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「0325Mon.-入院14日目 #19内視鏡検査再び!」潰瘍性大腸炎日記


入院から2週間。勝手に掲げていた退院の目標の日になってしまった。まあはじめから約一ヶ月の診断だったので無理な話だったのだが、病は気から的な意味で短い設定にしていた。

今日は変更なく内視鏡検査を実施予定。昨日おとといと続いた朝の用便後の貧血は、起きて暫く経ってからトイレに行くことで回避できた。

検査前にまたあの不味い下剤を二リットル飲まなければならないと覚悟していたが、来たのは別の種類の薬剤のようでかなり飲みやすい。ほぼポカリ味。いける!これなら戦える!

二時間かけて二リットルを飲み続ける。15回は排便したがまだ薄い尿のような色で透明にならない。味に飽きて飲むペースが遅くなってきた頃ようやく飲み終えた。

時間になり、パジャマからお尻に穴の合いたパンツと浴衣に着替え内視鏡検査室へ移動。すぐに台の上に寝かされ麻酔開始。前回より麻酔の効きがよく、前は断片的とはいえ結構一緒に画面を見た記憶があるのだが、今回は何も覚えておらずマイベッドに戻る1シーンのみの記憶で目覚めた。

暫く経ち先生に呼ばれ、診断と説明を受けた。
結論から言ってステロイドが効いているようでだいぶ回復している。自分も画面を見せてもらったが見るからに良くなっている。入院前の内視鏡検査の時は全腸型なので腸内全面が爛れた感じで素人目に見ても炎症を起こしているのが一目瞭然だったが、今回見た印象では7割近くが健康そうな血管が見えるきれいな壁で、残りの部分も爛れているものの薄まりかけているように見えた。

他の方の日記やブログを読むと、副作用を嫌ってステロイドやペンタサを敬遠している方もちらほら見かけたが、自分個人に限っていえば、マッチした治療法のようだ。

というわけで、明日から憧れの食事が始まる!重湯らしいので味わうってほどのものではないが、2週間以上絶食してるのでリハビリといった感じだし、食べたあとの腹痛とかが怖くはある。

だが兎に角、食事に因って生活にリズムとメリハリが生まれるのは有り難い!

いただいたサポートはポカリ代にさせていただきます。