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日本人NBA選手の活躍

前回の記事で2/29のレイカーズ戦での渡邊雄太のディフェンスに注目した動画を作りましたが、今回はオフェンス編です。以下の記事には渡辺選手の2way契約についても簡単に解説してます。

八村塁と渡邊雄太
2人が活躍するたびにテレビで少しばかり取り上げられる。バスケ、NBAの不人気は不動だから、とっても簡潔である。

渡邊雄太の所属するメンフィス・グリズリーズは今年加入のルーキー、ジャ・モラントと2年目のジャレン・ジャクソンJrを中心とした若いチームである。若い一年目のヘッドコーチが指揮を執っている事もあり、プレイオフへの進出は難しいとされていたのだが、今現在、大方の予想を裏切り、プレイオフ圏内へと上がって来ているのである。
渡邊雄太はこのチームと2way契約を結んでいる。
細かい契約内容が分かりやすく見られるリンクを貼ろうと思って、英語で2way-contract、と格好つけてググってみたら全て難しい英語で全く読めませんでした。

2wayという言葉の通り、彼は2つのチームに同時に在籍している選手です。2way契約の選手はNBAの下部組織のGリーグのチームにも所属するのです。むしろGリーグの方がメインであり、渡邊雄太の場合はグリズリーズの傘下のメンフィス・ハッスルの所属です。そして、NBAのグリズリーズの方に帯同出来るのが45日のみと決められています。試合の数ではなく、チームに帯同出来る日数なので、練習に参加するだけでも日数は消化するようです。加えて、プレイオフには出られないという制約もある。NBAは1チームのロスター(登録選手)が15人ですが、2way契約選手はここに含まれません。つまり、チームはレギュラーシーズンを最大17人を駆使して戦う事が出来るのです。(1試合のロスターは15人です)もちろん他にも色々とあるのでしょうが、これだけ知っていればいいと思います。というか僕がこれ以外を知りませぬ。

渡邊選手はメインのGリーグでは、もはやエースと言っても良く、Gリーグのオールスターにも選ばれています。ちなみにGリーグでは八村塁の先輩の馬場雄大もテキサス・レジェンズ(ダラス・マーベリックス傘下)というチームに所属してます。

動画中で渡邊と共に控えから出場したJ・コンチャーも2way契約の選手です。
今現在、怪我人が続出しているグリズリーズは2way契約選手の彼等2人をフル活用しています。
そして、前回の記事と上の動画中にも書いたように、2/29のレイカーズ戦以降、渡邊の出番が減り、代わりにコンチャーがプレイタイムを増やしました。

2way契約選手は渡邊雄太に限らず、皆、NBAチームとの本契約を目指すわけだが、グリズリーズにおいては渡邊よりもコンチャーの方が本契約に近付いたと言えるでしょう。
グリズリーズはロスターが1枠空いてるのでいずれこの枠を埋める為に誰かしらと契約すると思います。
もっとも、契約に関してはサラリーキャップなど沢山の規約があり、また複雑でもあるので、実際のところ、僕はあまりよく分かっていません。
詳しい解説はネットで記事や動画で色々とあるので調べてみるといいかも知れません。細々と複雑過ぎて、きっと面倒くさくなることでしょう。

僕個人としてはNBAバスケが面白いから好きで観ているので、金の話には全く興味がない。なのでここで契約関連の細かい解説はしません。

いずれにしても渡邊雄太の本契約の可能性は僅かではありますが残されています。今後のチームの状況と彼の活躍次第では、その可能性を大きく出来るでしょう。彼にはそれが出来るだけの力があります。そしてNBAにはチームが30チームあるのです。グリズリーズを除いた他の29チームのうちのどこかが渡邊を欲しがっている可能性もあるのです。

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