![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145819784/rectangle_large_type_2_6547041fd2613174fd383245b1257027.jpeg?width=1200)
【株価】米国上場FinTech 24年6月第1-2週 先発メンバー10社入れ替えでFinTech50が進化FinTech50
※当記事は弊社のFinTechニュースサイト「NCB Library」からの抜粋です。
国内外のFinTech情報を含む様々な金融情報に触れたい方はこちらへアクセスください。
1.NCB FinTech50リニューアル
NCBは2023年11月、米国上場FinTech50社の株価変動レポートをスタートした。
目的は、米国FinTechへ興味をもってもらうこと。株価は企業の成長性や収益性を反映する。単に株価を追うのではなく、FinTech50に取り上げた企業のビジネスモデルまで踏み込んだ考察をレポートすることが主旨である。
スタートから約半年、テスト的に運用してきたが、今回本格的に展開するにあたり、10銘柄を入れ替えることになった。
読者の皆さんからの声で一番多かったのが「日本で買える銘柄に絞ってほしい」というもの。
FinTechの動向やビジネスモデルを知る上においては問題ないのだが、やはり気にいった銘柄を買いたいと思うのは当然のことであろう。
日本の大手ネット証券で売買取引ができないFinTech銘柄としてリストから外したのは、以下の6社である。
▼Forge(プライベートエクイティ投資市場)
▼Janover(商業用不動産融資)
▼Modiv(商業用不動産投資)
▼P10 Holdings(投資)
▼Prestige Walth(総合金融コンサル)
▼Sezzle(決済:BNPL)
このうちSezzleは騰落率でトップの銘柄だっただけに、除外することは惜しまれたが、日本で取引ができないのではいたしかたない。
もうひとつ考慮したのは時価総額である。
時価総額が低いということは、財務状況が悪いか、売り上げや利益が限定的で株価が低く、リスクが高いことを物語っている。この観点から以下の3社を除外した。
▼Bakkt(暗号資産)
▼FiscalNote Holdings(金融情報提供)
▼OppFi(融資)
さらに、NCBの観点で今後成長が厳しいビジネスとして1社を除外した。
▼CompoSecure(メタルカード製造)
デジタルウォレットの時代にあっては、物理カードの需要は減少トレンドから逃れられない。
代わって新たに組み入れたのは以下の10社である。
▲Clearwater Analytics/CWAN(投資:管理ソリューション)
▲Coinbase/COIN(暗号資産)
▲Dave/DAVE(バンキング)
▲Enact/ACT(保険:住宅ローン)
▲Lending Club/LC(融資)
▲Loan Depot/LDI(融資:住宅ローン)
▲Oscar/OSCR(保険:健康保険)
▲Paymentus/PAY(決済:B2B)
▲Payoneer/PAYO(決済:国際送金)
▲Remitly/RELY(決済:国際送金)
決済、保険、融資、投資(暗号資産)、バンキングなど、バリエーション豊かな注目企業がFinTech50へ新規参入した。
では、6月第1週の結果はどうなったのだろうか。
2.FinTech50 騰落率ランキング
![](https://assets.st-note.com/img/1719811340387-v7J9XO5bnR.png?width=1200)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?