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初めてキングオブコントの応援に行きました (KOC 2023)

歴代の推しが漫才師だったため、お笑いライブに行き初めて11年+、1度もキングオブコントの予選に足を運んだことがありませんでした。

先日ご自身のゲーム配信(8/3/23 配信回)内で宮本さんも触れていたが、実はモンローズも結成当初はコントもやっていました。2018年にサンミュージックに所属した当初はコントでの活躍が事務所から期待されていたそうです。

2017年頃のモンローズのコント(フリー時代)。

しかしサンミュージック芸人として初めて挑んだキングオブコントは1回戦で敗退してしまいました。そんな中同年のM-1グランプリで準々決勝まで進んだのをきっかけにネタをコントから漫才にしたそうです。

この情報を知った上で最後のライブに選んだネタが準々決勝への切符を掴んだ「弱小野球部」だったと思い出したら(2018年当時を知らなくても)色々込み上がって来ました。世界中のひまわりはお2人にとって大きな転機でもあったんだと。

自分が唯一見れたモンローズのコント(ナルゲキヒットパレード2021 裏漫才5コント5 (9/19/21)も初単独ぶりのコントだったそうです。

モンローズを解散して今年はそれぞれ明るい炎(宮本さん)、ピノッチオ(マエノさん)としてKOCにエントリーしました。それぞれにとっても久しぶりのKOCエントリーかつ新しくコンビを組み直してから挑む初めての賞レース(R-1の頃はまだお2人揃ってピンでした)になることから絶対現地で応援したかったです。

R-1グランプリ2023編のnote。

1回戦

ピノッチオ (7/13 1部・Kグループ)

初めてのKOCの応援はピノッチオになりました。タイミング的なこともあり、1回戦で初めてピノッチオのコント自体を見ることになってしまいました。平日の昼間(1部)だったのでもちろん有休もしっかり取りました。

初めまして、キングオブコント。

本来であれば先月のひるまによん(6/24)でピノッチオのコントを見れたはずが自分がコロナになってしまい見に行けなくなってしまいました。最終調整だった7/7も先に取っていたいーすぽまによんに行ってたため見れなかったが、その調整ライブの方に行ってたフォロワーさんが太鼓判を押していたので何をやるか楽しみにしてました。

今回の予選で初めて南大塚ホールに行きました。客席が斜面で舞台も高かったおかげでコントも見やすかったです(客席が平面の劇場だと最前以外はコントが見えづらい所があるので)。ピノッチオはこの日の1部の最終グループ(Kグループ)だったのでAグループから全組見ました。各ブロックが8組前後だったため、長丁場ではあったが他の賞レースの1回戦に比べて快適に見れました。

フォロワーさんから頂いた唯一のプチ情報「マエノさんはハットを被っている」

ピノッチオがやったネタは「オーディション」。検索したひるまによん(6/24)のレポやキャンテスト(7/7)に行かれたフォロワーさんから唯一頂いていたプチ情報を照らし合わせて、「このネタのことだったんだ!」ってなりました。

コントでも「お母さんと息子」なピノッチオが見れました。

ネタ自体も凄く2人の人柄や國松さんの特技のダンスが活かされてて楽しかったネタでした。積極的で献身的なお母さん(國松さん)と気だるい芸能審査員の息子(マエノさん)。ご自身も相方の良さを引き出すマエノさんの当て書きスキルの高さを改めて実感しました。

そしてフォロワーさんからのプチ情報通り、ボーラーハットを着用していたマエノさんが可愛らしかったです。國松さんの衣装も國松さんだから着こなせるスタイリッシュさがありました。

予選終わり記憶頼りに描いたイラスト。ドヤ顔のお母さんと恥ずかしがり屋の息子さん。

残念ながらピノッチオはKOC 1回戦で敗退してしまいました。初下ろしも調整も見に行けなかったからこそ今回の1回戦でこのネタを見ることが出来て本当によかったです。

R-1の時と同様、やはり平日の昼間の予選はお客さんの人数が少ないからこそ、どこが合格ボーダーか判断が難しいと改めて感じました。ただ個人的に「ここはちゃんと通るウケあったから通るな」と思っていた数組はちゃんと通っていたので色々考えさせられました。

1回戦翌日の激漫(7/14)終わりでマエノさんと賞レースについて色々お話ししました。この時期だからこその大切なお話もしてくださりました。

恐らくM-1に向けてマエノさんはまた漫才を中心にネタ書かれると思いますが、いつか気が向いたらまたピノッチオのコント見れる機会を楽しみにしています!

