手術&入院記 胆石症からの胆嚢摘出
突然ですが、胆石症になりました。
胆石って何?と思った方は以下をどうぞ。
胆石は、ざっくり言うと胆嚢(たんのう)にできる結石。これが炎症を起こすと胆石発作となり、炎症が悪化するととても危険。
というわけで、入院&腹腔鏡下の胆嚢摘出手術を受けてきました。
とりとめなしレポ。
長いので、読みたいとこだけ読んでください。特に手術当日は長い。
胆石症の経過(なずなはなの場合)
①脂っこい食事やお菓子を食べた後、必ず腹痛&下痢
②普通の食事でも、食後に右下腹部が痛む
③腹部超音波検査で胆石が見つかる。
「こんな時世じゃなきゃ手術を勧めるんだけど、様子見かな~」と言われる
④1年が経過し、人間ドックで手術を勧められる
⑤怖くなってブルブルと震えだす
⑥腹腔鏡下の胆嚢摘出手術を受ける→現在
胆石症にかかりやすい傾向としては、以下の4Fが挙げられます。
Fatty(太った)、Female(女性)、Forty(40歳代)、Fecund(多産婦)
私は昔から胃腸を壊しやすく、何を食べてもまっっったく太れない体質で、産んだのは1人だけれど、40代女性は当てはまっている。
※症状には個人差があり、別の病気という可能性もありえます。自己判断せず、必ず医療機関へ相談してください。
入院1日目
事前入院。検査などは既に終わっている。食事も普通のもの。
この時世なので、家族との面会は禁止。
手術時の立ち合いもなく、なにかあったら電話するとのこと。届けものなども、受付のほうで預かってくれて病室に届くスタイル。
最初、主治医からは2泊3日で退院と言われていたため、シャンプーもコンディショナーも1回分だけラップに包んでジップつき袋に入れたのみ。後悔。理由は後述。
病院によって変わりますが、私が用意したものは以下です。
入院準備
着替え、上着(パジャマは病院で借りた)
履き物(転倒防止に靴タイプ)
歯磨き歯ブラシ、蓋付きコップ
シャンプーコンディショナー1回分
保湿クリーム
生理用品
携帯用ウェットティッシュ、ティッシュボックス1個
フェイスタオル、手ぬぐい3つ
ヘアブラシ
Androidタブレット、イヤホン、充電器
マスク(たくさん)
服用中の薬、お薬手帳
読書用の本
仕事の調整、家族への連絡、子どもの預け先の相談など
基本的に、病院でお化粧はしないと思います。顔色の悪さとか、黄疸になってないかとか見るので。ネイルなどは指先で酸素飽和度はかるので、つけてたら落とす。
※病院や既往歴などによって準備するものは異なります!必ず入院先に確認してね!
入院準備に入れときゃ良かったもの
とはいえ、大体のものは病棟や売店で揃う。でも品切れだと悲しい。
シャンプーコンディショナーボディソープ洗顔料のトラベルセット
モバイルバッテリー
生理用品の予備(重い人向け)
フェイスタオル予備
ポケットWiFi(WiFiがない場合)
化粧水
幸い、病棟の売店にトラベルセットがあったので救われた。化粧水は保湿クリームで代用しました。肌のお手入れ順番は知らない。
あとモバイルバッテリーは本当に必要。
病院によって変わるだろうけど、私の場合は患者が使えるコンセントは1個のみ。
手術後しばらくはバイタルチェックなどの機器でそのコンセントを使うので、充電できず。モバイルバッテリーは爆発しないものを選ぼう。大変なことになるぞ。
入院手続きが終わって病室に入り、主治医が組んだ2泊3日プランはかなりハードなものだとわかる。
治療計画を立ててくれた看護師さんは「やっぱり手術後は痛いし、4泊5日くらいがいいと思う」とのこと。
ヒエッ……そりゃそうよね……とおののく。
念の為、旦那に退院の日を延ばしてもいいか相談。仕方ないでしょうという返信。すまない。
入院2日目(手術当日)
朝。指定の時間までに手術着に着替えないといけなかったが、ちゃんと起きれず、看護師さんから呼ばれて起きた。反省。
大部屋だとアラーム鳴らせないし、バイブでもうるさいだろうし……短時間のバイブにするしかないのかな。
