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biwars1111
真夜中読書倶楽部 2023年9月
これはJ-WAVEで毎週火曜日の深夜に放送中のラジオ「BEFORE DAWN」の人気コーナー「真夜中読書倶楽部」で紹介された推薦図書の記録です。
私が読んだ本には感想や備忘録を付けています。
9/6 居酒屋の誕生: 江戸の呑みだおれ文化/飯野亮一
9/13 「いる」じゃん/くどう なおこ 絵: 松本 大洋
よるよ/コジヤジコ 絵:中山信一
絵本つながりで紹介があった。かわいい。
9/20 静かに、ねぇ、静かに/本谷 有希子
9/27 ブルーハワイ/燃え殻
当月のトリは燃え殻さんのエッセイ集。
贔屓目が入っているかもしれないけれど、小説もいいし、エッセイもいい。
燃え殻さんのエッセイと小説の違いが私はよくわからないかもしれない。
どちらも日常を舞台にして、色んな人が登場しては去っていく。
超能力者やスーパーヒーローは現れない。化け物も怪獣も現れない。
小説は特定の人物についての描写が物語の最後まで続くから、まるで頭の中でドラマや映画を観ている感覚になる。
エッセイは主人公を除くとみんな単発出演するばかり。
友情出演とエキストラで構成された一話完結の映像作品集みたいだ。
私にとっては、どんな人の人生もドラマチックだ。
平凡で、特別なものなどない「普通の人生」も、誰かと出会い、別れ、その人が生きた軌跡をなぞることで読み解く物語は滋味深いものがある。
最近読んだ本の影響かもしれない。
これは真夜中読書倶楽部の推薦図書ではないけれど、ついでに紹介。
ある行旅死亡人の物語/武田 惇志 伊藤 亜衣
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