEフェア 『ぺちゃくちゃなZINE DAY 3』 主催:SANJO PUBLISHING 会期:2024年7月27日(土)~7月28日(日) 時間:10時〜18時 会場:SANJO PUBLISHING (〒955-0071 新潟県三条市本町2丁目13−1) ----------
1,000円
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【初回特典付き】NEUTRAL COLORS 5

リソグラフで刷られたこの雑誌は、インクが手についたり、濃淡に個体差があったり、一冊として同じものはない。それだけに大量生産では実現できない、個体としての「本」を感じることができるのではないか。 かつて、トラベルカルチャー誌の『NEUTRAL』『TRANSIT』『ATLANTIS』を世に送り出してきた加藤直徳(かとう なおのり)が主宰するインディペンデントな出版社〈NEUTRAL COLORS〉がリリースする新雑誌『NEUTRAL COLORS /ニュー・カラー』の第5号。 特集は「言語」。 言語は個がもっとも顕れるものだと考えます。 グローバル化が進んでもスキップできない。 土地の固有性や、個別の文化とか、個であることを重視する NEUTRAL COLORS としては探究したいテーマです。 この特集では言語の伝わらなさを認め、 どうやったら伝えることができるのかを雑誌全体で考えていきます。 いくつの年齢になっても新しい言葉を学ぼうとすること。 点字や手話やジェスチャーで伝えるもの。 言語とは「伝えようとするもの」すべてです。 雑誌をつくりながらいつも思い知らされます。 大切なことを伝えたいのに、うまく言語化できないこと。 海外で、口ごもったり黙ってしまったり、言語の壁が立ちふさがること。 NEUTRAL COLORS にとって言語とは「伝わらないもの」です。 だから、雑誌全体で伝えてみます。 ──(加藤直徳)
2,970円
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汚穢のリズム きたなさ・おぞましさの生活考

雑草、害虫、ゴミ、悪臭、腐臭、死、排泄、にごり、汚染── 汚穢(きたないもの、おぞましいもの)にかかわる体験や、それを避けようとする人間の行動を掘り下げ、人類学・倫理学・環境社会学などの視点から考察する。 生きていれば避けようなく生み出される排出物を、なぜ厭わしく思うのか。 それらを見えないように隔離し、清掃・美化することはある種の暴力ではないのか。 汚穢に触れたくない、また自分の汚穢を他人に感じとらせたくないという感覚をどのように捉え、付き合っていくことができるのか。 きたないもの、おぞましいものから見えてくる世界とは? 研究者11名とアーティスト3名によるエッセイとインタビュー。 この本は、汚穢のなかから、汚穢として脈打ちつつ、ものを考えようとしている。肉体を成り立たせているものについて、自分の内からにじみ出てくるものについて。あるいは生きる現場でたえず起きているショックや恐怖、嫌悪や恥辱をともなう遭遇について。見難いもの、つまりは目をおおわせるようなものとの交差として経験されながらも、時にはこれまで知らなかった興奮をもたらし、いまある世界に新しい緊張と光を差し込ませるような出会いについて。 本書「はじめに」より(酒井朋子)
2,640円
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ちゃぶ台(1) 「移住×仕事」号

お金にも政治家にも操られることなく、自分たちの手で、自分たちの生活、自分たちの時代をつくる。そんな、生まれつつある「未来のちいさな形」を、「移住」「仕事(今までにない就活)」「農業」という切り口から追う。台割を作らないという、前代未聞の作り方にも挑戦! 新しい時代の空気を新しい編集法によってつかみ取った、未来の幕開けを予感させる一冊。 特集1 移住のすすめ 特集2 今までにない就活 豪華著者陣、すべて書き下ろし! 最初から最後まで読みたくなる雑誌をめざしました。――編集部 (版元より)
1,650円
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ちゃぶ台 (2) 革命前々夜号

景気や政治や時代にふりまわされることなく 育ちつつある「未来の小さな形」を、「食」と「会社」という切り口から追う。 カンパニー(一緒に食べる)、複業・百姓(百の仕事)、地方(じかた)、手作り……希望の「今」がここに。 もともと、会社というのは、以前、鷲田清一先生に教えていただいたように「食をともにする」ために人類が産み出した共同体のはずです。ところが、現状の会社は、株主のほうばかりを向いて、利益、効率が最優先。顧客もそこで働く人たちの気持ちも置いてけぼり。まして、「一緒に食べるために一緒に働いている」なんてことは、はるか遠くに……。 はたして、これから会社はどうなっていくのか? 今が末期とすれば、「次のかたち」は、もうすでに水面下で起きているにちがいない。 「はじめに」より
1,650円
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ちゃぶ台 (3)「教育×地元」号

