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FC東京 2024年4月13日 vs(アウェー) 東京ヴェルディ戦

 最近ちょっとばたばたしてたので記事が滞ってます。写真が季節外れになっちゃったなあ。

 4月13日、ソメイヨシノの季節が終わってきて八重桜がいい感じになってきたころ。飛田給駅からの八重桜並木もいい感じ。

 さて、この日はいつもの味の素スタジアムなのですが、アウェーの試合なのでFC東京の主催じゃなく、ヴェルディの主催ということで仕様がいつもと違うのもちょっと楽しみなところ。昨年のヴェルディとの対戦はJリーグじゃなく天皇杯だったのでどっちのチームの演出でもなかったので東京ダービーといったらJリーグの管轄の試合のほうがアウェー感出るかなあというところが楽しみで。いつもと同じ場所だけどいつもと違うものが見られることも楽しみのひとつなので。

アウェー側ということで、どこから入場すればいいんだろうと歩いていくと列がアジパンダ広場のほうまで伸びてたので、じゃあアジパンダ広場でごはん調達しよっか、ということになり(いつも入れないアウェーサイドにあるコンコース売店とかも興味あったんだけど)

こっち側はアウェー側なのでほとんどFC東京側のお客さんでしたが、ヴェルディのファンの方もいらっしゃった。

Mr.HALALさんのチキンオーバーライスとサラダを買いました。
一番重要な、食べ物の写真撮るの忘れたんだけど、こちらのは辛いソースをつけるかつけないか選択できたので個人的にはすごくよかった。私は辛いソースなしでサラダをいただきましたが、自分好みの味でした。これを選択してよかったと思った。ヴェルディさん系列の試合のときに出店されてるお店なんだなあというのが上記の写真でわかると思いますが、それだと食べる機会がここであるの、私的には年に一回か笑

↑チキンオーバーライスが出来上がるのを待ってる間、暇だったんで望遠で撮った笑

そうそう、この日、スタジアムに向かってる間に京王相模原線が事故で止まっていて。自分たちは調布から西調布の間にいるときでなんのあおりも受けなかったんだけど、その時は電車が急停止しました、緊急信号受信したとかで。相模原線は調布から分かれてる路線なので飛田給に行く方の電車は違う路線になるんだけど、それでもこっちも一瞬止まるんだなあと思った。時間的にスタジアムに来られる多くの方も影響受けたんじゃないかなあ、稲田堤じゃ、っていうような話を我々はしてました。

リヴェルンが、帽子落としてった

のを拾っているヴェルディ君。保護者というかんじ。

メインスタンド二階の向かって右手側にいますが、視界が違うのが変な感じ。

↑この横断幕、個人的にぐっときました。

言ってることがかっこいい。あの日は去年の天皇杯のことだと思うけど、いい試合だったね。→その日の私の観戦記事はここ

うちの人達、練習に出てきました。いつもと場所がちがーう、不思議な感じ。

長友選手がゴール裏に盛り上がれと煽っているところ。この日スタメンじゃなかったけど、長友選手先頭でみんなを煽ってた。

ほんと不思議な感じ。ありがとうございます、東京から東京にきました。

勝手が違う感が面白くてつい写真撮ってる。

フォントはFC東京が主催のときと同じの使うんだな。アウェーという扱いなだけで体裁が同じかんじ。

コレオグラフ、かっこよかったです。これ準備するの、簡単じゃないよね。頭が下がる。

これには笑わされた。東京都のマークという認識でよろしいでしょうか。そうだよ、このマーク出されたら、そうだよグリーンですよねとしか言いようがない笑

なんだかんだ言って、ダービーだからお互いのファンサポーターが盛り上げるためにこういう気合の入った感じを見られるのはすごくいいなと思う。FC東京サイドもコレオグラフをいつもやるわけじゃないし、ダービーだから用意してきてくれる、目に楽しいものだと思うし。