トイレに行ってから、手術着と着圧ソックスを履く。点滴が始まり、絶食。周りからは朝食のいい匂いがする。
でもネガティブ思考なのでそれどころではない。手術の同意書を書く時、予後が悪いパターンも当然説明される。するともう頭がそっちの思考になってしまう。
もしかしたらこの世と永遠のお別れになるかもしれない。今のうちに、子へ特別な言葉を遺すべきか?ちゃんと笑顔で別れたっけ?(『キッチン/よしもとばなな』の影響)
しかし死は日常に転がっていて、こういう風に区切りがあってバイバイできただけマシなのかもしれない。などと延々と考える。
旦那から「はな(私)は自分から悪い情報ばかり取りに行くタイプなので気をつけて」と至極真っ当な助言をされたことを思い出す。
午後、行ってきます!!と方々に言って出発。大袈裟なんだよな。でもこうしか生きられなくて。
皆さまとてもお優しく、感謝しきりです。
手術準備室的な部屋に入り、担当する看護師さんから挨拶。名前・手術内容を口頭で確認しあう。ここは非日常的な空間なので、映画を見ているみたいだ。もしくは体験型アドベンチャー。
もう1~2回ドアを通過して手術室へ行き、手術台に寝転がる。ここでメガネを渡す。大きなタオルがかけられ、手術着の前部分を外される。
手術室に入ってきた主治医が手を振っている(お茶目)。
吸入マスクが軽くかぶさって、甘いような匂いがし始める。子どもが入院したとき、麻酔の匂いを選べるって言ってたな。いちごとかバナナとか。
看護師さんたちが周りにスタンバイして、前方を見ている。すごいな、もうまな板の上の鯉だ、と思う。うわーん怖いけどもう後戻りはできない。すべてを任せるしかないお願いします。
そのうちに視界がだんだん回ってきて、天井に視点が合わなくなる。
こんな時に目が回るなんて!?と思ってたら麻酔科の先生が「くらくらしてきましたか?」と言う。あっなんだ麻酔の影響なのね、とほっとして「くらくらしてきました」と答えた。
記憶はここで途絶えている。
これが怖いんだ。シャットダウンされた感覚。
夢は見ていない。死の瞬間と同じだろうと思う。
次に意識を取り戻したのは、自分の名を呼ぶ声。看護師さんや主治医に取り囲まれ、「終わりましたよ」と言われている光景。ここの記憶はあやふや。
意識がはっきりするまでは、自分では何を言ったか記憶にない。泉鏡花の『外科室』だよ怖いよう……
主治医が、「胆石とれたよ!」と言って見せてくれたが、メガネがないのでよく見えなかった。黒い石みたいな感じ。
「旦那さんに見せる?」と言われるも、旦那はここに来てるわけじゃないしな……と思って「見せなくていいです」と答えた。
主治医は不満げ。すみません。意識が朦朧としているので、フォローすることもできず。
次回そんな機会があったら、ちゃんと持って帰るって言おう。
声がかすれていて、ほとんど出ない。
ここで記憶がまた飛ぶ。次は病室に戻ってきている。
お腹と腰がとにかく痛くて、気持ち悪くて、不安で、喉も痛い。
全身麻酔の際は気管にチューブを入れるので、喉が嗄れることがあるらしい。お腹に力が入らないので、声が嗄れていると全然聞き取ってもらえない。
ああ、こんなに手術ってつらいものだったよなと思う。
ここで思い出すのは、2人目を出産する方が、分娩台へ乗った瞬間に耐え難い陣痛を思い出すという話。
痛みの記憶を脳内で再現するのは難しいように思う。覚えているのは、痛かったということだけ。
看護師さんは、検温や血圧・点滴の確認など、色々とやってくれる。痰がからまっているような感覚で、うがいもできない。
お腹には4箇所テープが貼られていて、おへそがいちばん大きい。
朦朧として過ごす。同室の患者さんも今日手術だったようで戻ってくる。
私は生理が始まりつつあるためか導尿が出来なかったらしく、エコノミー症候群防止の機械もつかなかった。なので、トイレには行かなくちゃいけない。