これからの教育はどうなっていくのだろう? 学びの未来はどこかですでに始まっているのだろうか? 地元はどんどんなくなっていくの? 逆に、現存する地元はずっと窮屈なままなのだろうか? そんな素朴な疑問を携え、雑誌づくりを始めることにしました。 特集1 学びの未来 特集2 新しい地元 内田樹、山縣良和、森田真生、小田嶋隆、山極壽一らが教育を 渡邉格、堀部篤史(聞き書き・木村俊介)らが地元を語る・・・ 豪華著者陣書き下ろし! 最初から最後まで読み通せる雑誌です。 (版元より)
1,650円
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ちゃぶ台 (4) 「発酵×経済」号

これからの10年が黄金時代——。 この言葉に血が通うかどうかは、私たちひとりひとりにかかわっている。すべては自分たち次第。とにかく、ものすごい可能性の真っ只中に自分たちはいる! 特集1 菌をもっと!  特集2 やわらかな経済 尾崎世界観による短編小説、滝口悠生によるエッセイ書き下ろし! 町田康×江弘毅、内田樹×森田真生の対談を収録。 小倉ヒラク、タルマーリー、藤本智士らが発酵を、 近藤淳也、平川克美らがこれからの経済を語る・・・ ほか豪華著者による書き下ろしが盛りだくさん! 言葉の栄養、たっぷりの一冊です。 毛細血管のように、体の、日本の隅々にまでめぐり、 菌のように体内外の、地球上の、あらゆるところでこっそり役にたつ。 『ちゃぶ台Vol.4』は、そんな雑誌でありたいと思っています。————編集部より (版元より)
1,760円
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ちゃぶ台 (5)「宗教×政治」号

「無宗教です」は通じない! 無政府状態は始まっている!? あの「周防大島40日間断水」で、何が起こったのか?  日本の問題がすべてここに凝縮していた…。 尾崎世界観(インタビュー)、滝口悠生(小説)、 藤岡拓太郎、岡田武史「今治からの小さな革命」、 内田樹、益田ミリ、森田真生ほか。 ミシマ社の雑誌、第5弾! <ミシマ社の雑誌『ちゃぶ台』とは?> お金や政治にふりまわされず、「自分たちの生活 自分たちの時代を 自分たちの手でつくる」。創刊以来、その手がかかりを、「移住」「会社」「地元」「発酵」などさまざまな切り口から探ってきました。本号では、「宗教」と「政治」を特集の二本柱に据えました。これからの宗教とは? 政治にどう向き合えばいいか?  災害、毎年のように起こる人災。くわえて、外国人労働者受け入れ策など議論なきまま進む政策。すさまじい勢いで進む人口減少。 大きな問題に直面する現代、私たちはどうすれば、これまでとまったく違う価値観を大切にする社会を構築できるのか。「ちゃぶ台」が、未来にたいして、明るい可能性を見出す一助になればと願ってやみません。 本誌編集長 三島邦弘 (版元より)
1,760円
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ちゃぶ台(6) 特集:非常時代を明るく生きる

非常時代を明るく生きる 終わらない梅雨、四〇度を超える猛暑、残暑なく突入した秋。人との接触を限りなくおさえなければいけない日々。 二〇三五年には北極圏の氷が溶けると最新の科学レポートは告げ、新型コロナウイルスによる死者は全世界で一〇〇万人超えました。 気候変動も、感染症も、人類が一度も経験したことのないスケールで起きています。必然、私たちの生き方も大きく変えざるをえません。 そうした視点に立てば、今私たちが生きているのは、コロナの終息いかんにかかわらず、すでに非常時代、と言えるのではないでしょうか。すくなくとも、非常時代なのだと最初から思っておくほうがいい。どんなにあがいても、悲しんでも、気候変動はノンストップですし、新たな感染症はまたやってくるにちがいなく、自国に目を向ければ、生活苦は重くなるばかり……。 安定した時代よ、もう一度。と嘆いたところで現実はすぐには変わらないわけで、それならいっそ日々を明るく生きよう。明るく生きてさえいれば、この時代を乗りきる知恵やアイデアが湧いてくるでしょうし、多様な生物と共生していく感性も高まってくるかもしれない。 そんな思いをこめて、本号を企画しました。 非常時代を生きる。非常時代を明るく生きる。 そう腹をくくってしまえば、あとは、やることがはっきり見えてきます。 どこに住んでいようと、何歳であろうと、どんな属性に区分されようと、あらゆる人たちが生活者であることだけは免れないはずです。生活者として日々を生きる。明るく生きる。複雑な事象を暴力的にわかりやすくしたりせず、しっかり粘り強く、考えつづけていく。本誌が皆さんのそうした日々のそばにあることを願ってやみません。――本誌編集長 三島邦弘 (版元より)
1,760円
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ちゃぶ台(7) 特集:ふれる、もれる、すくわれる

