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日記#48ざくろの記憶

昨日お向かいさんからざくろを頂いた。

知人からの頂き物だけど…と、ビニールに3個。

まだ実が弾けるほど熟れておらず無理やり割って頂いた。

酸っぱいけれど懐かしい味。


ざくろを見るたびに思い出す。

いつの頃の物だったのか…遥か昔のそのまた昔の記憶に『ざくろは血の味…』と。

今回もそういえば…と思い出した。

そうだ!スマホで検索してみよう。

すると同じような質問が、画面に出てきた。そうそうこれこれ!

皆様の中にも記憶の奥底にある方がおられるのかも。


高階良子の「赤い沼」


調べていくと、どうやら漫画本『なかよし』についていた別冊付録の漫画だったようで。

元々は『りぼん』の作風が好きで毎月購入していた。

当時小学生の私は学年が上がってお小遣いが増額したのが嬉しくて贅沢にも短期間、ほんの数ヶ月だったが『りぼん』と『なかよし』の両方の漫画本を購入し読んでいた。

その時に読んだのだろう。

怖くて悲しくてこの漫画はすごいなぁと子供ながら記憶に残ってしまっていた。そして最後まで記憶に残っていたのが『ざくろは血の味…』の強烈なフレーズ。

話の内容も作者もほとんど覚えていなかったのだが。


調べることが簡単になった近代に感謝。


ざくろを頂いたお返しは…つい先日、石川県に住んでいる親戚から送ってもらったキラキラとしたコシヒカリの新米。

親戚の集まりで久しぶりに再会した時にお米を作っている事を話してくれた。それからは毎年送ってもらうようになって、食べ過ぎない様にするのが大変な位美味しいお米なのできっと喜んでくださるだろう。

読んで下さってありがとうございます

今日も明日も良いことがありますように(キンモクセイ)