朦朧としたまま、術後3時間経過。
看護師さんに見てもらいつつ、立ち上がって良いことになる。
ベッドの背の部分をウィーンと上げて座り、少し水を飲み、スリッパに足を通す。それからゆっくり立ち上がったつもりだが、急にくらっとして、吐き気がこみあがってきた。
看護師さんが、サッと嘔吐用の容器を出してくれる。何回かえづいたけれど、出るのは唾のみ。オエッとするたびにお腹が痛む。
看護師さんはやさしく背中をさすってくれる。申し訳ない。
立つのは一旦お休みにして、また寝る。痛み止めの点滴をしているためか、お腹よりも腰がとにかく重い。全ての物事が無理だと思えてくる。
次に起きたとき、看護師さんがスマホを手渡ししてくれた。電池残量は10%くらいで、とりあえず旦那に手術が終わったことだけ伝える。旦那には主治医から手術終了の連絡が来ていたとのこと。
手術した日は、炎症などの確認のため頻繁に検温と血圧測定がある。バイタルチェックと酸素マスクもかぶさっていた気がする。
そして、補水と痛み止めの点滴。動きたいけど満足に動けないし、痛いし、身体は重いしぐったり。
深夜、手足にピリピリと痺れがきて、ナースコール。息苦しさはなく、胸の音もバイタルも大丈夫。息苦しさがあるとエコノミー症候群でやばいのは知っているので、ヒヤヒヤする。
他に気になる点は無いので様子見になるも、痺れはますますひどくなって、ピリピリよりもビリビリ。指が硬直し始める。これが私の指か?というほど、変な位置にピーンと伸びてしまっていた。
トイレにも行きたくなったので、看護師さんに支えられながら行く。
「もしかしたら脱水かもしれないね」とのことで、水を飲む。
私は眠剤を常用している。手術当日の夜も眠剤を飲んでいいと、事前に主治医からOKをもらっていた。でも、全身麻酔をした後にある種の睡眠薬を飲むと、せん妄が起こる可能性が増すそうだ。
せん妄が出たらこわいなーと思っていたけれど、看護師さんも「先生からOK出てるし、飲んでいいよ」と言うので飲んだ。今回は、せん妄は起こらなかった。多分。
前回は謎の大声が聞こえてたのよね。ものすごく近くから。
眠剤がきいて、2時間くらいは眠れた。
どこかの病室で、おじいさんが叫んでいる。看護師さんが対応しているのも聞こえる。(これは翌日以降も続いたので、せん妄ではなかった)
看護の仕事は慈愛と知識だけじゃなく、チームワークも重要なのだろうと思う。何日も入院していると、看護師さんの個性もなんとなく見えてくる。
昼と夜で担当看護師さんが交代するので、毎日の申し送りも大変だろう。限られた時間と人員で、患者に寄り添わないといけない。
さらに職場内の人間関係も回すなんて……何もかも全てが、私には絶対にできない仕事だ。
私は入院するのは人生で2回目なのだけど、看護師さんたちには感謝と尊敬の念しかない。そして、ご飯を作る方や掃除する方、事務の方、病院を支えているすべての方々に感謝している。
お仕事なのは分かっているけれど、すごいことですよ……。
入院3日目
手術の翌日。起きたら、手足の痺れはなくなっていた。良かった。やはり脱水だったのかもしれない。
手術成功した直後に急変のパターンも考えたので。あくまでもネガティブ。
腹腔鏡下手術は、腹部に何ヶ所か穴を開けるだけなので、開腹手術よりも患者の負担が少ない。その代わりに執刀医の技術が求められ、先生は大変とのこと。
で、腹腔鏡だと早く日常生活に戻れると聞くけれど、無理無理~!無理です!ごめんなさい!今日退院は無理!と言ってしまった。
だって無理だもん……看護師さんに「えっ(笑)」と言われたけど、4泊5日でもいいって入院したとき言われたもん……
昨夜吐いたため、食事は昼から。お腹は空いているのだけど、全然量が入らない。ちょっと食べただけで猛烈な疲労感に襲われ、傾けたベッドへ身体を預ける。
こりゃ、なんかするの無理だわ。Twitterくらいしか見る元気がない。もしくはテレビだけど、わざわざ見たいものはないし、うっかり笑ってしまうと傷に響く。