前号よりリニューアルした雑誌『ちゃぶ台』。 「生活者のための総合雑誌」として、今号も「おもしろい」が詰まっています! *7号特集「ふれる、もれる、すくわれる」に寄せて 本号を構想しはじめた当時、「お金を分解する」を特集テーマに掲げた。ものづくりを生業とする以上、お金の壁に直面しない日はないと言っていいだろう。最高のものをつくりたい。そのためには当然コストがかかる。理想をすべて実現していけば、価格に反映せざるをえない。つまり高くなる。すると、届かない(売れない)可能性が高まる。逆に、安さを優先すれば何かを落とさざるをえない。ものづくりは、最高と最適の均衡点を見つける葛藤の連続。たしかにそうだが、そもそも、「最適」価格は固定されたものなのか?とすれば、どうしても条件が不利な後発組は苦しいまま。定価の抑制は、自分たちの利益を削る形でしか成り立たなくなる。一方、生活者としては限られたなかでやりくりするほかない。視線を外に向ければ、コロナ禍で身体をはって働いておられるエッセンシャルワーカーの方々へのあまりに低い待遇……。な、なんだ、この不均衡?一度、お金そのものを分解しないことには「現代の均衡」へと進めないのではないか。 そして、お金を分解し、生活者としての息苦しさから解放されるためにも、まずは「ふれる・もれる」社会の再構築が欠かせない、そう思うに至った。コロナ下、他者との「ふれる」は禁じられ、ルールから「もれる」ことは許されず、「すくい」のない世になりつつある。政治に目を向けようものなら、絶望ばかり。コロナ以前とは違う「ふれる」「もれる」をつくり直すこと。その先に初めて「救われる」が待っているのではないか。そんな思いとともに本号を企画しました。 今、集まってきた原稿をじっくりと読み、眺め、そうした救いの可能性を見事に「掬って」くれたと感じています。ふれる、もれる、そしてときには、闇に心が「巣くわれる」。その巣くいにまたふれ、そこから何かがもれ、もれたものを掬い、救われる。本号がそうした循環を生むものであることを願ってやみません。――本誌編集長三島邦弘 *ちゃぶ台とは? 何を載せてもいい。誰と食べてもいい。食卓にもなれば、談話の場にもなる。それを囲むだけで、ふしぎと緩やかなつながりが生まれる。ときには囲む必要さえない。ただそこにあるだけで、場が和んだり、無用な対立を解消する。 ちゃぶ台という物体が、期せずして、そんなさまざまな機能をあわせもつように、本誌もまた、年齢、性別、属性といった記号を越えて、あらゆる世代のあらゆる生活者に届く雑誌でありたいです。 「自分たちの生活自分たちの時代を自分たちの手でつくる」。創刊以来、その手がかかりを、「移住」「会社」「地元」「発酵」「アナキズム」などさまざまな切り口から探ってきました。前号より、「生活者のための総合雑誌」をあらためて掲げ、デザインもリニューアルしました。日々の生活のちょっとした支えに、楽しみに、そして柔らかな強さに――。そうした思いをこめて、半年に一度、発刊する雑誌です。――ちゃぶ台編集部 (版元より)
1,870円
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ちゃぶ台(9) 特集:書店、再び共有地

