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映画【告白-コンフェッション-】を観た

大学山岳部のOBで親友の浅井とジヨンは、16年前の大学卒業登山中に行方不明となり事故死とされた同級生・西田さゆりの17回忌の慰霊登山に出かけるが、猛吹雪で遭難してしまう。脚に大怪我を負ったジヨンは自分の死を確信し、16年前に自分がさゆりを殺害したと浅井に告白。自身の犯した罪に苛まれ続けてきたジヨンは苦しみから解放され安堵するが、その直後、眼前に山小屋が出現し、2人は命を取り留める。親友の最期の告白を聞いてしまった男と、うっかり言ってしまった男。薄暗い山小屋で救助隊の到着を待つなか、2人の間には気まずく不穏な空気が流れ始める。

https://eiga.com/movie/101004/

生田斗真くんの映画を毎度観に行こうと思うのに、時間の都合が合わずに行けないことが多い。
今回も、最初は近場の映画館が昼間にしか上映していなくて諦めていたけれど、夜の上映に変更になっていたので観にいきました。

てっきり、ドタバタコメディーに近い感じのサスペンス的なお話なのかなぁと思っていたら、がっつりでびっくりした。

ただ、最初に山小屋に着いた辺りから、なんとなくオチが分かってしまうというか、これは実は、というのが想像できちゃうので、ストーリーそのものを楽しむというよりは、主演ふたりの、浅井とジオンのやりとりの怖さを楽しむべきなのだろうなと思います。

なんだろう。
私が観る生田斗真くんの作品って、映画にしろドラマにしろ、精神面で弱さや愚かさを抱えていて、それに苛まれたり、自覚して悩んだりする役が多いイメージなんですよね。
今回のそれも、全てというか、本編の大半が〝そうであった〟ことで、彼の内面が如何に弱く、追い詰められて、それが目の前に〝形〟として現れているのかが分かるので、その点が、観終わると面白かったなぁとは思うのです。
特に後半、高山病の影響で視界不良になる辺り。
〝そう〟した世界だから、〝そう〟なっているのがとても面白いです。

ホラー苦手なのに観てしまったのは、ちょっと後悔しています。



関係ないけれど、映画の告白にちなんで、ちょっとだけ。
今年は映画の感想をできる限りこのnoteで書いていこうと思っていて、前回のあぶない刑事とのあいだに、可愛い恋愛映画を観たんだけれど、人生で初めて、映画館でおっぱじめたカップルのわいせつ行為に巻き込まれて、映画の内容思い出せないという、珍体験をしたので諦めました。
現実にこういうことってあるんだなぁ、って今思い出してもびっくりと同時に不快感すごい。(※映画館には連絡済)
現実と虚構の区別をつけられない人間は困りますね。
映画でもリアルでも。
そして、こんなところで告白してごめんね。告白なんてするもんじゃないし、聞くもんじゃないよね。不快に思った方いたらごめんなさい。

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