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リソグラフ印刷 制作事例② 読者視点を考える
本づくりの楽しさも伝えていきたい、と本屋さんとつくり手をつなぐ「リソグラフ工房」。今回、実際につくってもらったZINEと、本屋さんでの展示販売の様子をお届けします。
「ZINEづくり ワークショップ」で苦労しながらつくったお話
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SANJO PUBLISHINGでは「ZINEづくり ワークショップ」というイベントを開催しています。ZINEとは、個人や小規模グループによって作られる雑誌のような出版物のこと。
私たちの本屋でも「ローカルならではの本」としてZINEや小冊子が好まれています。ブックフェア「ジモトブックフェア」期間内から本格的にワークショップを行い、リソグラフ工房として製作のご利用してもらっています。
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ワークショップを始める前、はじめてZINE製作にあたってこんな意見をもらいました。
「リソグラフ印刷で一度刷ってもらったものを、自身でつくってみたい」
「特殊なページ組をつくってみたい」
「家族同伴でそれぞれが記念ZINEをつくりたい」
当たり前ですが、ZINEと一言でいってもさまざまなお客さんのご要望があり、それぞれが叶えたいと思い、訪れてくれています。
工房ではまず、リソグラフ印刷を楽しんでもらいたい。その次として来てくださった方たちが満足してもらいたい。ワークショップという限られた時間内で可能な限りにご案内しました。
最初の読者を考える
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リソグラフ印刷では、網点調整やグラデーションなど工夫できる点もたくさんあります。今回はあくまでも、ZINEをつくりきること。そして、最初の読書となる著者さんがいいものができたと思ってくれること。
はじめてのリソグラフ印刷で考えることがいっぱいだったと思います。それでも、最後まで付き合いくださって、ありがとうございました。
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SANJO PUBLISHING 担当:水澤陽介
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