特集:書店、再び共有地 現代に生きる「共有地」たりうる本屋さんを渾身取材!! Seesaw Books(北海道・札幌) ブックカフェ「フルハウス」(福島・南相馬) 栞日(長野・松本) Antenna Books & Cafe ココシバ(埼玉・川口) ポルベニールブックストア(神奈川・鎌倉) ブックハウスひびうた(三重・津) 毎日食堂/MAINICHI STORE(兵庫・南あわじ) ウィー東城店(広島・庄原) 汽水空港(鳥取・東伯) うなぎBOOKS 旧塚本邸(福岡・八女) ◎特集対談 平川克美×辻山良雄 「小商いをはじめたら、共有地ができてしまった———喫茶店店主と書店店主が語る」 *特集に寄せて 社会を安定的に持続させてゆくためには、社会の片隅にでもいいから、社会的共有資本としての共有地、誰のものでもないが、誰もが立ち入り耕すことのできる共有地があると、わたしたちの生活はずいぶん風通しの良いものになるのではないか――平川克美『共有地をつくる』 この一文のあと平川さんは、「国家のものでもないし、『私』のものでもない」、「自分一人で生きてゆくのではなく、かといって誰かにもたれかかって生きているわけでもない場所」と共有地を定義づけます。たとえば、喫茶店、銭湯、居酒屋、縁側など。 これを読んだときすぐに、間違いなく書店もそうだ、と直感しました。なぜなら、私たち(ミシマ社)は書店さんと日々、直取引をおこなうなかで、書店という場が読者、のみならず地域の人たちにとってどんどん「共有地化」しているのを感じていたからです。 いえ、なにも急に起こった現象ではありません。むしろ逆で、かつてはほとんどすべての書店がそうだった。そして、一部はそうでなくなっていた。が、いま再び共有地となっている本屋さんが次々と現れている。同時にその姿はかつてと同じではない。つまり、強すぎる地縁や共同体意識などから解放されてある。 かつてあった、ということは今もできるという裏返し。 かつて、と違うかたちなのは、現代社会が希求するかたちへ変形したということ。 現代の共有地はこうしたふたつの希望を抱えて現出してきつつあるのではないでしょうか。 本特集では、現代に生きる共有地たりうる本屋さんを、普段よりお付き合いさせていただいているミシマ社の営業メンバーたちが取材しました。   ――本誌編集長 三島邦弘 (版元より)
1,980円
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ちゃぶ台(11) 特集:自分の中にぼけを持て

特集:自分の中にぼけを持て 世の中は、ピントを合わせる方向に進みすぎている、かも――。 生活にも、制度にも、仕事にも、あらゆることに、「ぼけ」が効いてくるのではないか?  ・村瀨孝生さん(「宅老所よりあい」代表) 随筆「僕の老い方研究」 ・山極壽一さん インタビュー「山極先生、ゴリラは『ぼけ』るんですか?」 ・若林理砂さん(鍼灸師)、上田誠さん(劇作家)、平野愛さん(写真家)   特別エッセイ「自分の中にぼけを持つための3箇条」 ・・・など、「ぼけ」の力に迫る読み物を多数収録。 *特集に寄せて 自分の中に毒を持て。 岡本太郎のこのことばには、ちいさな存在でも強くなれるのだから、という前提があっただろう。けれど、時は進み、時代は後退し、私たちのなかの毒はすっかり無毒化されてしまった。消毒剤の成分表には「正しさ」の表記。その割合はけっこう高い。もうひとつ高い成分が「くっきり、はっきり、すっきり」といった「透明性」。もし現代人が自分のなかに毒を持ってしまったら、毒への耐性、免疫が乏しく、毒に呑み込まれるのではなかろうか。最悪のばあい、中毒死の危険すらある。 では、今、私たちが自分のなかに持つべきは何か? こう考えたとき、「ぼけ」だと思い至るに時間はかからない。というのは、私自身が何よりそれを欲していたからだ。 実際、クリアカットな物言いをする人より、うーんと唸ったり、何を言っているかよくわからない人に惹かれてきた。白黒はっきりつけましょう、といった風潮にも馴染めない。その傾向は年々、強まるばかりだ。 昨年、『ぼけと利他』(2022年9月刊行)を読んだとき、編集者に大切な要素も「ぼけ」なのでは、とまで思った。きっと、ぼけを欲しているのは私だけでないはずだ。最近でいえば、阪神タイガースの監督に就任した岡田彰布氏の発言が、いちいち話題になる。「いや、おーん、そらそうよ」。そのあまりの「わからなさ」にファンは歓喜する。 今私たちに欠けているものは、岡本太郎が生きていた(経済発展が地球環境より優先された)時代とは二つの点で異なる。 ひとつは、現代人のタフさは、毒では培われない。問題が起きたときの対処法が違う。毒で殺すのではなく、溶かす。そういう解消法が必要とされている気がする。 また、タフになるといっても、昔とちがって強くなるわけではない。それは、包容や寛容といった、質の違うタフさだろう。 だから、自分の中にぼけを持て、だ。 最近、老眼が進みつつあるが、私はこの原稿を裸眼で書いている。おかげで、文字はぼけている。そんな人間が企画した雑誌ですが、最後までおつきあいいただければ幸いです。 ――本誌編集長 三島邦弘 (版元より)
2,200円
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ちゃぶ台 (12) 捨てない、できるだけ

