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「ロストバージン!内視鏡検査」潰瘍性大腸炎入院日記#5

漸く、8年越しである謎の血便の病の正体が確認できるであろう、内視鏡検査を受けた。

タイトルは勢いづけでつけたが、実は過去に痔の診察で美人女医に指を入れられたので喪失済みだ。

麻酔を打っていたので断片的な記憶だが、診察台に横になり、画面上に自分の腸内が映し出されて、あれやこれやと説明を受ける。漫画ジョジョの奇妙な冒険第三部ザ・ラバーズ戦でのジョセフ・ジョースターの「オーノー!」という台詞が浮かんだ記憶を最後に、いつの間にかベッドのまま移動して麻酔が抜けるのを待っている状態だった。

確定!潰瘍性大腸炎

画面上に自分の腸内が映し出された。続いて比較対象として健康な腸内も見せて貰った。こちらはピンク色の壁にきれいに血管が這っている。対して我が腸内の方はというと、如何にも爛れているといった風情で、見るからに患っている感じがでている。UC(潰瘍性大腸炎)で確定だ。

潰瘍性大腸炎は現状、完治させる治療法のない難病とされていて、安倍首相が第一次内閣を辞任することになった直接の原因だ。第二次内閣で普通に執務をこなされているのを見ても解る通り、寛解といって治療により快方へ向かえばほぼ通常の生活を過ごすことができる。

潰瘍性大腸炎についてはネットにもいろいろ情報があるのでそちらを見てください。

入院へ

そして、入院治療が必要なことが伝えられた。

通院でなんとかなると思っていたが、完全に腸を空にして治療に専念しなければならないそうだ。すぐに腹を括ったが、大部屋は空きがなく二人部屋になるそうだ。その場合の差額ベッド代が一日一万二千円かかるので長引くとなかなかの出費だ。空き次第大部屋に移らせてもらえるようお願いし、翌日の準備のため帰宅した。

いよいよ明日から入院生活の始まりである。

いただいたサポートはポカリ代にさせていただきます。