地震イツモノート

 こんばんは。

1995年1月17日は私の中でとても衝撃的な日でした。当時は10歳小学4年生。

ときどき夜に泣きながら寝る日があったのですが、その日はちょうど地球爆発したらどうしようって怖くて泣きながら寝た夜だったので、突然の大揺れにパニックでした。当時も大阪に住んでいたのですが、それでも私にとってはかなりのショックでした。そしてTVのニュース映像を見ながら怖がっているときにわざとこたつを揺らしてくる親...。とにかく不安が強かったです。

その後時がたって西宮の大学に行く頃には、街には震災の爪痕はなく、大学の授業で、当時の様子を聞く程度。

神戸に遊びに行っても、保存されている震災遺構以外は震災を感じさせるものはなく、人の営みの生命力、再生力を感じます。そして神戸の街からは、この震災を乗り越えてきた、強さと優しさのようなものをいつも感じます。


私は怖がりで不安にもなりやすい性格で、今でも地震は怖いです。高いところも怖いですし、高層マンションには絶対に住みたくありません。

日本は地震が多い国だからこんなところに住んでいるのがそもそもナンセンスだ、移住だ、みたいなネット記事も見たことがあるのですが、日本は地震が多い国だから突然に大きい地震がきても大丈夫なようになっているのが当然で当たり前、というのがいいなと思っています。

生活の中に、街の中に備えが溶け込んでいるという状態。

大好きなDJさんがラジオで紹介してくれたこの本はとってもおすすめです。

地震の備えは「モシモ」ではなく「イツモ」です。
日本では365日が“防災の日”です。

当時の人たちが何を感じてどんなことに困ったのか、何があったら便利だったのか、体験したことが書かれているので、自分ごととして感じやすいですよ。


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