特集:捨てない、できるだけ 私たちが日々している「捨てる」って、なんだろう? 捨てない生活、仕事、商売は、できる? 地球環境が「九回裏」の状況にある今、ゴミ処理最前線の町と本づくりの現場から探る! ・藤原辰史さんインタビュー「九回裏の『捨てる』考」 ・「上勝町ゼロ・ウェイストセンター」ってどんなところ?(レポート) ・土井善晴×大塚桃奈「『ゼロ・ウェイスト』ってなんですか?」(対談) ・平尾剛×中野遼太郎「下手でも『楽しい』を捨てない これからのスポーツ考」(対談) *特集に寄せて ほぼ毎号、特集を決めた直後には、この巻頭文を書き終えている。だが、今号はぜんぜん進まない。特集タイトルの「捨てない」は早々に決定したものの、自ら掲げた言葉に苦しんでいる。 なぜか。理由は明らかだ。捨てているからである。 家では、週に二度の燃えるゴミの収集日に三〇リットル分のゴミ袋に満杯のゴミを詰め、週一度のプラスチックゴミの日も袋はいっぱい。仕事では出荷不能となった書籍を断裁する。自分の足元を見れば、捨てない生活など不可能に思えてならない。「できるだけ」を付けたのは、わが心のうしろめたさ故だろう。 それでも、「捨てない、できるだけ」を特集しようと思った。 持続可能とか地球環境とか、大きな題目を掲げるまでもない。地球の資源を人間の都合だけで消費し尽くし、循環の流れを妨げる。そうした生活に別れを告げないといけないのは当然だ。今あるものを大切にする、大量生産大量消費を見直す。これらはずっと言われつづけているのに、大きく改善したようには思えない。なにより自分自身の日々のなかで。 こう考えたとき、まずは自社でできることからやろうと考えた。それで「捨てないミシマ社」というレーベルを立ち上げることにした。断裁対象となっていた再出荷不能の傷んだ書籍ばかりを集めて販売しようという試みだ。「捨てない、できるだけ」の実践である。 とはいえ、断裁する本はゼロにはならない。返品の過程で、「少し傷んでます」というレベルを越えて、折れたり汚れたりした本たちも出る。それに、そもそも、本をつくる過程でこそ、大量の廃棄物が出るのだ。今回、この特集を進めるなかで、あらためて知った。 きっと、まずは自分たちの関わりのあるところから、ちゃんと知ることから始めるしかない。そして、「捨てない」という選択肢だけでなく、「何を、どう捨てる」かも重要な気がしている。メーカーとしては、何を何でつくるか。余ったり、戻ってきた商品をどうするか、をもっともっと考えなければいけない。 知る、考える、実行する。うまくいかなかったことを改善する。そのささやかな行為の積み重ねが、九回裏逆転満塁ホームランを生む。とは限らないが、それからしか逆転が起きないのは確かなのだ。 (版元より)
1,980円
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ピッツァ職人

本場ナポリの薫陶。 庶民のソウルフードを焼く誇り。 生地と窯に没頭する境地。 職人たちの生き様に、12年越しで迫った、 圧巻のノンフィクション。 何がやりたいのかわからない、と生きてきた私は、そっち側の人たちはきっと特別なのだと思っていた。だけど中村は、「やりたいこと」を一度失った人でもある。真っ暗な場所で、彼はただ、微かに振れた自分の心に従った。(略)さらには取材を重ねるうち、本書に登場する職人のほとんどが、そうした心の振れを見過ごさなかった人たちだと知った。出合いとは、はじめから運命的な顔をしているわけじゃない。逆に言えば、人は誰でも特別になれる、ということだ。(「あとがき」より)
2,200円
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芸人短歌2

文学フリマ東京37で初売りとなった「芸人短歌2」。 【参加メンバー】 大久保八億(巻頭30首) 相川弘道(巻末10首) かが屋加賀 小松海佑 真空ジェシカ川北 真空ジェシカガク 春とヒコーキ土岡 プノまろ マタンゴ高橋鉄太郎 街裏ぴんく 表紙:長良鮎武 挿画:にぼしいわしにぼし (公式より)
700円
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芸人短歌

文学フリマ東京33で初売りとなった「芸人短歌」。 【参加メンバー】 大久保八億 岡田萌枝 かが屋加賀 ガクヅケ木田 ガクヅケ船引 キズマシーンSAMIDARE 車海老のダンス根本 コガラシガーナ鈴木ジェロニモ サツマカワRPG ブティックあゆみ レッドブルつばさ (公式より)
400円
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長い読書