いつもよりも試合前から歌っているし動いているし、みなさん熱中症に気をつけて、とか思ったりして。

ヴェルディさんはチアリーダーがいるのね。

味スタで2ndユニフォーム見るのも機会が少ないことなので物珍しい。

↑これはサポーターのカシーフコールに丁寧に頭下げるバングーナガンデ佳史扶さん。

そして、波多野豪君は各方向に向きかえて都度お辞儀をしてました。

 さて、試合内容ですが、ファイナルスコアはあとで。前半は写真少ないです。こっちからするとぐったりするような感じだったので。

試合開始すぐあとくらいの俵積田晃太選手。

ボール持って行って

持って行って

どこまで行くんだいとつっこんでしまった。

向かって右手側のゴールが近いことが不思議、な感じ。

いつもの感覚で、左手側のゴールの方がいつもは近いためにこっちサイド撮るときは無意識にカメラのアングル広めにとるんですけど(人が入りきらないので)、この日は左が遠いサイドなのにアングル広めにとろうとして、あ、違う違う、みたいになってた私。

これはPKで先制されたところです。波多野選手も反応はしてるんだけど得点になった。

一点目とられたあとにすぐ話し合いしてた。

ちなみにわりとすぐ二点目をとられたんですけど、そのとき自分の視界からだと、ヴェルディの宮原選手から染野選手までの間が、モーゼが海をわった時みたいにきれいに空いて見えたんで「あー」って言ってたら染野選手にボールが渡ってすんごいきれいなボレーシュートが見れた。思わず「すご」って言っちゃった。いかれるってわかってたけど心情的にシャッター押さない状態で、珍しく撮らなかったことを後悔をちょっとしたくらい、きれいなシュートでした。ちなみにモーゼが海をわった現場は見たことないけど。


そうなると俵積田選手が走ってたら撮る、くらいのことしかしてないなっていうのがよくわかるSDカードでした。前半の写真が少なくて。

これは、安斎選手が二枚目のイエローカードで退場になったとき。サブの森重選手が選手たちをこっちに来るように促してます。一人少なくなったからいろいろ変更あるので確認しないと。

この状況だよ、前半で。
ハーフタイムでどういう話し合いして作戦立ててくるだろうって思ってました。

途中から遠藤渓太選手と寺山翼選手が入りました。
この日の二日前くらいだっけ、遠藤渓太選手が期限付き移籍から完全移籍でFC東京に、っていうニュースが発表されて。私、期限付き移籍で来てたこと自体忘れてたのでチームのLINEの通知で「1.FCウニオンベルリンより」って文字を見たときに遠藤選手のことだと思ったんだけど、それだけ見てウニオンベルリンに帰るのかと思って一瞬動揺したというあわてぶり。その先読んで今まで期限付きだったんだっけ! ってなったという。

 つまり、完全にうちの子になったタイミングだったんで、これは得点決めてほしいなと思っていた。

↑こういう、こちらのホームゲームで見ない表記が物珍しくてつい撮ってしまう。

ああこれ、最高の最高の最高の場面だったんですけど、全然その雰囲気撮れてないね。白井選手のボール奪取からめちゃめちゃ快走してボール持ってってるとこなんです。

この写真全然疾走感ないね。

この時の自分、白井選手があまりにも気持ちよくボール運んでるので白井選手に照準合わせたいのでどのタイミングでアングルを引きにしていいかわからない。でも引かないと遠くにボール出されたときに対応できないどうしようって思ってるときくらい。白井選手がボール出して、寺山選手がスルーしてるんだよね、そして遠藤選手にボールが渡って

うつってない!!!
ゴール決まりましたー

2-1で負けてる時なので

寺山君がボール抱えてみんな急いでセンターサークルに戻っている。

寺山選手、ボールを抱えたままゴール裏に盛り上がれってやってます。

と、長友佑都選手が出るようだ。
長友選手、おととしのシーズン終わりは現役続けようかどうしようか考えたくらいだったみたいなのに、昨年ヴェルディと対戦したときにヴェルディの城福監督(はFC東京でも監督されていて長友選手も知ってるしそもそもFC東京にとても関わりの深い方)とお話して、城福さんと東京ダービーで闘うために現役続行を決めた、という話があった。そのあとで日本代表にも復帰したし、あの日の対戦がなかったらもしかしたらそんな未来につながってなかったこともあったのかも? と思うので、この試合に出場するというのはぐっとくるものがあった。

