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モンローズが前を向いて進んでいる限り大丈夫 (M-1 3回戦感想)

2回戦の記事はこちらから。

モンローズが無事M-1 2回戦を通過したことで、何とかして3回戦も見たいと思い初めて保険でプレミアム会員になって3回戦のチケットを先行申し込みしました。無事プレミアム会員枠でチケット取れた時は嬉しかったです。予め取っていた有休も無駄にならずに済みました。

とにかく今日も生きてお笑いライブを見れてよかった

やっぱり前夜にああいうことが起きてしまったことを踏まえて、1日の朝は無事安心して有楽町まで辿り着けるか不安でした。幸い電車は始発から運転していたので、予定通りの行き方で行くことが出来ました。怖さや緊張感はありましたが、何とか無事有楽町に辿り着けた時はホッとしました。

来場特典で貰えた東西のどん弁衛。各種1個ずつ持ち帰れる大サービス。知らなかったのでたまたまエコバッグ持参していてラッキーでした。6年前も何か貰っていたのかな。

割と落ち着いて見れた3回戦

今までの予選ライブで常に苦しめられていた緊張感がこの日は嘘みたいに感じませんでした。NHKからの切り替え、ただただ今日も無事生きて推しが見れる喜びが勝ってほぼ全編通してずっと平常心で見れました。流石にモンローズの出番が近くなった時は緊張感が増しましたが。

モンローズの3回戦のネタは「月が綺麗ですね」でした。NHKでやった「子供」と同じく、勝負ネタの印象が強い漫才です。

実は2回戦も「月が綺麗ですね」でした。その時点でもう強いネタだなって思った分、翌週のライブである2箇所を大胆に変えていてびっくりしました。あの2箇所をごっそり変えたの、かなりの勇気と覚悟が必要だったと思いました。

「マエノさんが大勝負に出た!」と思いました。

NHKの翌日だったこともあり、会場のウケも(あの時点では)良い方なのではと思いました。特に宮本さんのキャラがいつも以上に客席に受け入れられていた印象でした。最終ブロックが軒並みにウケていた懸念もありましたが、「宮本さんとマエノさんが全力を出し切れた漫才なら信じられる」と前向きな気持ちで有楽町を後にしました。

6年前の自分に言いたい。今回は体調不良になることなく3回戦を全組見れたことを。

結果発表は11/4。それまでにもライブがいくつかありましたが、発表があるまでは前向きに楽しもうとより意識をしました。

3回戦の後は宮本さんが考案した「ナルゲキジュークボックスライブ」に行きました。NHK、3回戦と連日の大舞台が終わって楽しそうに歌う宮本さんが見れて安心しました。張り詰めた2日間を締める最高のライブありがとうございました!

結果発表

3回戦の結果発表は昨日(11/4)の午前中と書かれていても、まさか早朝に発表されるとは思いませんでした。

起きてすぐ宮本さんとマエノさんのツイートが目に入ったので結果を何となく察してしまいました。

M-1準々決勝に進んだ81組の中にモンローズがいなくて悔しかったです。まだ4ヶ月しか追えていないですが、その間宮本さんとマエノさんがM-1に向けて頑張っていたのを見ていたと思うと色んな思いが込み上がってきました。1番悔しい思いをしているのは間違いなくご本人達ですが。

非情にも夜にライブが2本ある。3回戦の合否の話題は必ず出る。とりあえず今できることは夜のライブをいつも通り楽しむことと自分に言い聞かせながら1日を過ごしていました。

(そして今回もこういう時の手紙の書き方が難しいと改めて実感しました…)

ヘビセン、咄人 (11/4)

合否発表で1番懸念していたのはモンローズが準々決勝に進まなかった場合、その日のライブをいつも通り楽しめるかどうかでした。

早朝の発表から大分時間ありましたが、とにかくライブに行くにあたっての気持ちの作り方が難しかったです。6年前は合否発表から次のライブまで数日空いていたので気持ちの整理ができた分、今回はこれを当日にやらなきゃと思うとキツいなと感じました。

ナルゲキに着いてもまだ完全に気持ちが切り替わっていなかったので、どんな気持ちでライブを見るかすごく不安でした。いつも通り楽しく見たいけどふとマイナスな感情が出てしまったらどうしようなど。

しかしOPで元気いっぱいに超新塾を再現する宮本さんと怪奇!YesどんぐりRPG(+にこやかに見守るマエノさん)を見たらそれまでの悲しさや不安が全部吹き飛びました。

「あっ、今日楽しんでも良いんだ!」

M-1敗退を知った直後、宮本さんがびっくりするくらいのスピード感で来年に向けて動き出したマエノさん。もうこれだけでもワクワクします。

3回戦の結果に触れつつもOPを明るく盛り上げるモンローズと怪奇!に元気を沢山もらいました。準々決勝に進出した怪奇!におめでとうって言う宮本さん。M-1敗退は残念だったけどモンローズNHKお疲れ様って言うサツマカワさんのやり取りにグッと来てしまいました。

この2組のOP見て思いました。もう宮本さんとマエノさんは来年に向けて前を向いて動いている。ここで落ち込んでいる場合じゃないと。このOPが作った明るい空気のおかげで気持ちを切り替えることが出来、いつも通りライブを楽しめました。


そして内容的に1番ライブの空気を懸念していた咄人(出演者全員が3回戦進出者)も落ち込んでる暇がないくらい最高に楽しかったです!

ヘビセン、咄人で共通していたのはどちらのOPMCも準々決勝に進出した芸人さんのファン、3回戦で敗退してしまった芸人さんのファン両方ともにちゃんと配慮していた所かもしれない。どこまでそこを意識していたのは分かりませんが。

準々決勝に進んだ組にはおめでとう、頑張れって言いやすい雰囲気、3回戦で敗退になってしまった組からは来年に向けての決意を感じてほしいとビシビシ伝わってきたので、両ライブともOPMCから笑いやすい雰囲気を作ってくれたのがかなり大きかったです。すごいライブの空気作りがうまかったです。

まとめ

去年までのM-1を追っていなかった5年間はただひたすらずっと楽しい時間でした。年中精神的に楽でずっとこのままでもいいとも思っていました。

賞レースには辛い面もいっぱいあります。ただし(賞レースが全てじゃないことを前置きしつつ)賞レースだからこそ感じられる熱さと喜びもあると改めて今回再認識しました。

M-1から一旦離れて、時間が経って出戻ったからこそ見方や感じ方が変わった面もありました。そして大切な人のおかげでM-1以外でも売れるきっかけや手段もあるって今なら分かっているこそかつてよりかは前向きになれました。

少なくともモンローズである限り、あと9年はチャンスがある。モンローズを推そうと思った時、その中の1つの観点は「10年先(M-1後も)でも応援しているビジョンが見えるか」でした。

6年ぶりにM-1を追いたいと決意させたモンローズには感謝いっぱいです。久々にお笑いの賞レースを追って胸が熱くなりました。

今後もいっぱい悔しい思いや賞レースの残酷な面と付き合わなければいけないかもしれない。それでも最高のステージで喜ぶ宮本さんとマエノさんをいつか見たいのでこれからも応援し続けます!

また来年もM-1に挑む宮本さんとマエノさんを
応援します!
モンローズの漫才が大好きです!

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