「本を読みなさい。 ぼくのまわりに、そんなことをいう人はいなかった。」 小説を読みはじめた子ども時代、音楽に夢中でうまく本が読めなかった青年期から、本を作り、仕事と子育てのあいまに毎日の読書を続ける現在まで。 吉祥寺のひとり出版社「夏葉社」を創業し、文学をこよなく愛する著者が、これまで本と過ごした生活と、いくつかの忘れがたい瞬間について考え、描いた37篇のエッセイ。 本に対する憧れと、こころの疲れ。ようやく薄い文庫本が読めた喜び。小説家から学んだ、長篇を読むコツ。やるせない感情を励ました文体の力。仕事仲間の愛読書に感じた、こころの震え。子育て中に幾度も開いた、大切な本…。 本について語る、あるいは論じるだけではなく、読むひとの時間に寄り添い、振り返ってともに考える、無二の散文集。 「ぼくは学校の帰りや仕事の帰り、本屋や図書館で本を眺め、実際に本を買い、本を読んだあとの自分を想像することで、未来にたいするぼんやりとした広がりを得た。」 (版元より)
2,530円
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建築家・内藤廣 BuiltとUnbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い

過去最大規模となる内藤廣展の公式図録 & 作品集。「海の博物館」から近作「紀尾井清堂」までの代表作に加えて、学生時代の卒業設計やコンペ案、進行中プロジェクトなど本邦初公開多数。全80作品のドローイング、写真、模型、断面矩計図を収録。 (版元より)
4,290円
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ハンバーガーとは何か? 歴史、調理技法、ビジネスから読み解くハンバーガーの“本当の姿”

30年以上国内外のハンバーガーを研究し続ける著者が、歴史、調理技法、ビジネスの視点からハンバーガーという食べ物を語る。米国だけでなく日本のハンバーガー文化や、長らくブームが続くグルメバーガーについても徹底解説。ハンバーガーの調理技術に触れている部分は、グルメバーガーのパイオニアの1人であり、「ロッテリア」や「バーガーキング」でも商品開発を担った吉澤清太氏が監修。
1,980円
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クック・トゥ・ザ・フューチャー 3Dフードプリンターが予測する24の未来食

介護食、災害食、食育、肥満対応、食品ロス、代替タンパク源 など、24のテーマに分け、3Dフードプリンターによって可能になるであろう2055年の未来の食卓を、3Dフードプリンターの第一人者が予想するアカデミックなSFフードテック本。 【目次】 はじめに 十分に発達した技術は、魔法と見分けがつかない 序章 3Dフードプリンターによる破壊的イノベーション 1章 斬新なかたちをデザインすることができる 物語チョコバナナ/食べる建築/浮かぶラーメン 2章 時間によって変形することができる メタモルフォーゼ・パスタ/形状記憶シリアル/ふるえる納豆 3章 食品ロスを削減することができる ほたて殻バーガー/1,000種の野菜サラダ/コンポストから完全食 4章 新奇食材の利用を促進することができる 江戸文様の培養肉/昆虫アソートクッキー/屋形船でプランクトン料理 5章 時間や場所の制限をなくすことができる 時空そば/拡張する果物狩り/ポケットフード 6章 データやAIを活用することができる 古生物のミックスグリル/レジェンドモードの機内食/あなたの「My御前」 7章 個人に最適化することができる 登山遠足のアイス/“手作り!”の料理/お弁当メンター 8章 楽しみを増強することができる 回転パズルコーン/ブロックのカレーキット/おいしい手書き文字  おわりに なぜ『Cook to the Future』なのか (版元より)
2,640円
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ファッション イン ジャパン1945-2020ー流行と社会

戦中戦後のもんぺ、国際的に華々しく活躍する日本人デザイナーの台頭、ゴスロリ……。日本が生み出してきた装いの文化は、その独自の展開で世界を驚かせてきた。豊かな表現を生み出すきっかけとなった明治期以降の社会状況や流行を発端に、戦後から現在に至るまで日本のファッションを包括的に紹介。衣服、写真、雑誌、映像など豊富な資料を通して、 流行の発信者と衣服をまとう私たち、その両者をつなぐメディア、それぞれの視点から各時代のファッションを紐解く。 ●戦前~2020年のファッションの潮流を約700点以上の図版で総覧 VAN / ジュン / HANAE MORI / ニコル / イッセイミヤケ / KENZO / ユキトリヰ / KANSAI YAMAMOTO / ビームス / コムデギャルソン / TAKEO KIKUCHI / コシノジュンコ / ア ベイシング エイプ / アンダーカバー / ユニクロ / ケイタマルヤマ / TSUMORI CHISATO / ミナペルホネン / Mame Kurogouchi / サカイ / アンダーカバー / アンリアレイジ…etc. ●戦後日本におけるユニークな装いの軌跡を「流行」と「社会」から追随する (版元より)
3,850円
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新潟の酒蔵&まちづくり

