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渡邊雄太のディフェンス力

2月29日に渡邊雄太の所属するメンフィス・グリズリーズが、現在ウェスタンカンファレンスの1位を独走するロサンゼルス・レイカーズと対戦しました。
このところ怪我人が続出しているグリズリーズは2way契約の渡邊雄太のプレイタイムを増やして怪我人が抜けた穴を埋めています。
もっとも、これは2/29の段階の話で、最新の今日3/5現在では渡邊はガベージタイムのみの出場となり、代わりに渡邊と同じ2way契約のジョン・コンチャーがプレイタイムを増やしました。

レイカーズとの対戦の時、渡邊雄太はディフェンスでは良い働きをしましたが、オフェンスではあまり良い働きは出来ませんでした。(個人的には良い「動き」はしていたと思っています)
それに比べ、コンチャーの方は攻守において良い働きをしたと言えます。実際、観ていて「良い選手だなぁ」と思ったし、タイムリーな活躍をした点では、オフェンスで決めきれなかった印象の強い渡邊とは大きく違いました。現地の実況と解説もコンチャーの活躍に大喜びで、察するに、何故かは分かりませんがコンチャーは既に渡邊よりも人気が高く、その活躍が期待されている選手のようです。

渡邊雄太はこの数少ないチャンスをものに出来なかった。
ここ数試合観ていて非常にもどかしかったが、恐らく渡邊自身が最も悔しい思いをしていることだろう。自身の未熟さを痛感しているかも知れない。彼はプレイタイムを減らされたが、きっと心中では奮起を誓っているに違いないのだ。

今回は彼のディフェンスのみに注目した。それが間違いなくNBAの中でも高いレベルにあると思うからだ。彼のオフェンス力は必ずここに追い付く。僕はそう信じている。

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