思考を具体化するために
何かのアイデアが浮かんだり、またはアイデアが求められたり。
そうしたタイミングで求められる重要なこととして、突飛さやユニークさもありますが、大前提になるのは具体的かどうか。
僕は何かを考えることが好きだけど、中でもたぶん概念的なところを考えるのが好きで。
大枠となる部分や核となる考え方はよく思いつくものの、じゃあそれを実現するには、実装するにはどうしたらいいの?というところが欠けているのが課題だなぁと思います。
なので、哲学的なことや真理のようなものを考えたり、組み立てたりはできるのですが、インターンの業務で具体的な施策までアイデアを落とし込むとか、大きな構想から実行するための筋書きを考えるのが苦手です。
これから克服すべき課題はここだなと感じています。
さて、じゃあ具体的な部分を詰めるにはどうしたらいいのか。
今日良い気づきがありました。
まず一つは詰められない原因です。
それは全てを完全な状態で、仕上げようとしていること。
例えば、ビジネスプランを考えていてもコスト、モデル、集客、差別化ポイントなど様々に考慮するものがあって、アイデア1はコストの面でいいが競合に対しての強みがイマイチとかアイデア2はモデルはいいけどコスト面で難があるとか。
全てをクリアしようとすると、何も詰まらないという状態に陥ります。
ざっくりいうと、選択と集中ができていないんだなと思いました。
どれが一番重要な箇所なのか、それを特定して考えていく必要があります。
そうでないと、例えばコストもOK、競合との違いも明白、でもニーズがないなんていう、極端な例ですがそんなことが往々にして起きるわけです。
なので、上記の例であればまずは顧客の課題とそれを必ず解決できるソリューションをセットで考えた上で、それ以外の要素を考えようと割り切って始めるのがいいと思います。
最悪、成立しないとわかってもそれがもし成立すれば形になっただろうし、それ以外に同様のニーズを満たせる方法はないかと次のステップに進められます。
もうひとつ具体化していく上で重要なことがあります。
それは変数を固定すること。
例えば、〇〇ができるかどうかでその先が変わってくるといった理由で、今はわからない事に立ち止まって思考が進まなくなることがあります。
そういった時にはこの変数となる部分をできるとか、なんとかなると割り切ってその先を考えていくことで打破するしかありません。
考えるべき事に優先順位をつけたら、その先は変数を固定しながらこの場合はどうか、これを固定するとどう考えられるかというふうにやることで、前進していくことができます。
苦手な部分ではありますが、実はちょっとしたアドバイスやFB、客観的な視点で大きく前進したりすることがあります。
いつかは誰かに頼ることなく、自分で突破口を見つけ出せる自分になりたいですが、悩みすぎた場合はどんな考え方があるかや自分がつまづいている箇所を伝えることで先へ進める道が見えるかもしれません。
自分の課題とその対処について少し見えた1日でした。
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