北海道だからこそ生まれた経営改善ノウハウとは
NBCグループは今年で創業35周年を迎えました。
北海道創業の企業で、
全国展開する経営コンサルティング企業としては
唯一無二の存在であると自負しております。
「北海道のコンサル会社?珍しいね。」
「なぜ、北海道のような地方から
全国展開する経営コンサル会社が起業できたの?」
お客様からよく尋ねられる質問です。
志を持った創業者の存在はもちろんですが
「北海道という創業の場所にその答えがある」と、
私は考えています。
北海道は一国と比較されることもあるほど、
広大な土地(九州と四国を足した面積よりも大きい)を持っています。
そのような北海道ですが、
実は日本の中で最も早く縮小の時代に入った地域の一つでした。
人口の減少、法人数の減少、労働者数の減少、
所得の減少、少子高齢化、過疎化と一極集中……。
今、日本全体が抱える経営課題を、
どこよりも早く経験した地域だったのです。
北海道では1990年代に多くの企業が倒産・廃業しました。
そのような地域で1987年に創業した
経営コンサルティング企業だからこそ
「縁のあったお客様は絶対に倒産させない。」という、
倒産・廃業と向き合う経営理念が生まれました。
倒産企業の決算書を数多く調査すると、
我々の常識を覆す事実がわかりました。
縮小の時代の倒産は、
我々の想定とは大きく異なっていたのです。
拡大の時代は
「売上が減少し、利益は赤字で企業は倒産する。」
しかし、縮小の時代は
「売上は増加し、利益は黒字で企業は倒産する。」
これが多くの北海道の倒産企業の姿でした。
いわゆる「黒字倒産」です。
なぜ黒字で倒産してしまうのか?
その答えは「利益率」にありました。
黒字倒産に陥る北海道企業は、
広大な土地にお客様が点在し、
かつそのお客様が減少する縮小の時代の中で、
売上を上げようとしていました。
遠方で利益の少ないお客様とも取り引きし、
減少するお客様に値引き・割引し、オプションを付け、
看板を増やし、営業マンを増やし、営業所を増やす。
結果的にこれらの行為が「利益率」を下げ、
黒字でも資金が減少するという悪循環に
陥っていることに気付かなかったのです。
売上を上げ、利益率を下げ、せっかく残した利益は、
在庫や立替資金に消えて、手元に資金が残らない。
縮小する時代にゲームチェンジしているにも関わらず、
多くの道内経営者が、拡大する時代の経営をし続けました。
そして、売上を上げるために頑張れば頑張るほど、
倒産・廃業の決断をせざるを得ない状況に陥ったのです。
時代と環境の変化に対応しなかった企業とその経営者の末路です。
今、我々がお伝えしている経営改善ノウハウは、
このような縮小する北海道経済の環境下を
共に生き抜いたご支援先から生まれたノウハウです。
まさに今、コロナ禍で縮小する経済において、
いかに生き残る会社を作るか?
売上が下がっても(減収)、利益率を上げ(増益)、
そして資金を残し、給与が上がる(昇給)経営手法。
それが『労働分配率経営』です。
縮小する時代に成長曲線を描く中小企業を、
労働分配率経営を用いた人事評価制度で実現する。
■利益率を上げて資金を増やす
小集団・組織を作る労働分配率経営
■利益率・客単価を上げる知恵を
自ら出す社員を育成する人事評価制度
縮小する時代に必要な経営改善ノウハウを持っていることが、
北海道発の我々の最大の強みです。
今の時代を乗り切る経営改善手法を
ぜひセミナーで学び実践してください。
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