毎年10月1日「日本酒の日」に発売する新潟県内全酒蔵を紹介するガイドブックです。 今年は銘柄五十音順にご紹介。特集「新潟のSAKE 新潮流」では新潟清酒の今がわかるトピックスを、県醸造試験場の青木場長のコメントとともに紹介しています。 酒蔵見学、イベント、入賞酒リストなどのデータベース、地酒に強い酒屋さんもご紹介しています。新潟清酒がますますおいしくなる1冊です。 お酒に添えてプレゼントするのに最適なコンパクトサイズです。
1,100円
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増補新装版 遊びを育てる 出会いと動きがひらく子どもの世界

出会いから遊びが、遊びから世界が拡がる。「遊びにくさ」の障壁から子どもを解き放つための知恵の結晶。障害をもつ子ども達の遊びへの援助方法を具体的に示すヒントが満載。環境と子ども主体の関係性のなかからみえてくる実践的世界像を提示する。単に遊びに必要な機能を取り出して獲得させることではなく、いろいろな感情を伴った遊びそのものの豊かな体験を援助することだと考えています。 (はじめにより)
2,200円
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CULTIVATE BIBLE 正義と微笑と60人のカルチベイト考

太宰治によって聖書の言葉を引用しながら書かれた「正義と微笑」を現代における聖書に見立てながら、有名無名を問うことのない60人におよぶ方々の寄稿文「カルチベイト考」を掲載。 「60人のカルチベイト考」における寄稿者(五十音順) 赤木明登 「もういちど能登を耕す」 阿部ふく子「観念の鍬」 荒木優太「遊牧民の歴史」 石川初 「私にとってのカルチベイト」 井上経久「カルチベイトについて」 岩浪陸 「カルチベイトされた自己とは」 内沼晋太郎 「本の循環」 宇野友恵 「アイドルという前提」 江口広哲 「外に身を置く」 エフスタイル「耕されたその先に」 江部拓弥「背中合わせのブルー」 遠藤麻理「肥沃な土壌にミミズはいます」 大倉宏 「耕すことと耕さないこと」 大竹啓五 「宿を耕す」 大橋保隆 「エゴイストが砂金をつかむとき」 小倉ヒラク 「文化を培養する」 小笹教恵 「いくつもの扉」 華雪 「ことばでかたちづくられる〈わたし〉」 金森穣 「皮膚、そして客体のカルチベート」 唐澤頼充 「社会を耕すということ」 川原伸晃 「耕すのは「正しい」のか?」 岸本達也「私のカルチベイト」 木村衣有子 「桃と女友達」 鞍田崇 『「取って読め」的な』 くろかわ美樹 「ほぐされた世界を見るために」 コイズミアヤ 「私を重ねる土地」 合田大智 「あなたがいて私がいる」 齋藤正行 「老成せざる愚かさこそ」 迫一成 「日常を楽しもう」 佐藤靖久 「オーソプラクシーの庭」 佐藤雄一「適当にこなしてきた」 左藤玲朗 「一度も耕したことがない」 塩原典子 「敬い、感謝し、礼をすること」 塩原悠一郎 「畑から海、そして自分へ」 白鳥みのり 「我が家」 菅井悟郎 「自分に還る」 菅野康晴 「たんぽぽの種」 菅原武男「酒場が好きな人だけが知っているいくつかのこと」 鈴木誉也 「文化耕作」 高木崇雄「勇気を支えるもの」 髙橋徹 「父と馬小屋の彼とキン肉マン」 辻山良雄「真の〈金〉とは」 富井貴志 「三人の子供たちへ」 豊島淳子 「知らないを知る」 長友心平 「耕す人」 中村潤爾 「関係性をカルチベイトする」 長谷川祐輔 「予め定まらないもの」 早坂大輔 「子どもは人類の父である」 深海寛子 「土の中から」 藤本和剛 「本分への冒険」 藤本智士 「小林一三の再耕」 船久保栄彦 「スタートライン」 細貝太伊朗 「家鴨の雛」 堀部篤史 「本の詰まった段ボールよりも、もっともっと重いもの」 宮崎清也 「私がご説明いたします」 モリテツヤ 「耕起という情熱、不耕起という祈り」 矢部佳宏 「わたしにとってのカルチベート」 山倉あゆみ 「あの子は頭が悪いから」 横田文男「モンゴル草原とカルチベイト」 吉田翔 「耕す情」 綿野恵太「批評的なごみ掃除に向かって」
4,400円
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あの海に見える岩に、弓を射よ Aim an Arrow at the Rock in the Ocean