やっぱりマエノさんが書くネタは心踊る。

明るい炎 (7/15 1部・Cグループ)

ピノッチオの1回戦から2日後、今度は明るい炎の応援でまた大塚に行きました。今年からは2組分の予選に足を運ぶことになったので有休の使い所の面においてもどちらかが土日祝の日程で大変助かりました(笑)。

朝から熱血を浴びる。

7月に入ってからもライブでは漫才を中心にやっていた明るい炎。1回戦前日の7/14にもライブがあったが、先に取っていた激漫を見に行ってたためピノッチオと同様明るい炎の最終調整も見れなかったので何をやるか凄く気になっていました。

前日のマエノさんの話を胸にこの日も責任持って応援。

明るい炎がやったネタは「魔法使いと勇者」。前日にヤマトさんが勇者の衣装を着た写真をTwitterに上げていたので多分これだなと思ったら予想通りでした(笑)。

魔法使いと勇者。(ぶちぬき魂(6/5))

「魔法使いと勇者」は4月にやった明るい炎の単独ライブで初披露したコント。その後も色んなライブでやってどこでもウケていたので安心して見れました。ちゃんと2分版のネタになったんだと多少思いましたが(笑)。

この日は午後にピノッチオのライブを見に行く予定があったためA〜Cグループまで見ました。土曜日ならもっとお客さんいるかなと思ったら意外と40人前後くらいでした。それでも序盤3グループの中では明るい炎が一ウケだったんじゃないかと体感的に感じました。

後日フォロワーさんと一緒に出待ちしてた時、「(1回戦)ウケてましたよね?」と確認されました。

結果は読み通り2回戦進出でした!2回戦と同じ週から始まるM-1とどう両立されるか気になりますがまだ明るい炎のコントが見れる機会がありそうでワクワクしました。

KOC 7/15分の結果速報。

宮本さんの喜びの声。

2回戦

明るい炎 (8/2 2部・Hグループ)

宮本さんにとってベアードノーズ、モンローズ含めて初のKOC 2回戦だったそうです。

明るい炎の2回戦も有休を取って見に行きました。2回戦のネタも1回戦に引き続き「魔法使いと勇者」。明るいコントライブ(7/20)でオチがグダってしまった時にはどうなるかと思いましたが、最終調整したK-PRO寄席(7/29)では無事ネタを完走し、客席からの反応もよかったのでグダらなければ大丈夫でしょうと思いました。

実はこの衣装は通気性が良くないらしく、この中MCでも当日衣装に小型扇風機着けるかヤマトさんが案出していました(無事なしになって良かったです(笑))。

2回戦の場所は初めて行った船堀でした。指定席ということもあって時間ギリギリに行ったためあまり周辺の探索は出来なかったが、前日に会場の施設に展望台があるという情報を見て2回戦終わりに寄ることにしました。この時にはあの事件が起こることは1ミリとも思わなかったが…

出番前ミスドでドーナツを食べてた明るい炎。

ちなみに自分はモンローズの「日めくりカレンダー」にちなんでかき氷を食べました。7/28と8/2両日にちゃんと覚えていた上で食べました。

ガストのかき氷を急いで食べた後(意外と量が多く、少し早食いしたせいか食べ終わった後少し口の中が麻痺しました…)会場へと向かった。大荷物を担いだ数人の芸人さんを見て改めてコントの大会ならではの光景だなと実感しました。

2回戦からはシード組の参戦もあり平日の日中にも関わらず客席半分以上のお客さんが入ってました。予想通り振り分けによって出場日発表後チケットが完売した回もあったので、念には念をなチケ取りの戦略が功を奏して良かったです。

