「0312tue-1日目 開始!入院生活」潰瘍性大腸炎入院日記#6
ついに入院生活が始まった。
完治しない難病ではあるものの、すぐ死に直結するというものでもないので正直あまり悲壮感もなく、非日常にわくわくを感じる質の自分としては、人生で入院というものをしたこともないのでむしろちょっと楽しんでいたりする。
実録!2人部屋の全て!
敬愛する妹尾河童さんの河童が覗いたシリーズ風に俯瞰にしてみた。二人部屋は図のような間取りで、ドラマなどでよく見るカーテンでそれぞれの空間に仕切られている。今のところ同居人は居ないようで事実上の個室だ。個室だと二万するので得した気分になる。トイレが室内にあり、気兼ねなく排便が出来る。
昭和っぽいが、テレビカードが20時間分で1000円で販売されていて、備え付けのテレビで見られる。どうせ暇だろうから購入。水曜日のダウンタウン視たいし。冷蔵庫は一日100円で使用できるが、こちとら断食生活で無用の長物ってぇもんでさ。
図解!多目的ラックの全て
少しの荷物を起き、落ち着いたところで仕事関係の連絡を諸々やりとり。これから一ヶ月の見込みで入院するので迷惑と不安が残らないよう連絡&根回しする。
仕事の連絡もひとしきり終わると、早速暇になった。点滴であまり自由には動き回れないし、動けたところで行くところもない。病院は5階建てだが些か古く狭いので、大きな総合病院のように散歩するようなところもない。拘束されている訳ではないし、不自由という訳でもないのでアメリカ映画の刑務所ぐらいだ。軟禁生活ってこんな感じか。
こ、これは…。
絶食で(ブドウ糖点滴しているが)暇すぎるとか自分の内面世界と向き合いすぎてに入って最終的に悟りを開く境地に達してしまいそうだ…。
しかし携帯があるだけまだいいが、ない時代は本を読むぐらいしかないから大変だったろうな…。手紙でも書くのか。
それにしても、9時消灯って早いな。小学生のときですらそんなに早く寝たことないかもしれない。
点滴メモ:炎症を抑えるステロイド(高揚して寝られなくなることもある)、栄養分、胃の荒れを防ぐやつ
服用メモ:ペンタザ(サイコー!)、ラックビー(整腸剤)
いただいたサポートはポカリ代にさせていただきます。