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2023年5月12日 多摩川クラシコ(vs 川崎戦) 1

 この日は金J、金曜日の夜開催、国立競技場開催でたくさんのお客さんが入ると思われる、Jリーグ30周年記念試合のひとつと銘打たれた試合。しかも多摩川クラシコ。多摩川を挟んだ2チーム、FC東京と川崎フロンターレが対戦するっていうある意味でおまつりイベント的な盛り上がりを持たせたい一戦。

 で、本題に入る前に、です。
ここからの話は試合の写真を楽しみに見てくれてる方はすっ飛ばしていただいたほうがいいかなと思う。いろいろと思うところのあるFC東京のファンの方向けのお話。

はじめに


 FC東京サイド、私個人の視点から見ますと、ここ最近の状況から察するに、この試合がうまくいかなかったとしたら、ファン含めていろんなものがばらばらになってしまいそうだなっていう状況でした。

 過渡期の特徴だなって言えばそうなんだけど、個人的には「自分がこうなってほしい」というのと「未来や違う意見の人のこともふまえてのいい方法」っていうのは全然別のことです、あたりまえだけど。

 意見を言え、というのはいい方向に行くためにはどうしたらいいのか、の意見であって、自分がこれが好みだからこうしろと言うことではない。あるいは、自分が不快だから「こうすべき」と言うことでもない。

 自分はみんながだいたい納得してくれそうなのはこの線だと思うんだけどどうだろうか? と言ったときに「それだとこういう部分がうまくいかないと思うけど」って話が出て、じゃあどうすればなるべくみんなが納得できる方法に近づけるにはどうしようかね、が話し合いなんだと思う。

 私個人の意見だと、エンブレムには思い入れはある。親の行ってた会社のサッカー部がプロのサッカーチームになります、ってなったときに出来たデザインで、「なんかJリーグっぽいな」と思ったところが自分の中でのFC東京のはじまりだから、その思い出自体に思い入れがある。

 だけど、例えば見えづらいとか商品化するときの使い勝手とか、一色刷りにしたときにデータつくりにくいのよ、これだと、みたいなことだったらそこは改善したほうがいいですよね、って思う。(社長はそういう話をしていたと思う) それに、正直デザインがどうあってもチームを応援できなくなるみたいなことは考えられない。

 あと、かっこいいかっこ悪いはその人の主観なんで問題にしてません。もしもこのクラブが世界で一番強いクラブだったとしたら、このデザインがサッカーっぽい、トラディショナルなもの、憧れを想起させるもの、に見られるようになってしまうしデザインなんてほんとにその時代その時代でかっこいい悪いの判定が逆転するものなので、そこはあんまり主張するとこじゃないなと思う。もうほんと、好みなんで。今かっこよくないと言う人でもこういうのが流行ったらかっこいいとか言ったりすることよくあるから、ファッションという概念なんかはほんとそういうものだし。

 アイデンティティとはなにか? と考え出すとよくわからなくなっちゃうよね。だけど、100年後にこのクラブがあるとして、その時代のファンの人、支える人に対して今の自分たちは責任とれないから、最初に議論になったときの昔のこの人たち、ほんと何やってんのみたいなことにならないのがいいな、と思う。それは意見がどうってことよりも、やっぱりシンプルにみんなそれぞれこのチームを応援したいなと思って今集ってるってのは事実だし、理由やきっかけはみんなそれぞれだけど応援したい、何かしたいと思ったところ、その根源のひとつぶ、そういうのがちゃんと作用していつも流れているならば個人の好みの部分はまあいいか、って自分は思う。

 だからそのために、都合よくこのクラブやチームを「自分のアピールのために使おうとしている」ということなら肯定しない(みんなそこに敏感になってるからこういうかんじなんだと思う)。ただ、そこの線引きをどうするか。ひとつのプロジェクトを成功させるにはいろんな根回しが必要です。それをどこかが割を食わないようにと普段見えないとこでいろいろとやってくれてる人たち、そういう人たちがどういう意図で動いているかを把握しようとせずに見えてる部分だけを否定すると、大元の倒れてほしくないものまで引き倒してしまうことになることもある。そこをきちんと考えてるか考えてないか。考えていない者の意見は優先順位が低くなる。当然の流れなのでここの説明は省く。

