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黒澤明とゴーストオブツシマ

皆さま、記事をいつも読んでくれてありがとうございます!
今日の話題はこちらです。

7人の侍がたしか1950年代で、ゴーストオブツシマが2019年なので、世代差65年ぐらいですか。そんなに離れているのに、ツシマの方、なんとクロサワモードなるものがあって、7人の侍のような雰囲気を味わいながらプレイすることができるんですよ。

そこでまずは、意外と知らない人も多い7人の侍を語っていきたいと思います。

白黒映画はおもしろい

皆さんが最近みた白黒映画なんですか?はい、無いとわかってて聞きましたw。

ちなみに、白黒映画にどんなイメージもっていますか?
・カラーの技術がないころの映画
・第二次世界大戦の動画な感じ
・チャップリンが地球儀で遊んでいる感じ
・カサブランカ
あたりでしょうか。まぁ僕も最初はそんなもんでした。

でも、白黒映画にはあるんです。白黒映画にしか無い面白さが。
突然ですが、下の2グループの違いってなんだと思います?

グループA
・小説
・ファミコン、スーパーファミコン
・俳句
グループB
・漫画
・PS1
ブループC
・カラー映画
・PS4
・アニメ

後に行けば行くほど、我々の想像の余地がだんだん狭まっていきますね。それでは、グループDは現実でしょうか。

じゃあ白黒映画はどこに入るかというと、グループBですね。ざっくり何が起こっているかはわかるけど、色情報がないから、その場の空気感みたいなものは我々で想像するしかありません。心理学でいう、自己コントロール感の余地を残しているみたいな感じですね。

白黒映画の中でも面白いトップ3

PS1にだってクソゲーが多くあるように、白黒映画だって面白いものは一握りです。ただ、その一握りがめちゃめちゃ面白いです。

1用心棒

って、七人の侍じゃねぇのかよ( ゚д゚)。はい、そうですw。
映画の単純なおもしろさでいったら、これを超えるものは早々ないんじゃないでしょうか?
・三船敏郎のかっこよさ。刀を振るスピードが早すぎて、
 カメラじゃ追えなかったそうな。
・王道ストーリーの気持ち良さ!悪いやつをやっつける、最高です!
・音楽も最高。日本映画で心に残っている音楽、他にはなかなかないですよ。
そのうち、単独記事で、技術的なストーリーの面白さもお話しできればと思います。

2 七人の侍

実は最初みたときビデオだったので、音声が聞き取れず、菊千代というキャラクターがなにを言っているのか全くわからんかったです😩
その後色々見返した後に、その訳わからんやつが三船敏郎と知ったときは愕然としました。そしてリマスター版で音声綺麗になった状態で聞いたら・・最高でした(つД`)ノ
最初うっとしいだけのへんな奴が、誰よりも熱い気持ちを持っていて、途中大きな失敗をして、それを取り返すのにがむしゃらになって・・・およよよ(つД`)ノ

*クライテリオン版のほうが綺麗という噂もあるので、こっちも貼っておきます。

3雨月物語

昔、柄本明(幹事長役やったりオペンホーセやったり、大活躍ですね)さんが松本潤さんに勧めていた映画です。それをきっかけにみてみたら、名作でした。幽霊が出てくるんですけど、その独特な怪しい雰囲気は白黒映画にしかだせません。最後の方に儚いシーンがあるんですけど、それも白黒映画ならではの味がある雰囲気ですごくよかったです。宮木ぃ・・(つД`)ノ

ゴーストオブツシマ

これはこれで神ゲーなので、語ると長くなりますので要点だけ。

元寇時の対馬国をテーマとした、侍のオープンワルド版ゼルダ、という感じです。デモンズソウルのような鬼難しさはないです。そしてこの日本を舞台にした神ゲーを作ったのが外人という事実・・。多分海外の開発メーカーの方が、ゲームの面白さの根っこを理解しているんでしょうね。嘆かわしいです。90年代は日本メーカーの独壇場だったのに(T ^ T)。そこらへんに近しいことを下記にまとめています。

これのグラフィックを最近のチャントしたカラーか、白黒映画風のクロサワモードと選べるのがミソです。途中いつでも切り替えれるし、三船敏郎気分になれますので、ぜひやってみてください。

まとめ

ここまで散々黒澤明を持ち上げてきましたが、晩年のカラー作品はつまらいです。時代の勢いと波長と、黒澤さんのパッションがいいタイミングで重なったのが、50年代60年代だったんでしょうね。その後映画はカラー化され、テレビの時代がきて、それまでの黒澤さんのノウハウが活かしきれない時代に突入した感じがします。

とはいえ、今回紹介した3つの映画と1つのゲームは、誰がみてもやっても面白いと断言できる作品なので、ぜひぜひ今年の正月にでも試してみてください!17連休になる噂は本当なのかな??

読んでくれてありがとうございました!


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