苅部太郎の作品集『あの海に見える岩を、弓で射よ』。 *Lensculture "Favorite Photobooks 2023"に選出 *Japan Photo Award/ Elisa Medde(元Foam Magazine編集長)賞 受賞 *Tokyo Frontline Award/ 川島崇志賞 受賞 AIの創造性やテクノロジーと人類の「ものを見る」営為を探究する著者が本作で行ったのは、機械の眼に幻を見させること。液晶TVにグリッチを発生させた画面をデジタルカメラで撮影し、その画像データをAIが搭載された風景写真認識システムに読み込ませることで、AIは機械学習した記憶をもとにデタラメな風景画をでっち上げる。このようにAIのバイアスを利用することで、苅部は「機械の知性が世界をどう見たがっているか」を引き出させました。そのイメージの数々は奇妙にも美しく、サイケデリックで幻想的なAIの視覚世界を体験させてくれます。 さらに本書では、画像をテキスト化するマルチモーダルAIにそれぞれの画像を読み込ませることで、「AIがこれらのイメージをどう解釈するか」をテキストにして掲載しています。そのアウトプットがまたおもしろく、「深い分析だなぁ」と感心するものから、「え、これがそんなふうに見えるの!?」と驚いてしまうものまで。AIの解釈を通して、この世界に“正しい見方”なんてひとつもないということ、そして、世界は誤読の連鎖でできていることを教えてくれるような1冊になっています。また、著者によるエッセイ「誤読が星座を結び続ける」をあとがきに収録しています。
8,800円
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〈初版復刻〉書を捨てよ、町へ出よう

1967年に芳賀書店より刊行された寺山修司の『書を捨てよ、町へ出よう』。 初版本のブックデザインは横尾忠則。寺山修司のテキストの合間には横尾忠則のコラージュ作品が多数収録され、文芸書の枠を超えたアートブックともいえる一冊。寺山没後40年を記念して、文庫版未収録の作品も当時の内容そのままに完全復刻。*本文左頁の上隅にあるカットは、ページをめくっていくとアニメーションのように動くパラパラ漫画になっています
3,960円
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負債の網――お金の闘争史・そしてお金の呪縛から自由になるために

経済危機と格差社会はどうして生まれるのか?私たちはどうしてお金にふりまわされ、お金に縛られてしまうのか?お金のヒミツを解き明かし、そこから自由になる方法を提示する本格的な「お金の思想書」。利子付き負債のお金システムを超えるすべての方法を検証し、政府通貨、ヘリコプターマネー、ベーシックインカム、地域通貨、公共銀行、無税国家など通貨改革の基本的視座を再検討する。「オズの魔法使い」という寓話の意味からケインズやマルクス、ハイエクを超える視点を読者にもたらす。
5,280円
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あなたの沖縄 ZINE vol.2 カルチャーから沖縄を語りはじめる

「あなたの沖縄 ZINE vol.2」特集テーマは「カルチャーから沖縄を語りはじめる」。忙しい日々の中でも、音楽やお笑いといったカルチャーからなら、沖縄を語れるはず。沖縄との距離を変える一歩を踏み出してほしくて作られました。
1,000円
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B面の歌を聞け vol4 ことばへの扉を開いてくれたもの

世の中の主流がA面ならその裏側はB面。 B面スピリットを忘れず消費社会をサバイブするためのヒントを提案します。vol.4の特集は、ことばへの扉を開いてくれたもの。ことばというものは、広く、大きな声で、伝える必要はない。しかし、小さく伝わる人にだけ伝わればいいというものでもない。誰かに伝えるために、わかってもらうために、目的を果たすために格闘しながら、「自分のことば」を獲得する。ことばとはどういうことか、について考えます。
900円
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観光マップ『高知 日曜市の歩き方マップ』

1690年から、高知市追手筋で開催されている日曜市。そんな日曜市が大好きでファンである有志がつくる非公式マップ。日曜市からわかる高知の食文化や郷土料理をみると、自然と高知にいきたくなる観光マップです。
330円
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