この試合、負けたくないよねえ。だから期待しちゃうんだよね、長友さんの奮起に。

原川力選手とジャジャ選手が入る。

小泉慶君がOUTするので、小泉選手がつけてたキャプテンマークを

仲川輝人選手が

長友選手に渡す。なんか胸に来るものがあるな。

いきなりセットプレーになるので、原川選手はボールの感触を確かめてるみたい。

入ってすぐいきなり大事なシーンで蹴る感じになるので。

ファーストタッチが重要なのです。

お客さん、たくさん入った。これはスタジアム出るのに時間かかるな。

なんとかそれ以上失点はせず。
こちらの一点目が入ってから、こちらのゴール裏はずっと「ヴェルディだけには負けられない」を歌ってるわけです。この時の試合の光景は、そのチャントの歌詞と曲とぴったり合ってるような感じに見えたのね。相手に対しての煽り要素じゃなく、ほんと言葉そのままの意味で。「俺たちの力見せてやろうぜ」っていうのは上から言ってるわけじゃない、純粋に、「俺たちの知ってるキミらの力はこんなもんじゃないじゃん」という意味に捉えられて。もうほんと、この歌詞以上でも以下でもないジャストこれだっていう状況だったから、なんか勝手にそこに感動してた。この時はゴール裏の創り出してるものと目の前で選手たちが行ってる試合とのマッチした感じが本当にすごくて。

うん、4分か。長くはないがないとは言い切れないだけの時間。

この時が来た、という感じだけどうわーってなってるからぶれました!!
遠藤選手のシュートのシーン。

決まった。ガッツポーズしながら寺山君は

ボールを拾い上げて、歓喜に沸いてる選手たちとは別にそのままセンターサークル方向へ。
うんそうだよね。ほんと寺山選手のこういうところ大好き。

さて、こっちの得点した方々は

ゴール裏に向かっていきます。当然このときものすごい大騒ぎ。試合終了ぎりぎりで二点差追いつくとかそんな簡単なことではないもの。

この子うちの子ー!!! とか言って叫びたい感じ。

で、この時白井選手がすごいいい顔してたんで

写真見ながらそっちに見とれますけど

最高すぎ。

ちゃんとセンターサークルで待ってるひとたち。冷静でいいな。

この時の白井康介選手の表情がすごく状況を物語ってる気がする。
このあと白井選手好調なんで、なんかすごく頼もしく感じますけど。

4分のアディショナルタイムで、90+4での得点。背水というかなんというか。しかし遠藤選手が決めてくれたのすごい嬉しい。ていうかチームに来てくれたこと自体に遡って全部ありがとう言いたいくらい嬉しい。

試合終了。そうなるよ、どちらのチームもみんな走ってた。

試合終了後、挨拶もアウェーチームなんで場内一周とかはありません。

試合出場しなかった森重真人選手はみんなを迎える係になってる。

よく負けなかったよなあという感じ。

遠藤渓太選手、あらためてうちの子になってくれてありがとう的なかんじ。

↑たぶん、すぐ下の出入り口のところに出場しなかった選手たちが待ってたんで、そのメンバーに対してこんな感じだったんだ、と思う。

FC東京に関わりの深い城福さんのチームが相手だからこそ対戦が面白いっていうのもあると思うなあ。


外に出るときれいな空でした。

ヴェルディのホームゲームなのでライティングは緑。

駅までの道のりがかなり混雑してたので、遠回りして駅に向かうことに。

桜の季節は遠回りも楽しいです。

 さて、東京ダービー的なことの話をちょっとする。この日、遠藤選手のコメントで「点をとられたときに相手の選手が煽る感じのパフォーマンスをしたのでそれ見てスイッチが入った」的なことを言ってた。

 ああ、こういうのはいいな、と思いました。選手同士がスイッチが入って更に良いパフォーマンスが見れるんなら、それは見に行く甲斐があるなと。

 自分とか、ファンの立場で煽り合いっていってもなかなかセンスがいるから難しい、難しいから考えるのがめんどくさい(シンプルにこれが本音)し、意図が伝わらないと楽しむどころか悪目立ちするだけだからほんと難しいなと思うけど、選手同士が気持ちに火をつけあってくれるぶんには大歓迎。

