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浣腸の日

2022年1月24日(月曜日)


 訪問看護ステーションYさんから、看護師が1名来てくれた。今日来てくれた看護師さんはベテランさんで、昨年の途中から半年ぐらいお世話になっている。この看護師さんの時は安心感がある。慣れてない人が来たら、私にいつも何をしているのか聞き、私が主になって労働しないといけないので、なんだか精神的に疲れる。今日は、ベテラン看護師さんが浣腸してくれた。自力で排泄ができなくなり、ずっと浣腸が続いている。今日は5日分のウンチ。看護師さんの報告書には、浣腸した日は、両手1杯分とか片手1杯分とか、排泄の量を記入してある。はじめてそれを見た日は、そうやって書くんだって。。。新鮮だった。

 今日看護師さんから聞いた話が衝撃的だった。私が暮らしている市では有名な、訪問診療専門で行っている■■クリニック。医師が複数名いるところだが、3人の医師が一気に退職し、今までそこの訪問診療を利用していた患者のうち、100名以上が「もう、みれません」ってことになったそうだ。■■クリニック以外で訪問診療をしているクリニックが分担して訪問診療を継続するのだが、私の父のところに来てくれているAクリニックも、■■クリニックからの患者さんが増え、忙しくなり医師がピリピリしてるらしい。
 医師が退職したからといって今まで関わっていきた患者さんを切り捨てる訪問診療専門のクリニックは最低だと思う。が、自分のクリニックの適正なキャパを考えず、患者さんを増やし(他のクリニックの患者さんをもらい)、そのしわ寄せが今までみている患者さん家族や、訪問看護ステーションの看護師にくるのは、それは違うだろーーーーって叫びたい。

 私は社会福祉士、精神保健福祉士として福祉の仕事をしている。今までストレス発散に関する勉強をしてきた。精神科病院の勤務医の担当する講座を受講したこともある。が、なかなか上手にストレス発散できないというか、嫌なことがあると、やはりすぐに忘れることはできない。先日、Aクリニックの医師が逆ギレし、電話で高圧的な物の言い方をしていたことも、まだ忘れられない。はっきり覚えている。今日来てくれてた看護師さんからの話を聞いて、きっと、訪問の患者さんが増え、自分のキャパを超えた仕事量になりAクリニックの医師もイライラしてるんだな、って思うことにする。

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