仮押さえしていたチケットの中で1番良席な回でラッキーでした。

明るい炎の出番は2部の3グループ目(2部は5グループでした)。出順もグループ内の7組中4組目だったため丁度全体の折り返し地点。2回戦は序盤のグループからウケが良い組が出ていました。

「魔法使いと勇者」は概ね最終調整した通り+明るいコントライブで噛んでうやむやになってしまった終盤の下りが無事出来たおかげで客席からのウケも全体通して良かったです。オチは恐らく初めてやったパターン。宮本さんも魔法使いの帽子が衣装に追加されより魔法使い感が出てました。

明るいコントライブ(7/20)辺りからから十字架のネックレスがなかった。

2回戦は後続にライブがなかったので明るい炎の出番が終わった後も最後の組まで見ました。1回戦と違い、結果発表は即日ではなく2回戦全日程終了後の後日発表でした。

KOC 2回戦版の「魔法使いと勇者」。

他にもウケていた組はいましたが、客席の反応もよかったため明るい炎の準々決勝も期待して良いのではと思いながら終演後楽しみにとっておいた展望台に向かいました。

大声は広い会場に映える。

惜しくも後日発表された準々決勝進出者の中に明るい炎の名前はありませんでした。2部の中では割とウケていた方だとは思った分改めて2回戦のレベルの高さを感じました。

余談だが自分が見に行った回もグループ内で題材やネタ被りがあったが、進出するであろうと思った組がちゃんと合格してた分日時含めて運を味方につけることも大事なんだなとも思ったり。

尚2回戦の模様は配信を購入すると見れるのでもし配信購入された方がいらしたらぜひ明るい炎のネタも見てほしいです。

明るい炎が出場した2回戦(8/2)の配信は8/5〜8/12まで視聴出来ます。

恐らく来週からになるであろうM-1に向けても動き出している明るい炎。実際KOCの予選期間中もM-1 1回戦対策ライブに出てたり、ライブで漫才することの方が多かったのでM-1の活躍も楽しみにしています。

番外編:【そして事件は起きた】

タワーホール船堀の最上階には都内を見渡せる展望台があります。

展望室から。夜景も綺麗だろうなと思いながら都内の景色を眺めました。

このタワーホール船堀の展望台、残念ながら8/7〜年末まで改修工事のため利用出来なくなると施設内に張り紙が貼ってあったので尚更寄ろうと思いました。昔からタワーや展望台から景色を眺めるのは好きなので。


そして展望室に到着し、家族のグループLINE用に自撮りしようとした瞬間、聞き覚えがある声を2人分聞こえた。聞き覚えがありすぎる。

声の主的にもうこの2人しかいないじゃん。

賞レースは長丁場のため出番終わりに芸人さんが帰るのも少なくないため、2部終演後のこの時間までまだいたんだと驚きを隠せなかった。完全に油断していました。

ちなみに宮本さんとヤマトさんは声が似ているとよく言われてますが、自分はちゃんと2人の声を聞き分けられます(笑)。

案の定、宮本さんとヤマトさんが前を通った時は膝がちょっと崩れました。人は驚く時本当に膝が崩れるんだと実感しました。

お互い展望室にいたことにびっくりしつつ、何とか明るい炎にちゃんとウケていたことを伝えました。その場には同じく2部に出てたデンコーセッカもいて、いくさんからは「モンローズのファンの!」って言われました(いくさんとは主催ライブの時を中心に多少面識ありました)。

明るい炎とデンコーセッカがエレベーターに乗った後、展望室で写真撮ったり景色を見渡したりしたものも、あまりの想定外の出来事だったため何も入って来なかったです(笑)。結果はどうあれお笑いライブ11年目の最後の日を締めくくる忘れられない出来事になりました。

初めてのKOCは今まで行ってたM-1やR-1とはまた別の新鮮味があって楽しかったです。もし来年以降も2組が参戦したらまた予選見に行きたいと思います。

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