 発表されてる物事って、とりあえず発表できるタイミングに発表するだけで、発表されてない物事が動いてないとかそういうことじゃない、並走していくつもの物事を進めているけれども順次ひとつずつ表明されるものではないかな。食べ物屋さんでいくつか注文して、「できたものからお持ちしますね」というのと同じ状況だと思う。これは一般的にだけど、万事、「〇〇より先にやることあるだろ」と外から言うのは的外れなことが多いかも。そこまで携わる側がぼーっとしてたらもっと前の前の段階で我々が不具合を感じてることが今よりずっとずっと多くありそうだから。並行して進められてることのひとつがこれ、っていう捉え方した方が結果話が進みやすいとも思うんだよね。

 まあ、これはほんと自分が個人的に感じてることなので、当然全然違う意見もあると思う。でも今は、みんな同じように「これが好きだから見てるんだ」って思うような、それぞれが大切にしたいものがこの試合にあるといいな、そんなことを考えながら向かった。これはほんとに神頼みしましたよ、このチームのファンや関わってきた人が「これのためにずっと見てる、がんばってる」ってそれぞれ思えるようなものがそこに現れるように、かみさま今日は力を貸してー って祈る気持ちで出かけたもん。
 そもそも違う考え方の人たちがこれだけ集って同じことを考えるとか思う、感動する、ってそれだけですごいことだもんね、そういう空間はなくなってほしくない。

 さて、写真日記にもどります。

5月12日 川崎戦

前回記事に書いたように、中村帆高選手はアキレス腱断裂の大けが。私は帆高キーホルダーを手に入れた試合の日に彼がケガしてしまうことが今年二回、ということで悔しいので新潟戦のあとずっと普段使いするカバンにつけて持ち歩いてます、帆高のキーホルダー。


帰ってくるまでずっとつけててやる。←もう、これは意地。


到着したのは開場時間のちょっと前くらい。さすがに人多いなー、うろうろしていると神宮球場に向かうスワローズファンの方ともすれ違いました。ちょうどそういう時間。駅にもネイビーと赤のグッズを持ってる方はスワローズファンなのかFC東京ファンなのか…あ、つば九郎グッズか、神宮か、なんて一人で見て楽しんでた。そもそも野球ファンなんでそちらにも仲間意識があるもんで。


Jリーグ30周年、ということで記念のデザインになってる階段。
とりあえず多摩川クラシコ限定デザインのガチャでもやろっかなーと思って売り場のほうにいきますと、途中でSOLD OUTって書いてるのが見えた。限定のやつもうなくなってるー しかも待機列ながいー。あきらめたー。

ということで早々に入場することにした。

 比較的早い時間だったので外に比べて入る人はまだまばら。入場すると年齢的にはジュニアユースの子たちだと思うんだけど、スクールのチラシを手渡していて、「こんにちはー」って言ってくれたので「こんにちはー」ってちょっと大きめに返したら、まわりにいた他の子たちも一斉にこっちみてすごく笑顔でこんにちはーって返してくれた。なんかすごく嬉しかった。なにより、ほんとにみんな笑顔なのよ。

普通に応援したくなるよね。ここからまた数年後に応援される選手たちがたくさんでてほしい。


会場では、「ラブ!!Jリーグ」の番組取材がきてた。

多摩川コラシコはじまります。U-12年代の対戦です。


何年か経ってこの写真見ると「これ、誰々じゃん」がいるかもしれないので写真とっといた。


両チームのメンバー表おいときます。いつかの未来にここの選手たちでプロになる子いるかもしれないから、ここを見て おおっ て言いたい。

霜降り明星のせいやさんは、ピッチ外に出たボールを蹴り返す。

アドバンススクールの子と、おんなじかっこうで見てる梶山陽平コーチ。これ、現地にいたとき気づいてなかったけど写真見返したときに「これ梶山じゃん」ってなりました。

コラシコのときにも多摩川クラシコの特別アンセムの別アレンジバージョンみたいなのが流れるのね、って思ったんだけど、そのときせいやさんとドロさんがダンスバトル状態になってた。

