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【刻】ワープするイベント列車の話


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この記事は、Podcast「にゃおのリテラシーを考えるラジオ」の2023年12月10日配信の書き起こしです。

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にゃおのリテラシーを考えるラジオ

読書と編集の千葉直樹です。

このチャンネルでは、読書と IT 時代の読み書き、そろばんを中心に様々な話をしています。

今回のタイトルは、

【刻】ワープするイベント列車の話

時刻表を読んでいくシリーズです。

臨時列車・季節列車

日曜日は時刻表を読んで話しています。

今週もJTB時刻表2023年11月号を読んでいます。

この時刻表は最初の方に特集のページがあります。

ここには主に臨時列車や季節列車が乗っています。

最近は各地のイベントに合わせて臨時列車が組まれていて、これが結構面白いのです。

例えば、足利市の足利フラワーパークのイルミネーションを見に行く列車があります。

西船橋と足利を結ぶキラキラ足利イルミ号と、八王子と足利の間を走るときめき足利イルミ号とがあり、どちらも武蔵野線を走ります。

東京の周辺同士を結ぶのには環状になっている武蔵野線がよく使われます。

中央本線の高尾から茨城県の勝田まで走る冬を満喫海浜公園号とか水戸偕楽園高尾号とかいうのもあって、これも武蔵野線経由です。

武蔵野線でワープ

東京の周りを大きく回る武蔵野線は、元々は東京の中心部に貨物列車を通さないために作られたバイパスの貨物線でした。

今は西船橋から埼玉県の浦和の辺りを通って府中本町までを貨物だけでなく旅客列車が走っています。

武蔵野線はこれだけではなくて、府中本町から鶴見までの区間もあります。

ただし、この区間は今でも基本的に貨物線です。

旅客線としては並行する南武線があるのでほぼ貨物専用になっているのですね。

貨物線ではあるけれど、たまにお客様を乗せた臨時列車が走ることがあります。

2023年11月号にそういう列車が載っていました。

特急鎌倉武蔵野線50周年鎌倉号、そして鎌倉紅葉の3つの列車です。

鎌倉紅葉は中央線の青梅から立川を経由して鶴見・横浜から鎌倉を往復する列車で11月に運行されました。

特急鎌倉武蔵野線50周年鎌倉号は、武蔵野線の吉川美南というアイドルの名前みたいな駅から鎌倉までを往復する特急として設定されています。

この中で楽しいのは武蔵野線府中本町から横浜の鶴見の間です。

この間はかなり長い区間になると想像できると思いますが、通過駅がありません。

時刻表を見るとワープしているみたいな感じです。

なんと府中本町を出たら次が横浜駅になります。

それはなぜかというと貨物線を通っているからなのですね。

時刻表上は鶴見駅がありますが、貨物線を通ると鶴見駅の横を素通りする形になります。

そして、府中本町から鶴見のあたりまではほとんどトンネルなのですね。

その昔僕が横浜に住んでいた時、通勤に横須賀線を利用していました。

この横須賀線が新川崎の北の辺りを通るときに、北に向かって地下に潜っていく線路に気づきました。

ずっとどこにつながっているのだろうと思っていましたが、今考えるとこれが武蔵野線の貨物専用線だったのですね。

こういう普通は通らない謎の線路を通る列車って面白そうじゃないですか。

機会があったら乗ってみたいなと思いました。

普通に移動するだけなら時刻表などいらない東京周辺ですが、こんな列車を見つけると時刻表を読むのが楽しくなるのですよね。

今回は、ワープするイベント列車の話をしました。

今日はここまで。

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今後配信の中で参考にしていきたいと思います。

おわりに

読書と編集では IT を特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。

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今日もワクワクする日でありますように。

千葉直樹でした。

ではまた。

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