先生が回診にきて、傷口をサッと見てくれる。
「胆嚢に炎症が起きてたから、やっぱりお腹が痛かったのは胆石のせいだったね」とのこと。
退院日を5日目にしてもらえたので良かった。
この病院はけっこう何度か行っているのだけど、たいてい外科の先生は明るい。患者に安心してもらいやすい性格に寄っていくのだろうか。
夕方になると少しずつ痛みや不安感も軽くなってきて、(痛み止めの薬は飲んでいる)持ってきた本を読み進めた。
そしてここらへんで生理が本格的に始まったのでヒェッとなる。
私は過多月経で、めちゃくちゃに出まくるので、ショーツタイプの生理用品が欠かせない。早めに始まるかもと、ありったけ持ってきておいて良かった。病棟にもおむつはあるけれど、やっぱり使い慣れている方が良い。
微熱とか動くと痛いとか重いとか疲れやすいとか色々あるけれど、今のところの経過は大丈夫そう。
入院4日目
肩こりみたいな痛みが出てくる。腹腔鏡手術で使ったガスが出ていく感触らしい。ふしぎ。あと、やたらにお腹が張る。ポコポコ言っている。
今日明日は先生がいないので(だから早く退院させたかったのだろうか)、看護師さんにシャワーを浴びていいか聞いてみると大丈夫とのこと。
売店でシャンプー類のトラベルセットを買って、「これが洗面具ってやつなのか!!」と唐突な気づきを得る。ボディソープって洗面具に加わるの?
生理中のシャワーには気を使うけれど、それを乗り越えてすっきりさっぱりしました。自分の体からいい匂いがするの、精神安定的にも良い感じする。
ひとつの動作を終えるのに、10倍くらいの時間がかかる。ササッとはできない。背を伸ばすとお腹が痛むので、自然と前屈みになる。
更に、半纏みたいな上着を持ってきたので、よたよたと歩く姿は完全におばあちゃん。
もう不惑ともなると、20~30代とは別のくくりになってきたなと感じる。
そう……それは中年。若者のフリはもうできない。
難しいなー。この年齢、服装とか思想とか、どうすればいいんだろう。貫くのか変えるのか。そうそう人は変われないけど。
結局、すべての年齢を迷いながら悩みながら、慣れないまま通り過ぎていくんだろうとも考える。
入院5日目(退院)
少しずつ痛みの度合いが軽くなってきているので、荷物をまとめてゴロゴロしている。ほんとすぐに疲れてしまう。
「身体の中をあちこちいじってるから、体力はかなり落ちるし、激しい運動は4週間くらい避けるように」など、退院後について言われる。ここですぐメモを取っておかないと忘れる。そして忘れた。
入院費の精算ができたという知らせを受けて、旦那に迎えを頼んで病室を後にする。
そして精算窓口で支払い。マイナンバーカードを保険証として使うと、高額療養費の手続きがボタン1つでできるのでめちゃくちゃ便利。
※DV等被害者の方は、マイナンバーカードを健康保険証として利用すると、加害者に情報を閲覧される可能性があります。
詳しくは自治体や保険組合へ確認ください。
以前は緊急手術&入院で限度額認定証が間に合わず、けっこうな額をカードで支払ったことを思い出した。あとで戻ってくるとはいえ、やはりヒヤヒヤするので。
旦那と子が来てくれて、帰宅。
子にはめちゃくちゃ心配をかけたなと思う。
入院する前、「友達のおじいちゃんがね、手術失敗して死んじゃったんだって……」とうつむきながら言ってきた横顔が忘れられない。
その病院が本当に悪かったのかは私には分からないし、私の手術は失敗しないよー!とも言えないし。「それはかわいそうだったね」と言うしかなかった。
というわけで、無事に日常生活へ戻ってきました。
術後1週間経過
お腹の傷は「痛い」から「痛痒い」に変化。治りかけという感じ。くしゃみをする時などは、不意にズキっと痛む。
傷には、ガーゼと防水テープが貼られたまま。看護師さんからは「自分で取っていいよ」と言われている。まわりの皮膚がかゆくなってきたのもあり、シャワーの前に剥がすことにした。ぺりぺり。