 選手自身が相手方を煽るとか、個人的には好きです笑 正当に「じゃあ上回ってやろう」ってこっちが思わせてもらえる状態ならば全然腹立たないな、試合面白かったもん。白熱した試合が見たかったし、両チームが見せたかったのもそういう一段階ギアが上がったような試合でしょ。選手同士がやってることならピッチ上で解決してくれるでしょ、みんなプロだし。そこは両チームを信頼していいよね。この対戦カードなら、他と対戦するときよりも次元の高い頑張りが見れるっていう形だったら理想。

 後日この日にあった事象について両クラブが発表してましたけど、あれ(具体的には書かないよ)、SNSで最初に見かけたらしき方の投稿を見たのですけど、印象としては、こっちのファンがやるとしたら自チームを貶めるというより礼賛する方に出ると考えるのが普通なのでこっちサイドではないと考えるのが自然かなあとは思うけど、ああいうのってもはやどっちのファンでも、どのチームのファンでもない可能性もあるなくらいは思ってるので、そっちのファンはなんなんだとか特定して言うのはちょっと待ったほうがいいなと思う。実は誰も関係ないかもしれないのにお互いのチームのファンが言い合いして悪い印象持ってもしかたないというか。

 どういう物事でも、当事者になるサイドの人って真面目に考えるじゃない。こういう雰囲気にはなりたくないな、とか、これはやるべきじゃないよなってことを。だから、やっていくうちに当事者意識がある人たちは線引きをちゃんと意識するようになるけど、そこにあんまり責任がない立場の人はいたずらくらいの感じで軽い気持ちで余計なことする、とかすごくよくあるなあと思えて。ひっかきまわしたがる「他人」ってよくいるじゃない。だとしたらお互いのクラブのファン向けに注意喚起しても当事者にはうまく響かないかも、とかね。まあ、多くの人が「これはよくないね」って思うならそれでいいことなのだろうし、両方のファンの人が協力していい雰囲気にしていきたいっていうやりとりが発生すること自体、すごく良い意味があったようにも感じた。

 しばらくカテゴリが違っていて、ダービー自体久しぶりだったわけだから、これから回を重ねながらお互いで「こういうほうが盛り上がる」とか「こういうのはよくない」とかアップデートして作り上げていけばいいんだろうなと思いました。そしたらきっと唯一無二の空間になるんじゃないかと。この対戦じゃないと、この両クラブ、そのファンサポーターじゃなければ見られない光景になるんだと思う。そういうの見たいね。

 なんか外側から言われてることに納得できないというか「??」と思ってしまうのは、自分がこの日行き帰り道すがら見てきたのはいつもと同じ光景というか、どちらのファンサポーターの方もそれぞれ普通にサッカー観戦に来てるだけの風景というか、相手に絡んでいくような人とかいきって余計なこと言ってる人とかは全然見てない。(スタジアムの試合と関わるのと別の場所でって意味よ)
ほんといつも通り平穏なとこしか見てない。だから、その場にいない人にこの対戦カード、ここのファンはやばそうと言われるのもなんかしっくりこないなというか。普通なんで心配するほどのことはないですとしか言いようがないです。その場にいない、見てない人にどうせこうなんだろと言われても的外れというか。見てないのになんで断言するのかなとかね。まあだいたい、どこのファンも普通に平穏な人が大半だというのが事実だと思います。平穏な人の多くは目立つところで意図もなく目立つようなことをあまりしたがらないから目に入りにくいだけで。

 何が言いたいかっていうと、長い目で見ればこの対戦はいい方向に盛り上がる、いい感じの関係性になれるんじゃないかなーって思ったよっていうこと。

 そういう関係性がちゃんと構築されれば、煽りも良いスパイスに昇華されるわけで。まだその時点までには少し回数が必要かもしれないけれど。見え見えの思いやりぶった言葉を使わないと通じ合えないわけじゃないようなある種の信頼関係が再構築された時が来たら、また拓けるのかな。


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