【この言葉と生きていきたい2】 "「すべて」「ここに」集めてください"

"「すべて」「ここに」集めてください"

これは近藤 麻理恵さんの「マンガで読む人生がときめく片づけの魔法」という本で、登場人物である著者自身が言ったセリフです。
かなり有名な本なので、耳にしたこと、目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。(また改めて読書録は書く予定です)

このセリフが書かれている章の要旨は以下のようなものでした。

・場所別ではなく、モノ別に片付けることが大切

・片付けられないのはモノが多いから → モノが多いのに増え続けるのはモノの量が把握できていないから → モノの量が把握できていないのは、収納場所が分散しているから → 収納場所が分散しているまま場所別の片付けをしていると・・・片付けが永遠に終わらない!!

・1回に、1種類のモノを、1箇所に集めて、残す/捨てるを判断する!

私の部屋は他の人から結構「モノが少ない」と言われることが多く、まだ整理されている方かなと思っていたのですが、一度モノ別に1ヶ所に集めてみるとまだまだ見えていなかったモノの多さにびっくりしたことがあります。(私の場合は、特に「本」が多かったので、ときめきを感じない本については売却しました)

このセリフは部屋の片付けに関するものですが、IT業界で働いていると、「情報」の片付けでも、同じようなことが言えるなぁと日々感じます。

情報の収納場所が分散していると、情報を探す時に、必要な情報の収納場所をまず探さなくてはならず、時間がかかります。
また、情報を発信する時は、必要な情報をどのように周知しどこに収納するべきか、というところに毎回悩んでしまいます。

特に、ウォーターフォールで開発する場合、最初の方からしっかり情報集約のやり方を考えて実施しておかないと、長い開発期間の中で情報の収納場所が分散してしまい、保守のフェーズに入った後に情報を探すのがものすごく大変になります。
(情報の場所がバラバラでぐちゃぐちゃのシステムを引き継いだ時は、相当苦しみます・・・)

業務の方ではセキュリティの問題等もあるため、「すべて」「ここに」集めるのは難しいかもしれませんが、基本的な考え方として大切なこのセリフを忘れずに、仕事も趣味もやっていけたらいいなと思います。

本のリンク(Kindle版)は↓からどうぞ!

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