即興でダンスするのもプロのエンターテナーだなってなるけど、そのダンスに合わせたダンスを踊るドロさんもプロだ。

と、そこでスタッフさんからドロさんにあっちいきなさいっていう指示が。

試合を終えたアドバンススクールのメンバーが、メインスタンドに挨拶。あ、試合は1-0で東京のアドバンススクールが勝ちました。

ゴール裏でサポーターと「We are TOKYO, we are tokyo」やって、シャーもやって、国立でこれできるのっていい思い出になるんだろうなー。

多摩川クラシコ、って聞いてほんとろくな思い出がない。クラシコのアンセム聴いてもほんといやな動悸しかしないのよどうにかならないのいいかげん。

フロンターレのサポーターの持ってる水色のライト、色きれい。

WINNERのCMに出演してるウエストランドがトークしてました。DAZNの中継のときにCMはさまるよね。

花火とドローンショーはじまりました。あ、これはシャッタースピードはやすぎだな、と思うもカメラがこのとき広角と望遠二個持ちでどっち出すかですでに慌てた状態でさらにあわてることに。



赤い字でNBマーク。NewBalanceデーでした。

選手紹介の映像とドローンをとろうと思った。NBの文字が青赤できらきらしてる時で、なんか点にしかなってない。

花火をとろうと思うとドローンが入らないー。選手紹介映像も絡めようと思うとここっていう画面のときに花火が上がらないー。

画面まっしろだね。

これは You'll Never Walk Aloneのときだね。タオル持ちながら写真撮るのたいへんよ。

選手入場時。もはや選手のこと見てない。

花火も撮りたい。

明るくなって、ドローンが地上に降りて行ってるところです。


100試合出場した安部柊斗選手に、ご両親から花束贈呈。柊斗は選手紹介映像の背景も国立競技場だし、100試合記念の表彰も国立競技場だし、先に言っちゃうけどゴール決めたしシャーやるしで国立競技場に縁のある人なんだなあと思った。

この日はニューバランスのグレーデー、ということで特別Tシャツを着ての入場だったので、記念写真撮るときにTシャツどうするの?ってジェスチャーを安部選手がしていて、手前でスタッフさんが「脱いで!」ってジェスチャーしてます。

脱いでる。

子供たちが選手と手をつないで入場する、募集があってやってるイベントと同時に選手のお子さんも一緒に手をつないで出てきてて、その子たちが記念写真に加わって集合写真撮った後、改めて選手だけで写真とるんだけど、子供たちがはけていったところを選手が見てる、んだけど徳元悠平選手(前段右から二番目)は自分のお子さんを心配そうに見てる、ふうにみえる。


徳元選手は今年入団してからしばらくご家族と離れて生活してて、第二子が誕生してから一緒に生活するようになった、のかな? なのでお子さんと一緒に撮影できるようになってよかったねー って私勝手に思ってたところ。ここにははりませんけど、すごく楽しそうにお子さんが笑って走ってく姿が写真にうつってた。

ユニフォームで撮影。

さて、試合が始まる前に各自水分補給してるとこなんですけど、だいぶ小柄な選手がいるね。

ディエゴさんちのお子さん、芝生でくつろいでる。
これ、通訳さんがいつも水をもってきて回収して、ってやってるので、その通訳さんと一緒に手をつないでピッチから出る、のがいつもの光景なんです。

通訳さんと手をつないでます。結構好きな光景なのよ、これ。

試合開始からの記事は、次回に

☆ほぼFC東京観戦記しかないスポーツ系の記事は こちらから。


誰かの心の平穏やきらきらを取り戻すお手伝いがしてみたい。