おへそが一番大きな傷で、ガーゼがくっついてしまっていたけど、シャワーでふやかしながらゆっくり外すと取れた。ヒェーすごいな。おへその上に3箇所、オリオン座のベルトみたいな傷だぜ。
おへそは黒ずんでいるものの、他の傷は「・」もしくは「-」みたいな感じできちんと閉じられている。布に穴をあけて縫い直した感じ。医療技術すごい。
しかし、いまだにお腹が張っていて、空腹かどうか分からない。あとはゲップが出にくいので、それも苦しい。たまにオエッとする。
とりあえずご飯の時間になったら食べている。冷凍食品さまさま。
激しい運動はまだできないので、部屋の隅から隅までを往復して歩く。どこまで行っても同じ景色で目が回る。今日は20分歩けた。
業務の稼働率は、平時を100%とするなら、今は50%。長らくパソコンと向き合っていると、目が疲れて頭痛がしてくる。
術後2週間経過
傷の痛みは、「常に」から「ときどき」へと減った。
大きな声を出したり笑ったりすると響くけれど、我慢できる程度。
お風呂に入ってあったまると、傷がじわじわと痛むことがある。おお、これが「古傷が痛む」ってやつか……!古くはないか!
体力は順調に落ちている。また体重も減ってしまって、20年前の最低ラインに届きそう。なんだ別の病気か?という気持ち。
体力が元から無いのは確かなので、これから育てていきたい。
ほぼ外に出ていないので、夢で出てきた人に自分の状況を説明していた。
夢は自分の意識が見せたものだから、私は自分自身に説明しているってことになる。だとしても気持ちが落ち着くので、おそろしいものですね。
サッとした動きができるようになってきたのは嬉しい。スタバにも行けた。
胆嚢がない生活はどうなのか
胆嚢摘出後は、胆嚢内に新しく胆石ができることはありません。だって胆嚢がないから。やったね!
とはいえ、肝臓でつくられた胆汁は、胆嚢に貯められることなく直接十二指腸へ流れるため、脂質の高い食べ物だと消化が間に合わないことがあるらしい。
私はもともとお腹を壊しやすかったのですが、やっぱり術後も脂っこい食事は消化が間に合ってない感じがします。
ただ、これは胆嚢摘出後、数ヶ月~1年程度でおさまることもあるとか。
また、あるはずのない胆嚢が痛むという、怪談みたいな話があります。
これはそう珍しいものでもなく、胆嚢摘出後症候群といって、5~40%の人に生ずる可能性があるとのこと。
でも確かになんか、たまに痛い気がするのよね。ふしぎ。
この経験から学んだこと
胆石症に関しては、胆嚢を摘出したらそこで治療終了となります。私も、食事制限などは特に言われませんでした。(これは術後の経過にもよると思います)
とはいえ、しばらくはお腹がゆるくなりやすかったり、胆管のほうに結石ができる場合もあったりするらしいので、人によっては脂質に気をつけた方が良さそうです。
臓器を1つとるのって、色々な影響があるんだなあ。
というわけで、これまで通り低脂質を心がけた食生活を続けます。あすけん(食事管理アプリ)さんにおんぶだっこ。
しかし……腹痛や下痢に悩まされる生活はしんどかったので、原因がわかって手術を受けられたのは良かったです。
それにもともと、私は天ぷらやカルボナーラなどの高脂質な食べ物が大好きだったので、今まで好き勝手に食べてきた報いかな……。という気持ちもあります。
そして運動も忘れずに。
私に胆石ができたのは、精神を病んで1年間ほぼ動けなかったのも関係していると思うので。
健康第一ですね。がんばりましょう。
医療の発達と、それを支えている方々へ、心からの感謝を述べさせていただきます。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
みなさまが心身ともに健康でありますように。
Photo by PhotoAC
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