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Ouverture - ピンチはチャンス!

ある人が言いました。

「言いたいことを書け、書きたいことを書け」

考えること、思うこと、感じること、閃いたこと、いろいろあります。それをすべて、自分の中に溜めておくこと、自分の糧としていくことが大切だと思っていました。

しかし、今こそ書こうと思います。

世界のピンチ

ちょうど今、世界は未曾有の危機を迎えています。世界全体を覆い尽くすウイルスと闘わねばなりません。人の往来が簡単になったため、1つの地域の問題ではなくなりました。しかし実際どうでしょう。対策は地域ごと、つまり国ごとにおこなわれています。

ここで思いました。国はやはり大切なのだ。

わたしは日本人、日本がわたしの国、ということは日本についてもっと知るべきである!

チャンスに変える

今まで漠然としか考えていなかった日本について、そしてわたしに内包されているであろう日本人としてのものの考え方について、探索してみようと思いつきました。これはまさにチャンス。

ウイルスの影響で多くの人に予想もしない時間ができました。仕事から早く帰ったり、仕事が減っている人すらいます。ところが多くの人がその事を嘆くのではなく、読めなかった本を読もう、家を掃除しよう、栄養のある美味しいものをたくさん作ってみよう、子どもとゆっくり過ごそうなど、積極的にこのピンチをチャンスに変えています。流石です。

忙しい毎日には自分や周囲を見つめ直す時間などありません。今回のピンチは、私たちに立ち止まる機会を与えました。これを逃す手はありません。

記憶が蘇る

そんな訳で、野性味溢れる公園を散歩してみました。完全なるインドア派のわたしが…
人はもちろん多くなく、たまにウォーキングしている人、犬を散歩させている人、小さな子ども連れの人とすれ違いました。まるでウイルスとは無縁の場所のように感じる。しかし、実はそれ以上に樹々などの植物、岩石、空や太陽との距離感がとても近く感じられたのです。

日本人は昔から自然とともに生きている。

これは一見、当たり前のようですが、西洋人と日本人の自然に対する態度は全く違うのだ、といろいろな人が語っています。そして日本には「八百万の神」という考え方があります。つまり、すべてのものに神が宿るという考え方です。このテーマを思いついたというよりは思い出したのです。

さぁ、ここから探究の旅が始まるようです。

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